Le cafe oursblanc99 風の又三郎

 

　12日は霞ヶ浦エンデューロ参加のため臨時休業とさせて頂き、
ご迷惑をおかけいたしました。

今日は台風一過「風の又三郎」の様な日でしたが、朝のご通勤時は大変でしたね。
気仙沼市全域避難勧告や石巻市内の床上、床下浸水のNewsは特に心配で、
10月なのにこれ以上台風が上陸しない事を切実に願っています。

今回は、宮沢賢治の「風の又三郎」について。
基本的にヘソ曲がりで「作者は何を言おうとしているか？」
という類の問題が大嫌いだった自分ですが、宮沢賢治作品は例外。
頭の中にイメージが広がり、後の進路を導いてくれた気も。

まだ地元の市立図書館が図書室だった子供時代、
絵画を思い浮かべられる様な数々の作品を
木製の大きな机で窓からの風を受け読むのがお気に入りでした。

後に購入した偕成社の「よだかの星」(ISBN 4-03-963380-6)は、
お子さんが生まれた親しい方への贈り物にも入れていた愛読書。
中村道雄さんの寄木の絵が圧巻です。
幼い時に読む機会があれば、他者も尊重する心が育ってくれると思います。

そして何度か映画化された「風の又三郎」は1989(平成元)年、
伊藤俊也監督の「風の又三郎ーガラスのマントー」で拝見した
小林悠さん演じる又三郎と草刈正雄さん親子が謎めきとても印象的でした。
映画の中に出てくる歌は今でも歌えます。
作詞宮沢賢治、作曲杉原泰造氏の「風の又三郎」

どっどど どどうど どどうど どどう どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう どっどど どどうど どどうど どどう
(2番部分、ご興味のある方はYouTubeをご参照)

今年第24回宮沢賢治賞を「画本 風の又三郎」で受賞された、
藤城清治さんの影絵原画を所蔵されている
那須高原藤城清治美術館に行ってみたいな～。ケロヨンいるかも！

添付写真は、ツールド東北2014気仙沼フォンドゴール後のＳさんと店主。
この時も雨男の呼び名高い店主参加のためか、
かなり強い降雨がありましたが虹が出ました。
台風一過の被害が出ません様に！！

 

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