フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

許認可実務・法令管理の「落とし穴」

2008年07月30日 12時46分22秒 | 行政書士開業に向けて
会社法務A2Z 8月号の特集です。


こういう特集がされていると読みますよねぇ。

一般に市販されている法律雑誌で許認可実務に関する記事は
ものすごく少ないので大変関心を持って読みました。

特集では
申請・届け出漏れ防止のための
関西電力の工夫について触れられていました。

全社的に管理する法務部門のほかに
各現場・部署にもそれぞれ許認可事務を取り扱う
担当者がいるというのは、大会社ならではと感じました。

こんなに手厚く担当者なんておけないっていう
企業様の場合は行政書士にご相談・ご依頼くださいね。
許認可事務はもちろんのこと
紛争になる前の法令管理に関してならば
行政書士も担当できます。
紛争になれば、弁護士の出番です。


「許認可手続きにおける
行政庁への対応と
折衝への留意点」という特集では
行政書士櫻井泰紀氏による解説が掲載されています。

外国人在留資格取得や建設業許可申請など
さまざまな申請の際のトラブル事例に言及されていますが
要するに、
行政庁との対応・折衝で大原則となるのは
「行政庁に対し真実を述べること」
であり、
「隠ぺい」「放置」が問題を
大きくする原因であるということです。

昨今の食品偽装の問題を見るまでもなく
事業活動に重点を置きすぎて
法令を順守せず違法状態の
「隠ぺい」「放置」を続けていると
結果的に会社存続の危機に
見舞われるということでしょうか。

行政庁は真摯に報告や対処を行わない企業に対して
厳格な処分で臨む傾向にあるといいます。


本特集ではそのほかに
「許認可手続きの現状とリスク回避方策」という
テーマで弁護士・税理士・司法書士・社会保険労務士・行政書士
の各士業の先生が集まって座談会を開いており、
興味深く読ませていただきました。

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