シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

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Le cafe oursblanc 176 おおきに大阪4(完)大野さん個展 FreestyleⅡ

2016年04月26日 | ☆ Le Cafe Oursblanc ☆

   

   初夏を感じさせる日差しに、自宅近くの街路樹根元ではアヤメが咲き出しました

慌ただしいGW用のさっと頂ける食品買い出しで、目に留まった熊本産をまとめ買い。

ミニトマト、熊本赤牛ビーフカレー、熊本工場生産冷凍あんかけまぜそば etc 。

暑さで被災された方達のお疲れが出ません様、くれぐれもお身体ご自愛下さい。

店主の新記事がない日下請け担当白クマです。超長文につき失礼します。

 

地震情報が紙面大半を占めている朝日新聞ですが 、4/21朝刊12版22頁はがき通信には

都内在住65歳男性から大野さん主演ドラマ「世界一難しい恋」の感想が。

「俺様キャラを嫌味も感じさせず、哀愁まで漂わせて演じるとは悔りがたい演技者だ。」

今回の人物像を22日から生誕300周年記念展が開催中の伊藤若冲の絵で例えるなら、

筋目描きの代表作で茶目っ気と哀愁を感じさせるシンプルな紙本墨画「雨龍図」

の様だなと思いました。(個人蔵 別冊太陽若冲百図ではP92ご参照 )

 

投稿者の方が「演技者」と表現される大野さん、個人的にはとてもneutralな方という印象。

それぞれの場で全く違う表情を拝見できるのは、neutral 故に振り幅を自在に調整できるからか。

歌、踊り、演技、art、茶道の所作までも多岐にわたる「表現者」 と認識しています。

貴重なprivate時間を使って作り出された作品の個展「FreestyleⅡ」を、大阪グランフロント

Knowledge  capital (写真pc左tablet上)のB1F EVENT Lab. (pc右tablet下)で拝見。

回毎定員200名中182番、最後に味方してくれたチャンスの神様に本当に感謝しました!

 

整理番号順で待機時前の方の方達はご友人やご家族で楽し気にお話しされているのに、

後ろの方の方達は同じ様な敗者復活の方かお一人の方も多く緊張感がひしひしと

伝わって来ましたが(傍から見たら自分も)、会場に入れば皆さん笑顔。

宮城で拝見した「ちょんまげの子ども」以外は、全て実物を初めて見る作品。

懐中時計で時間を確認しつつ、まずは追加された自画像と向かい合っている

眼鏡のみっちゃんと両脇二匹のパグちゃんの所へ。想像以上の大きさです。

自画像モデル写真は儚げにも見えたのですが、絵からは力強さを感じました。

向かいの絵を、来た方達がどんな風に見ているのか観察している様な気も。

 

1時間の鑑賞時間中最初と最後にもじっくりと拝見しましたが、

いずれの時も拝見している方達の表情は皆柔らかで優しかったです!

パグちゃんの裏にあるメンバー4人による大野さん似顔絵も楽しく、

でも不思議と自分は相葉さんが描かれた絵に惹かれてしまう。

絵以外のフィギュアも、鮮やかな色合いのピエロやグッズにもなった

金色のビリケンさんの様な福々しいものなど微笑ましいものが沢山。

ちなみに、新フィギュアとFSⅡ黒Tが20代前半の甥っ子に大好評!

 

上海の個展で来場者の方達がスタンプで色を押されたタツノオトシゴと、

ちょんまげの子どもの絵の所も人がいない時間がなかった位の盛況ぶり。

宮城では「大野智と子どもたちの未来絵画展」としてガラスの中で光っていた

ちょんまげの子どもの絵は、ちゃぶ台エリアの照明が少し暗くされている中

表裏が直近で見れる事に驚きつつも創作の孤独さという事も拝察できました。

 

NHKBSプレミアムで再放送された2011年4月放送若冲ミラクルワールド第一回で、

「何でこんな色が出せるのか、全部知りたい、何でこの色を使ったのか」と

仰っていた大野さん、著名な若冲研究家の方達との対談も見どころでした。

第二回の東京大学名誉教授辻惟雄氏との対談では、ちょんまげの子どもに

影響を与えたのかなと推測される場面がありました。

 

大野さん「若冲が動植綵絵全30幅の中で伝えたかったメッセージとは?」

辻氏  「言葉では何も言っていないが、相国寺という禅寺に寄進されたもの。

      草木国土悉皆成仏ーそれぞれに皆、仏が宿っている と考えると、

      若冲が一つも逃すまじと思って描いているのが合点がゆく。」

大野さん「だからムラがないんだ。凄い深い。

      10年の間に30幅を描いている間に、いろんなものが見えて来たんでしょうね。」

辻氏   「我々がいくら物を熟視しても見えない様なものが見えて来る事があったんでしょうね。」    

大野さん 「いつもムラがない理由の一つに、全部が仏だ。そこが強かった。」 

 

東日本大震災後の日本とリンクされたと仰っていたちょんまげの子どもの絵には、

若冲からも影響を受けた命に対する深い想いを込められたのかな。

宮城で最初に拝見時、裏面無数の色を重ねた円が細胞核の様と思いました。

九州の方にも見られる機会があれば、本当に良いのにと思います。

福岡の友人には、癒しになればと復活LOVE初回限定盤CDを送付。

昨年3/30のFM横浜大野さんARASHI  DISCOVERYで桜の笛を知ってから

今年も呆れられる位吹きましたが、当初はお名前も出さず。

< http://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/e/2af68a8422bc4ce9d9791b45a4176f03  ご参照>

その自分が、今や友人に臆せず限定盤CDを贈ってしまうのだから面白い。

大阪のホテル近くの公園でも、満開の綺麗な桜が!(写真pc中央左tablet中上)

 

前出の辻氏「我々がいくら物を熟視しても見えない様なものが見えて来る事があったんでしょうね」

から、自分は星の王子さまに出てくる狐が別れの際王子さまに贈った言葉を思い出しました。

「心で見た時だけ本当の事がわかる。大切なものは目に見えないんだよ。」

大阪でパグちゃん達に会えた事も本当に嬉しかったし、Tシャツも愛用中。

レギュラー(写真pc中右tablet中下)でスリムフィットは二宮さん好き母に。

 

 「若冲ミラクルワールド」全4回をコンパクトにした総集編が、

NHK BSプレミアム4/29(金)22:00~23:00で放送。よろしければ是非!

<追記 若冲展鑑賞記は Le cafe oursblanc 177 をご参照下さい。

日中と夜間の寒暖の差で、お風邪などひかれません様に。

充実の1泊2日大阪、これでおおきに大阪は完結です。本当おおきに~!!

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                  ( ご笑覧有難うございます)

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