東京に行ってきた ３

さてさて、東京観光報告も３回め。しかも２日目昼飯の二郎の続きです。今回はこのツアー唯一の紅一点、うら若き乙女が食べたラーメンだ！

　彼女、野菜がダメで、”増し増し”が当たり前の二郎で「野菜全部抜き」をスペシャル注文する奥義を発動。この攻撃には店の人も「何いってんのこの人？」だったようで２回注文内容を確認してた・・・新宿というあらゆる人が往来する激戦区で、日頃からどんな客をもさばいてきた強者を「ハァ？」させる一撃。押忍、ラーメンってなんでもありでいいんですね。奥が深いっス。

　しかし、麺とチャーシューとスープのみという組み合わせはとてもシンプルなので、本来の味がはっきり分かるようで、食しているうちに「味がない」と。でも前回も書き込んだみたいに塩はしっかり効いているんです。脂がこってり溶け込んでるからそれで相殺されて塩辛く思えないのかな？やおら彼女、備え付けの醤油をスープの色がちょっと変わるまでかけまわし、さらにコショウを表面すべてが覆われるまでふりかけ続けます。ゴホッ、こっちまで咳き込みそうだ。そうやって啜ると「味がある」そうです。すげぇな。

　前回ラーメンツアーに出かけた時にも一緒だった彼女。たしかその時はここまでやらなかったはず。何が彼女をそうさせたのか？たぶん思っていたうま味が足りなかったんでは？やはりここでも塩気よりうま味という、関西人のDNAが働いたような気がします。味付けって難しいなぁ。