フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

トワイライトエクスプレスにおけるビジネスヒントを考える!

2010年02月02日 09時32分38秒 | 
トワイライトエクスプレスは、
下り大阪発札幌行き列車が1,495.7kmを21時間49分かけて、
上り札幌発大阪行き列車が1,508.5kmを22時間47分かけて
運行する、日本一の長距離旅客列車です。

僕が今日乗車するのは、
上り札幌発大阪行きのトワイライトエキスプレス
大阪に向けてほぼ1日をかける列車の旅で、
今日の昼、札幌を出発して明日の昼過ぎ大阪に到着します。



そもそも寝台列車は、スピード化の流れや料金の安さから
飛行機や新幹線、高速バスなどの他の交通機関に
乗客を奪われ廃止する列車が多いのです。

寝台列車を「夜間移動するための乗り物」と捉えれば、
なんでもスピード化・デフレの時代、
寝台列車が時代遅れになるのも無理はありません。

にもかかわらず、トワイライトエクスプレスや
JR東日本が運営するカシオペアが熱烈なファンを持ち、
料金が高いにもかかわらず、
なかなかチケットをとることができないのはなぜか?

理由を三つ簡単に考えてみました。

①「希少性の原則」
 一日一本という運行の少なさで、
なかなかチケットを取りにくいという状況は、
むしろチケットの価値を押し上げています。

②コンセプトの変容
 移動交通機関という概念をすて、
「走るホテル」として徹底した豪華さを追及し、
居住性を高め、忙しい現代人に対し、
ゆとりある非日常の世界を提案しています。

③コアなファン層の獲得
 従来からいた鉄道ファンにも支持される
クオリティの高さを実現し、
熱烈なファン層を獲得し、
口コミの広がりを維持しています。


寝台列車は時代遅れという、
「常識」を覆しヒットさせている
トワイライトエクスプレス。
ビジネスヒントはこんなところにも
隠されているように思います。


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