40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

下町ロケットと腕時計

2016-02-21 10:47:34 | 日記
いろんなサイトで腕時計を眺めながら実際、どんな人にどんな時計が合うのか妄想してたら面白かったので書いてみますね。

下町ロケット(TVドラマ版)
・帝国重工
 杉良太郎
  天下の帝国重工社長ならグランドセイコー、マスターショップモデルのクォーツしかないでしょう。「セイコーの最高技術といえばクォーツ。クォーツならセイコーと呼ばれたように、わが社もいつか「ロケットなら帝国」と言われたい。なんて・・・

 吉川晃司
  部長の彼もグランドセイコー。でも技術畑一筋な彼ならスプリングドライブか?「クォーツが最高技術!」とか能弁な社長を見ながら密かに『セイコーのトップ技術はスプリングドライブですよ』とほほ笑んでそう。絶対に口に出さないけど(笑)

 新井浩文
  野心のある彼ならカシオのオシアナスだな。GPSハイブリッドソーラー多針の最先端技術を我が腕に。しかしセイコーやシチズンではない。「組織に従いながらもそれを食い破って見せますよ」的なエネルギーをこの一本に込めそう。

 木下ほうか
  機を見るに敏で技術より社内の地位が大事そうな彼は仕事への情熱より自分をアピールする方を重視しそうだ。オメガのスピードマスターなんかで「これは宇宙に行った時計で(中略)ロケット開発に力を入れるわが社の一員としてこれくらいのものは身につけていたい」とかなんとか蘊蓄&自分のセンスの良さ&威張りをさりげなくちりばめてそう。

・佃製作所
 阿部 寛
  技術者でありながら経営者の彼なら高級スイス製機械式は違う気がするな。どちらかというと金属ベルトの安価なデジタル時計か。「時計なんか、時間がわかりゃいいんだよ!」とか喚きながら金策に走ってそうだ。

 安田 顕
  大手を辞めてまでやりたい技術開発にのめりこむ彼ならソーラー電波時計!「時間を正確に知るには現時点でこれが最高。これを選ばないなんて技術に対して失礼じゃないか」とかなんとか。でも研究室に閉じこもりきりで電波を拾えず、時刻が狂ったりして。「どうなってるんだ!年差±0秒なんじゃないのか!」って逆切れしたりして。(ちょっとめんどくさそう)

 立川談春
  経理担当の彼ならザ・シチズンの自動巻き。「クォーツは何年かに一度電池交換しないとだめじゃないですか。自動巻きならコストがかからない。確かに高いけど一生ものだし。」でも月曜には止まってる(笑)「この忙しい時になんだかなー」なんてぼやきながら朝食時に時刻を合わせてそうだ。

 中本 賢
  実直な営業マンの彼ならどこかのデパートか知り合いの時計店で勧められるがまま買ったアナログクォーツかも。値段が高いけどブランド名は知らない、みたいな。「お店の人が勧めてくれるし、この値段なんだからきっと良いもんなんだよ。」と満足してそう。

 土屋太鳳
  彼女そもそも時計しますかねぇ。「腕時計?腕がうっとおしい。スマホでダメなの?」な感じだ。するならカシオのベビーG白色なんかいいと思うけど。

・サヤマ製作所
 小泉孝太郎
  NASA出身の彼はロレックスだな。「日本じゃ成金時計なんて蔑む人もあるが、ロレックスの何を知ってるんだ。そもそもひげゼンマイの材質から国産品とは違い(中略)日本人は世界を本当に知らない。いや知ろうとしていないんだ!」選ぶのはエクスプローラーⅡ。さすがです。

・株式会社サクラダ
 石倉三郎
  記念に奥さんからもらった国産の時計(この際ムーブメントは何でもよい)を大事に使ってそうだ。「古いけどまだ動くから、これでいいよ。」とことん使い倒しそうです。

・アジア医科大
 世良公則
  権力・金・名誉すべてを我が手に!なセンセイには18金ロレックスオイスターパーペチュアルデイデイト。分かりやすい!高級クラブでもモテモテですな。

・その他
 池畑慎之助
  法廷にアスコットタイで現れる特権階級意識バリバリの彼は嵌める時計も貴族的なパテックフィリップでキマリ。皮肉な笑みとともに「あなたとは違うんです」感をさらに強調してほしい。

 真矢ミキ
  妻として、研究者として、一女性として阿部寛と対等な彼女はきっと仕事でも一目置かれてるはず。そんな独立した彼女にはIWCがふさわしい。創業以来の顧客名簿が残されているこの企業と同じくらいきちんとしてそうだ。うーん美しくて手強そう。

 恵 俊彰
  特許に関する訴訟問題に詳しい彼の時計はスマートウォッチかもしれない。忙しく働く彼に時刻だけでなく、天気やメール、電話着信なども知らせてくれるスマートウォッチは頼れる相棒になるかも。彼なら最先端技術も楽々使いこなしてそうだ。

グランドセイコーとザ・シチズン

2016-02-20 21:13:42 | 日記
上のムスメの大学受験も終盤戦になってきました。どうやら私立女子大へ進学しそうで、学費の大きさに今から恐れおののいているちょうです。欲しいものが買えないよぉ。

 さて、「欲しいもの」ってことで今ちょっと気になってるのが腕時計。実はムスメはきちんとした時計を持ってません。なんせ「スマホネイティブ」だから腕時計をはめてそれで時間を知る、という習慣がそもそもないんです。受験では時間は命。いちいちバッグからスマホを取り出してたんでは遅れを取る。で、ワタシの腕時計コレクションの中からハミルトン”カーキ”をチョイスして持たせましたよ。この手巻き腕時計、自出が軍用だけあって時刻を読み取ること「のみ」頭抜けて優れてる。アラビア数字のインデックスに白い三針は至ってシンプル。クラッシックな計器盤みたいで古臭いが、間違えるのを苦労するほど分かりやすい。手巻きがめんどい、時刻が1日で30秒は狂う、日付が分からない、など欠点は多いが、「試験時間の残りを知る」のが切実な受験生には時刻読み取りの実用性の方が大事。その他のことは・・・まぁ、いいか。やはり時計は時刻が正確に分かることが一番大事だと改めて実感したんですねぇ。

 そこで今、実用性ということでどんな時計があるのか、とネットを見ると、やはりメイドインジャパンだな。その中でもグランドセイコーとザ・シチズンが別格らしい。どちらもスイス製より精度で負けていないのにはるかに安価。さすがですなぁ。

 グランドセイコーは控えめで「わかる人だけわかればいい」っぽいのが渋いですな。とくにクォーツモデルは世界を席巻した革新技術であるにもかかわらず、あまりに当たり前すぎて今つけてると「大人がいまさらクォーツ?」みたいな空気が時計好きにはあるよう(初めての自動車がカローラぁ?!ってダダこねる息子みたいな感覚?)でさらに渋い。大手企業でそれなりの地位の人が高級クラブか料亭で得意先や目上の人の盃が空いてないか控えめに気にしてるイメージ。この時計を見ると”分相応”とか”努力は人を裏切らない”とか”見てる人は見ている”とか与えられた領分で一生懸命努力してそれなりの幸せを実現するっていう伝統的な日本の文化、価値観が感じられてきます。クォーツという武器を徹底的に突き詰め、精度を上げて磨き上げる。一つのことに全員が集中し、世界基準を超えるモノを作る。これは琴線に触れる。プロジェクトXだもの。

 対してシチズンはゴリゴリの理系な感じがする。エコドライブ、チタンケース、デュラテクト・・・クォーツの精度もグランドセイコーが年差10秒のところザ・シチズンは年差5秒。もう、世界初、世界最高の連射砲です。しかしものすごい技術が詰まってるのに外見はただのオヤジ御用達仕様。なんか温泉旅館の大宴会場で浴衣着たオトーさんたちがみんなで飲めや歌えの無礼講ってイメージ。”技術はうそをつかない”とか”世界が認めるものを作っていこう”とか”今度はこの企画でどうでしょう”とか”あの上司は分かってない”とか酒の席なのに上司部下関係なく仕事の話ばかりしてるっていう高度経済成長期の風景が浮かんできました。安くて便利で壊れない。機能第一で飾りなんて必要ない。まぁ、これはこれでアリですねぇ。だってこういう「伝統とか文化とか、そんなものより性能でしょ?」っていうほかに比べて低価格、高性能、高機能という比較可能な数値で打ち負かす戦略が日本を戦後経済大国にしたんですからね。

 ネット見るとなんかグランドセイコーの方がザ・シチズンより支持されてるみたいで、熱心なファンがグランドセイコーを応援していらっしゃいます。両者とも「日本」的価値観を具現化してる製品だと思うんですが、どうやらグランドセイコー的価値観の方が今の時代に合ってるようですね。
 
 浪花節だよ、人生はぁ~♪

もう、ボロボロ

2016-02-14 07:25:59 | PC&ガシェット
四国では春一番が吹いた今日この頃。厳しかった冬ももう終わりですねー。ということは春=花粉症・・・今からおののくちょうです。

 さて、以前のブログでもhuawei TalkBandB1のベルトがダメになった、と報告させてもらったんですが、今回どんだけボロボロか写真を載せてみましたよ。
 このTalkBandB1はベルトの先端が給電USB端子となっている仕様。給電コードがかさばらず、なかなかグッドなアイデア。ではあるのですが、それも品質が良ければのはなし。見ての通り皮膜の品質がダメだから何度も折り返してるうちにボロボロと剥がれて中身の配線が見えるじゃん。「ベルトの穴を避けて二股に配線されてるんだー」などと感心してる場合じゃない。汗で湿った場合、漏電で感電じゃないか。全く命に関わる(?)じゃん。

 裂け目はこの一カ所のみならずベルトの本体寄りにももう一カ所。ここもパックリですがな。どーなんとんのか、huawei!ベルトが交換できないから、このまま使わないとあかんやんけ。まだ本体は充分使えるので、ひとまずセロテープぐるぐる巻きにして、絶縁対策しましたが、21世紀の現代日本で”壊れた部分をセロテープで補修”しながら使う製品なんてありえんでしょ?!「三丁目の夕日」じゃあるまいし。

 こういうところの品質向上をまじめにやってかないと今後も日本でシェアを伸ばすのは難しいんじゃないかなぁ。

TDK Trek Micro A12買っちゃった~♪

2016-02-03 18:01:25 | PC&ガシェット
ちょっと前の話題になるんですが、赤穂にあったジョーシンアウトレット店が閉店しました。赤穂駅の東、エディオンやヤマダの北、赤穂ジャスコのそばにどーんと店舗を構えていて、ワタシも行きやすいのでちょくちょくおじゃましてました・・・やはり大型量販店はそうそう並び立ちませんわな。あの一角にエディオンもジャスコもヤマダもあって、最後発がジョーシン。アウトレットだし、なかなか手に入らないニッチな製品も置いてあったし、結構シブかったんですが、いかんせんモノが飛ぶように売れる時代ではもうありません。

 で、閉店セールに行ってきた際にワゴンに山積みになってた特価品の中にこのbluetoothスピーカーがあったんですなー。BOSEのSoundLinkMini以来そのお手軽さの虜になったbluetoothスピーカー。あちこちへのお出かけのお供に欠かせないアイテムとなっております。しかしお風呂タイムにも音楽が欲しいワタシにとってSoundLinkMiniは防水がないことが唯一の不満でした。

 しかし!このTrek Micro A12はIP64相当の防塵・防滴仕様!モチロンお風呂での飛沫程度なら余裕っス!さらにかなり小型で携帯性バツグン!最大約6時間の連続使用とスタミナも充分!もー買った日から浴室に持ち込みですぜ。小さい割になかなかパンチのある音で、元気があってよろしい。

 ポップな洋楽系はぴったりですな。浴室の反響もあって、なかなかライブな空間になります。クラッシックはイマイチか。妙な味付けが施されてて金管の音が耳に付く。弦楽器の低音もかなりドーピング気味で、うーん、なんか”コレジャナイ”感があります・・・
 
 でもゆったりと湯につかりながらカラヤン&フルトヴェングラーでベートーベン、グールドでバッハを聞けるってのは、やっぱり今までにない体験でとっても新鮮だなー。

 ワタシがこのスピーカーで満足できなくなったとき、充実したお風呂タイムを求めるべく、大枚つぎ込みそうで、ちょっと怖い・・・