フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

何のために働くか? 平成20年版労働経済白書

2008年07月24日 02時57分55秒 | ヒマ話
厚生労働省から7月22日平成20年版労働経済白書
が発表されました。
平成19年度は「医療構造改革の目指すもの」が
平成18年度は「持続可能な社会保障制度と支え合いの循環」が
それぞれテーマでした。
平成20年度は「働く人の意識と雇用管理の動向」が
がテーマです。


「労働経済の推移と特徴」の章では
「雇用、失業の動向」や
「賃金、労働時間の推移」など、
雇用環境全般の分析がなされており、
それなりに興味はそそりますが、

一番の関心は

「働く人の意識と就業行動」の章です。
要するに、人は何のために働いているのか
という分析を多角的に行っています。

そこでは、現状認識として
「仕事について満足感を持つ者の割合は、
長期的に低下傾向」と
分析されています。
働くことに関する意識とその変化

もっとも仕事に対する意欲は
20代から30代は3年前の比べ高まっているものの
50代においてはその意欲が低下しており
世代間での差が浮き彫りになっています。

仕事に対する意欲が低下する原因としては
賃金の低さや評価の納得性があげられています。

経済白書と言えば
数値だけの分析をするのかと思いきや
結構働く人の働きがいに対する言及もみられ、
その主張に共感できる部分もあります。

たとえば、
人々は、仕事から得られる所得をもとに、
生活を成り立たせた上で、
仕事にそれぞれの意味を見出そうとしている。

働くことを通じて達成したいと
考えているものが実現できた時、
人々は、そこに働きがいを感じることが
できるといえるだろう。

という一節です。

もっとも
会社の上司には
上司が言うべきことじゃないけどな、
と前置きしたうえで
会社のためになんて考えて働くな、
まずは自分が守るべき人のために
次に自分自身を守るために
そして一緒に働く同僚を守るために働くことを考えろって
酒の席でいわれちゃいましたね~


自己実現ってちょっと理想主義的で
歯をくいしばって
働いている(働いてきた)人にとっては
現実感がないかもしれません。

それでも、
働くことを通じて達成したいものっていうのは
幾つになっても持ち続けていたいと思います。


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