40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

コリメート撮影

2013-12-07 15:24:57 | 天文
職場に星の写真を撮るのに嵌った方が現れました。近頃のデジイチはISOが3200~6400とかアホみたいな感度になってますよね。今までだったら赤道儀にカメラをくくりつけて追っかけながら長時間露光しなければならなかったのが、1/60とかのシャッタースピードでも何とかなるようになりまして。三脚に固定して写しても星が流れないので天体写真の敷居が低くなった気がします。その方も300mmくらいの望遠レンズで手軽に月やオリオンを撮影されています。

 ただのカメラレンズで撮っていると次第に天体望遠鏡にカメラを取り付けて映したくなるのは人の性というもの。しかし直焦点撮影では800mmくらいの望遠レンズ並みの大きさでしか写らないから、どうしても「コリメート撮影」ということになりますよね。

 しかしそれを実現するために必要なカメラアダプタがメチャ高い。ただの黒い筒にもかかわらず9000円とかする。

 でも捨てる神あれば拾う神あり。同じ職場の女性の家にあった天体望遠鏡を粗大ゴミとして捨てるにあたり、興味のある人はどうぞ。ときた。その望遠鏡にカメラアダプタが付いてたんですねぇ。

 さっそくワタシと天体写真初心者の方が粗大ゴミ望遠鏡を使ってコリメート写真撮影を実行!カメラの取り付けは至って簡単なんですが、そこは粗大ゴミ、鏡も接眼レンズもカビとほこりまみれ。月の撮影ですら、うっすら靄がかったなんともずさんな仕上がりになってしまって・・・そして天体望遠鏡の元所有者が鏡筒を力任せに動かしまくったのか、取り付け部分がガタガタ。撮影のたびにクイックリターンミラーの稼働ショックでプルプル震えてる。従って仕上がり写真もプルプル。靄がかってプルプルな天体写真はしかと判別が効かないほどボケボケ。よーするに無理だったわけです。職場の方も「この望遠鏡で撮影するぞー」だったのが、「これなら新しいの買うほうがいいや」になってしまって・・・

 作品例をみるとみんなお上手なんですが、さぞよい機械なんだろうなーと納得しあったのでした。

アイソン彗星消滅しちゃったよ・・・

2013-11-30 08:04:39 | 天文
久しぶりの天体ショーだった、アイソン彗星の出現!いよいよ12月に入り、肉眼でも確認できるか?という状態に朝の弱いワあはりタシでも「早起きしようかな」と思わせていた矢先・・・太陽に接近しすぎて崩壊だなんて・・・

 もぉーなんてこったい。

ウチの職場の人の中にも天体に興味が出てきた方がいて、近頃空気が澄んできたのとともにカメラ担いであちこち撮影へ出かけられています。この彗星にもかなり期待してたようで。ニュースが発表されてからブツクサブツクサおっしゃってますな。

 こういう彗星が現れると、また機材を調整して、撮影したくなってきますねー。これからが綺麗な夜空になるシーズンだしなー。

皆既月食

2011-12-14 07:53:27 | 天文
先週の土曜日は皆既月食でしたね-。

 ワタシもカメラ出して撮影しましたよ。この日は晴れ渡って絶好の観測日和。月食前の月は煌々と輝いて他の星が見えないくらいでした。

 しかし11時過ぎた頃からしだいに周囲が暗くなっていく!で、この写真を撮影した頃には新月に近い雰囲気でカメラを操作しようとしても手元が見えない!勘と度胸でバシバシ撮影したうちのできが良いのがこれ。

 我ながら上手く撮れたと思ってるんですが、他のサイトを見るとため息が出そうなくらい美しい写真がアップされてて少々落ち込み気味。やはりフツーのカメラに望遠レンズでは限界があるよねぇ。こういったアップの写真ではなく、冬のまばゆい星々の中に浮かぶ「梅干し」のような月を入れた星景写真の方がフツーのカメラの場合は良かったかもしれませんね。

ふたご座流星群

2010-12-15 07:45:42 | 天文
昨日12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日であり、ふたご座流星群が極大を迎えた日でもありました。ということで久しぶりに流れ星を見るべく9時半ごろ庭先へ。

 ちょうど東の山にオリオンとともにふたご座が天空へと駆け上がる頃。最盛期は午後8時ごろとちょっと見る時間は遅れましたが、それでも約5分に一回の割合で星が流れていくのを確認できました。

 しかしいつ流れるのかわからないので、ずーっと上を向いていないのはつらい。しかもどこに出現するかもわからないから瞬きだってそうそうしていられない。ヨメと二人、寒空の中をう~ん、なんて唸りながら流れるのをひたすら待ちます。

 しかし、何個か見られましたが、それ以上見続けることができずに約20分で観察終了。今年最後の天体イベントは終わったのでした・・・

 でも、ヨメと仲良くできますようにって星に願をかけられたからよしとしよう(^^)

部分日食を見た!

2009-07-22 16:08:41 | 天文
今年最大の天体ショー、皆既日食が国内で見られた今日。ワタシの住む西播磨地域は約80%まで太陽が欠ける部分日食が見られました。晴れるかどうかやきもきしたんですが、雲が案外出ていたもののなんとか日食を見ることが出来ましたよ。

 で新しいケータイで撮影したのが今回の写真。左は遮光グラスなしで直接撮影した太陽です。雲がかかってて輪郭がボケてますが、形がいびつなのは分かりました!
右側は遮光グラス越しに撮った太陽。精一杯ズームしたけどモノスゴくちっこくしか写りません。なんとか形がいびつなのだけは伝わるかなぁ?目で覗いたときはちゃんと三日月形にキレイに欠けてたんだけどなー。

 しかし今回は仕事できっちり観測できなかったのが残念。準備してキレイな写真を撮りたかったなー。

 さて、今度の日食はいつだ?

窓からの木星

2008-06-24 10:39:16 | 天文
たっぷり雨が降った後のお天気は空のチリが洗い流されたためか、とってもキレイでした。そこで22時頃に東の空に現れ始めた木星を撮影してみようかと。
  
  AV  3.5             ちょっと夜になって薄雲がかかって
  TV  13秒            イマイチピリリと引締まってない。
  F   44.8mm           救急車が通ったのでその光を画面に
  ISO  800             入れてみたんですが・・・・エライ
  AWB                ハレーションが写り込んでますな。
ミラーアップ&セルフタイマー   銀塩時代のズームだからデジカメで
                   起きる特有の内部反射を完全に押さ
  Canon EOSKissDX          え込めないようです。(ローパスフ
  Tokina ATX-Pro 28-70mm f=2.8   ィルタとかいろいろなフィルタ類で
                   反射が複雑になってるそうな)しか
                   もズームだからピントがイマイチ。
                   広角単焦点が欲しいところです・・
 

赤い月~♪

2008-04-26 13:21:59 | 天文
4月のおぼろ月を撮影しようと思いまして。いつもの万葉の岬で月齢16の月が瀬戸内海を昇ってくるところを撮影したものです。う~ん、綺麗だった~♪これを写したもう少し後の時間のほうがもっと赤かったんですが、一緒にいた娘がぐずりだして粘れませんでしたよ。トホホ・・・その娘は「梅干みたい」と言ってましたがまさに夕闇に浮かんだ輝く梅干でした。

曇りの日には星を眺めて

2008-02-05 09:02:31 | 天文
このところ西播磨地方は曇り続き(というか雪ばかり)こういう日は星を眺めて癒やされねば。
 
 とはいうものの実際の星は見ることができないので、こんな本を見つけてきました。
参照先:http://www.amazon.co.jp/dp/4834006808?tag=tabisurubouen-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4834006808&adid=018TBY5P913BC8R5RG4X&

 赤と青の眼鏡を掛けて立体視するという良くある「飛び出す」系で、対象は小学生でしょうが、実際眺めているとなかなかどうして、”子供だまし”どころか大人も夢中になっちゃうレベルです。

 夜空を眺めてると宇宙は広いと行っても実感できずにドーム型スクリーンに投影されたビジョン的イメージで捉えがちでした。星座だって巨人や怪物のパターン通りに平面的に星が並んでるように思えちゃう。これってTVやディスプレイの二次元視が「常識」すぎて宇宙は立体って意識から抜けているからでしょうか。

 で、この本の星座たちを立体視すると・・・本表面の星座図から星々が浮き上がって、虚空にそれぞれが座を占めます。隣どおしだと思ってた星がものすごく離れてたりして、実際の宇宙は奥行があることが目に見えてきます。小さな星が他の星々からぽつんと離れてひとりぼっちになったのなんかを見ると、星座では脇役なのに一人だけ「オレはここにいるぞ!」って主張してるみたいで急に立派に見えてきたり・・・

 あまり長時間見続けると目がしばしばしてきますが、オススメだと思います。

ホームズ彗星

2007-11-14 20:18:31 | 天文
巷を騒がしている(?)天体現象である「ホームズ彗星」。ハレー彗星のように華麗な尾を引かないのでイマイチ盛り上がりに欠けている気がしますが、7年周期で太陽を回り、今回大増光(アウトバースト)を起こして肉眼でも見える明るさになったというおもしろい星なんですよね。

 で、今回ワタシも写真撮ってみましたよ。10月下旬の頃の明るさは流石にないものの、拡散が進んで恒星とは全く違う姿を見せています。画面左の薄ぼんやりした固まりが分かるでしょうか?画面上の明るい星はペルセウス座のアルゲニブ。もうしばらくこのようなランデブーが見られるようです。

  撮影データ:Canon KissDX EF70-200 F2.8L+EXTENDER EF1.4X
       f=444mm F=4 Tv=3.2秒 ISO=1600 アンシャープマスク&トリミング