フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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起業家精神とは

2008年11月08日 01時08分53秒 | ビジネス実用
士業で開業するのは、独立開業で起業するのと
サラリーマンの間のような不確実性があると思いますが、
では、起業家精神とは一体どのような精神をさすのでしょうか?

さまざまな定義があると思われますが、
ドラッガーは、

「起業家は、変化を当然かつ健全なものとする。
彼ら自身は、それらの変化を引き起こさないかもしれない。
しかし、変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。
これが、起業家および起業家精神の定義である。」

と述べています。

確かに、
サラリーマンは変化を嫌いますね。
むしろ今実行している業務を洗練化する方を
好みますね。
もっとも、イノベーションを起こさない企業は
変化の早い時代に取り残されるので、
実際には毎年、毎期、変化にさらされているのが
実情です。

でも、その変化を健全ととらえている
サラリーマンは少ないでしょうね。
むしろ、仕方なくその変化を受け入れているといった方が
あたっているのかもしれません。

「変化」を当然なものとして受け入れているか否かが
起業家とサラリーマンとを隔てる基準だといえそうです。


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起業家に向かない人たち

2008年11月06日 00時46分30秒 | ビジネス実用
ドラッガーには多くの著作があり、
その中には心を打つ言葉がたくさんあります。

その名言集を集めた本の一つが、
「仕事の哲学」
お手軽かもしれませんが、なるほどなあと
大変参考になる言葉がたくさんあります。

その中に、起業家に向かない人たちとは
どんな人であるかを一言で述べた言葉があります。

「確実性を必要とする人は、起業家に向かない。
そのような人は政治家、軍の将校、外国航路の船長など、
いろいろなものに向かない。それらのものすべてに
意思決定が必要である。意思決定の本質は、
不確実性にある。」

サラリーマンは、最も堅実に確実性を追求する人種かも
しれませんね。その対極に起業家がいるのでしょう。
起業には一か八かの不確実性があるのかもしれません。
その不確実性、すなわちリスクを、
意思決定によって背負っていくのが
起業家なのでしょう。

起業家の本質は、「お金に対する飽くなき追求」ではなく
不確実性(リスク)に対する責任を負えるか否かに
あるように思います。

リスクを負担できないなら、
堅実な道を歩んだ方がいいのかもしれません。


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人事には姿勢が現れる

2008年11月05日 00時01分48秒 | ビジネス実用
ドラッガーの「チェンジ・リーダーの条件」には

「人事は、マネジメントがどの程度有能であるかも、
その価値観がいかなるものであるかも、
仕事にどれだけ真剣に取り組んでいるかも
明らかにする。」

という記述があります。

人の配置の仕方を見れば、
その組織が本音の部分で
どのように考えているのかがわかります。
どんな美辞麗句をならべようと
人事がすべてをものがたります。

そして、そのあり様をみて、
組織の人間は、自らの態度と行動を決める
といいます。

「公正な人事のために全力を尽くさないトップマネジメントは、
組織の業績を損なうリスクを冒すだけではない。
組織そのものへの敬意を損なうリスクを冒していることになる。」

公正な人事が、組織の業績のみならず
組織への敬意をも支えるという発想は
ひとえに会社組織だけでなく、
国家や自治体などあらゆる組織に
適用できるものと思います。

こういう価値観というのは
日本人の発想には合致しますよね。

経営学のテキストで
こういう価値観を真正面から堂々と述べている
ところがドラッガーの偉大なところだと思います。


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人事に関する4つの原則

2008年11月02日 16時55分57秒 | ビジネス実用
実は、事業部の来年度の人事配置について
一部関わって計画しています。

仕事には正解はないとよく言われることですが、
仕事を円滑にトラブルなく進めるにはルールは
あると思っています。

人事配置についても、原則やルールはある
のではないかなと思っています。
結構、思いつきであったり、セオリーから
外れたことを平気でしている人を見かけますが。

ドラッガーの著書、「チェンジ・リーダーの条件」という
本に人事に関する4つの原則という記述がありました・

①ある仕事につけた者が成果をあげられなければ
人事を行った自分が間違いである。

②兵士には有能な指揮官を持つ権利がある。
少なくとも、責任感のある者が成果をあげられるようにする
ことは、マネジメントの責任である。

③あらゆる意思決定のうち、人事ほど重要なものはない。

④外部からスカウトしてきた者に
初めから大きな仕事を与えてはならない。


①、②についていえば、
いつも部下をけなしている人がいますが、
結局自分のマネジメントの不出来を別の表現で
言っているいるに過ぎないということなのでしょうね。

④についていうと
ウチでも外部から入ってきた人にいきなり大きな仕事を
任せようとしている事例があたまにうかんできますが、
それはやっぱり避けるべきルール違反なのでしょう。

最後に、
間違った人事配置をしてしまったと気づいたとき
それを、放置しているのは温情ではない、
意地悪である。
という、ドラッガーの言葉は肝に銘じておこうと思います。


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定量分析を習得中

2008年10月29日 01時00分26秒 | ビジネス実用
仕事上、必要があって定量分析の基本的な内容を
少しづつ学習しています。

定量分析というのは、数字を使ってある事柄を表現し、
評価・解釈することをいいます。

たとえば、最低どれだけの売上高を出せば黒字になるか
その売上レベルを算出するような損益分岐点分析は
その典型ですね。

定量分析のスキルを身につければ、意思決定を勘に頼ることなく
客観的に判断できるといわれています。

だから、ビジネスマンやコンサルタントにとっては
必須のスキルとも言われています。

行政書士の仕事に直接に役立つスキルとも
思われませんが、物事を客観的に数字で判断してみるというのは
意外と、どんな職種であっても必要なのではないのかなと
思って前向きに取り組んでいます。
今の仕事では必要ですし。

ところで、
定量分析を解説する基本的なテキストを読んでみると
必ずと言っていいほど、定量分析は万能ではない、
数字を鵜呑みにするべきではない、
という注意書も書かれてあるのです。

人間が行う経済活動において、
数字で表せない事象というのは多くありますし、
数字のみで判断されたらやりきれない部分もあるでしょう。

以前、会議の席で「数字で判断されなければ
公平性が保てない」という趣旨の発言をされた方がいて、
それはそれで、納得いく話ではありましたが、
一方で、数字だけで判断することが、本当の意味で
公平性を保つことになるのだろうかという疑問も
ありました。


なんでもかんでも数字で判断できれば簡単ですが
数字だけでは納得いかないことも多々あります。

そこをどのように評価するかは
評価者の腕の見せどころのような気もします。


数字では表現しにくい事象を分析することを定性分析
というそうですが、定量分析のスキルを磨くのと並行して
定性分析のスキル、たとえばコミュニケーションの力とか
インタビューの力なども磨く必要はありそうです。

あとは、数字を使って一定の結論に誘導しようとする人のトリックに
騙されないたしかな判断力が必要であるように思います。

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鬼軍曹

2008年10月26日 01時16分21秒 | ビジネス実用
今どきの会社では「鬼軍曹」という
役回りはあまりはやらないんですかね。

僕自身も「鬼軍曹」からはほど遠い存在です。

小さなことに目を光らせ、些細なことで部下を
叱り飛ばし、徹底的に鍛え上げ部下を育てる上司・先輩
という存在は、もはや企業社会では死語になりつつ
あるかもしれません。

うちの会社では、直属の上司が、
怒ると怖く少し「鬼」が入っていますが、
それでも、きっちり議論を組み立て、
論理的に部下を納得させようとしますから、
問答無用の「鬼軍曹」の典型とは言い難いですね。

しかし、小さなことにこだわり、
些細なことを徹底することは
実は大変重要なことでもあります。

お客さんが来られる職場に
塵一つ落ちていないように毎日の掃除を心掛ける、
挨拶をきちんと実行する、
整理・整頓を行う
というような基本的なことを徹底して行う組織というのは、
おそらく高い実績を出せる組織であるように思います。


基本的なことにこだわりを持ってできる
意識の高さというものは、
物事をやりぬこうという精神を身につけ、
自らの実績を出すことに執念を持つようになるからです。


「鬼軍曹」がいなくても、
普段から小さいことに気を配り
こだわりと執念を持ってくれればいいですが、
人間というものは弱いもので、
日々小言を言ってくれる人がいないと
「まっいいかっ」となるのが人の性。

「鬼軍曹」どこかにいないですかね~。
僕にはなれそうにもありませんなぁ・・・

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顧客の声を聞け

2008年10月25日 02時36分38秒 | ビジネス実用
うちの会社でもサービスの満足度について
顧客のアンケートを毎年実施しており、
小さな聞取り調査程度のアンケートでも
4か月に一度の割合で実施しています。

それほど顧客の声については、
過敏といっていいぐらい
かなり気にしています。

サービス業である以上、
顧客の声を大切にするのは当然であり、
顧客の思いをサービスに反映できなければ、
厳しい競争に勝てないということは
日頃から身に沁みています。

ただ、この「顧客の声」を
どのようにとらえるのかが
実は想像以上に難しいのです。


たとえば、顧客の「誰の」声を参考にすればいいのか?

同じサービスであっても
Aさんにとっては過剰と感じられ
Bさんにとっては不親切と受け取られることはよくあります。

価格においても、Cさんには高いと感じられても、
Dさんには安いと受け取られることもあるのです。
声の大きなDさんの声に従って、価格を上げたら
多くの顧客が逃げていくということにもなりかねません。


また、
世論調査ではよくあるようですが、
アンケートの設問の設定の仕方で
アンケートに答える人の答え方が変わってくる
ともいいます。


誰の声を、どのタイミングで、どのように聞くかは
簡単なようで実は大変困難な問題を抱えているように
思います。

顧客の声をすべて吸い上げればそれでいいわけではなく、
その中から重要なものを選びとり、焦点の絞られた
改善目標を設定できるようにすることが大切であるように
思います。

顧客の声は大切ですが、
顧客の声の言いなりにならないことは
同様に大切であるように思います。

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意思決定の先送り

2008年10月21日 00時46分42秒 | ビジネス実用
「意思決定は企業文化を体現する」

といわれるそうです。

その都度その都度、原則に従って意思決定をし
行動をし続けることは、判断の軸となる原則を
徹底することになり会社の文化を形作っていくのでしょう。

しかし、この大事な意思決定をしばしば
先送りにして、大きな問題を抱えてしまうことが
あります。意思決定の先送りをすれば、
精神的に楽だという面が大きいようです。


意思決定の先送りは往々にして大きな代償を
払わされることの方が多いように思います。

この意思決定、技術的には定量分析などの手法を利用して
迅速に的確に判断していくことができますが、
心理的には、原則を明確に持つことが肝要とされています。
価値観やビジョン・戦略の根幹となる基本方針を
揺れ動くことなくきちんと固めた上で意思決定を
することが大事です。

会社にせよ、国家にせよ、自治体にせよ、個人にせよ
一体どんな価値観に基づいて意思決定されているのか
わからない判断がなされることのほうが多いですが、
大げさなことを言えば、意思決定はその人・その機関の
判断権者の「生き方」にかかわってくるように思います。


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率先垂範

2008年10月20日 11時00分20秒 | ビジネス実用
先に紹介した、「自問力のリーダーシップ」には
共感する言葉がたくさんありました。

そのひとつに、

  「率先垂範」

リーダーは、
皆が易きに流れて避けがちな仕事や困難な仕事ほど、
自ら先陣を切って行うことが必要と述べています。

よく言われることですが、
あまり実行されていない言葉でもあります。

管理者となれば、いかに人を使うかに腐心して
自ら率先してことをなす人がいかに少ないか。

フォロワーはリーダーの動きを想像以上にみているのに
その意識が少ないです。率先垂範しなければ、どうして
フォロワーが困難な仕事に取り組むといえるのだろうか。
リーダーが適当なことをしていれば、
フォロワーも適当なことをするように思います。

付け加えて、
「自分の行動が組織文化を醸成するという視点」
を忘れない、ということが大事だと指摘しています。

だから、
もし組織に根付かせたい行動規範があるならば
リーダーはそれを念頭において、自ら行動することが大事だと
述べられています。


部下が育たないという愚痴を吐く前に、
「自らしんどいことを率先してやる!」
という心構えを持ちたいものです。


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仕組みづくり

2008年10月18日 02時22分30秒 | ビジネス実用
「仕組み」の重要性を説くビジネス書は
結構多いです。しかし、そのノウハウを
観てみると既に実行してるよな、とか
以前試してみたけど・・とか、
それは真似できないというものが多いです。

「仕組み」を作るということは
要するに、組織の構成員ならだれでも
実行可能なシステムを作るということ
なのだから、結局、業務の標準化・共有化を
意味することになるように思います。

業務の標準化・共有化をするには
どうしたらよいのか?

さまざまな方法が考えられると
思いますが、一つの方法としては
業務一つ一つを明文化して、マニュアルを
作成していくことが考えられます。

な~んだ、と思うなかれ。

結構このマニュアルづくりは適当に作ると
適当なものしか出来上がりません。
結構マニュアル作成のノウハウがあり、
ある程度方法論を確立した上でマニュアルを
作成しなければ、いいものが出来上がりません。

「仕組み」作りには、核となるアイデアと
それを標準化していくノウハウの両方が必要である
ように思います。

今の仕事では、業務の改善と組織力のアップを
担当しておりマニュアルの作成・実行にも頭を悩ましていますが、
こういうことって中小企業では
自力で作成していたりするのでしょうかね?
大企業なら、社員で作成しているように思いますが、
人手の足りない中小企業でマニュアル作成に
どれだけの労力と時間を割くことができているのでしょうか?

そういう風に考えると、
こういうことを専門に扱うコンサルティングも
いるように思います。

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とある職場の風景

2008年10月12日 17時43分29秒 | ビジネス実用
激動の一週間が過ぎて、
やっと休みが取れました。

僕自身は、ブログをかいたり、本を読んだりすることは
気分転換にもなり、自分の考えも整理することができるので
いい時間を過ごせると感じています。

この一週間、
事業部内では、再び辞めたいという人が現れ
波乱含みの様相を展開しています。

社会情勢は、金融危機が吹き荒れ
世界的に混乱している状況です。

まさに「内憂外患」の状況です。

でも、こういう時こそ、慌てず、騒がず、
目の前にある仕事を一つひとつこなしていくことを
考えるほうが、かえって良い結果につながるように
思います。


ということで、とある職場の風景を。

普段は、職場で怒ったり怒鳴ったりしない方だと思うのですが、
最近立て続けに部下が仕事上のミスをし、
仕事に対する姿勢に問題があるのではないかと考えたので
僕にしては、かなりしつこく説教をしました。


どういう内容かというと。


その時点ではほぼ事実概要の情報はつかんでいたのですが、
教育の一環と考え、その経緯を部下から再び聴取しながら
時系列に事実を確認しながら積み重ねていきました。

その際に、
どういう事実に対してどういう行動をおこさないといけないのか。
どんな事実が発生したときに、どういう精神状態、要するに
どの程度の危機感を持って対処しなければならないのかを
だいぶ長い時間話したと思います。

その会話の間ずっと、僕自身は、部下本人が反省しているという
確信をもてないでいました。もし、本人が真に心の底から
実感として今回のミスを受け止められていないのであれば
今後の仕事も期待できないな、というぐらいの気持ちでいたのです。


それから、別の仕事に時間をとられ数時間たった後に、
反省しているのかいないのか確信がもてなかったので
再び若干茶化したような感じになりましたが、
「あの、話どうやった? 反省してんの?」
「おまえも反省することなんてあるん?」
というような尋ね方で、聴いたのです。


そうすると、いつになく真顔で
「反省してますよ。注意されたり、ミスしたりすると
落ち込んで寝られなくなったりするんですよ。
そういう風には見せないようにしてるんですけどね~」
と、はじめて本音のような心情を吐露してくれました。


もちろん、
上司からこういうきかれ方をして
「反省してません」というバカはいませんが、
僕は今回の受け答えには上辺だけではない、
本人の心の底から実感としての「反省」を
感じ取ることができました。


よかった。
上司から指摘を受けて上辺だけミスを認めるのでなく
本人が心の底から実感としてミスを受け止め
顧客に対応することがなければ、
また同じミスをするだけでなく、
本人の成長もないように
思っています。


まだ、不安は残るけど、
彼に大事な仕事を任せていって
いいかなと思っています。


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リーダーシップ

2008年10月06日 23時50分55秒 | ビジネス実用
昨日紹介した、
「MBAが会社を滅ぼす」には
日々働いていく上で肝に銘じておかなければならない
大切なことがたくさん書かれてあります。


リーダーシップについて書かれた次の言葉もその一つ


リーダーシップとは、
賢明な決定を下し、大きな取引をまとめることではない。
少なくとも、私利私欲のためにそれを行うことでは断じてない。
リーダーシップとは、組織の構成員に活力を与え、
優れた決定をさせて業績を高めること。
言い換えれば、人々がもともと持っている
ポジティブなエネルギーを引き出すことだ。
優れたリーダーは、権限を委譲するのではなく、
部下のモチベーションを高める。
コントロールするのではなく、理解する。
決定を下すのではなく、手本を示す。
これらをすべて、まず自分自身が組織に本腰を入れ、
ほかの構成員の参加を促すことによっておこなう。

このために不可欠なのは、リーダーシップの正統性だ。

※正統性・・・構成員が組織の仕組みと組織の活動を承認・支持する度合いのこと


この言葉は本当に身に染みます。
リーダーのあり方、リーダーシップの発揮の仕方を
端的に表す言葉のように思います。

リーダーシップの発揮の仕方には
いろんなビジネス書で具体的なテクニックが
書かれてあると思いますが、
つまるところ、上記のことを目指すために
どのようにしたらよいのかに尽きると思います。

このあと、「MBA~」では、だけどMBAでは
こういう根本的なことは教えられていないという
流れになって、MBA批判が繰り返されるのですが。



リーダシップのビジネス書を読んだりやMBAに行かなくても
ほんとは、あの数行のリーダーシップ論を
毎日きちんと頭にいれて、
それを実現するために毎日頭を悩まし、
具体的に実行するだけで
効果は全然ちがってくると
思うのですけどね。



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仕事の取り組み方

2008年09月30日 23時44分38秒 | ビジネス実用
自分ができているかどうかは棚においといて、
後輩、部下には「楽しんで仕事をしてもらいたい」
ですね。

いやいや仕事をするとか、
会社に行きたくないと思いながら
責任感から仕事をしているなどと
後輩や部下から愚痴を聞くと
もっと楽しんで仕事をしたらいいのに
と、いつも思ってしまいます。

もちろん「楽しんで」というのは
同じ漢字ですが「楽をして」というわけでは
ありませんよ。


営業目標など、それぞれにあたえられた仕事上の目標はある
のですから、それを達成するために必死に努力するのは
会社から報酬をもらっている以上当たり前のことです。
その努力の仕方をもっと「楽しんで」したらと
アドバイスするのです。

会社のためにとか、
部署のためにとか、
上司のためにとか、
思ってしまうと、「なんで○○はこんなに努力してるのに
わかってくれないんだ」とか
「こんな会社にいて自分のためになるのかな」とか
「会社にいる甲斐がない」などと
思ってしまいますよね。


陳腐かもしれませんが、
「自分の仕事上のスキルを向上させるために
この場を借りている」というぐらいの気持ちで、
「目標を達成するための一つ一つの努力が
自分の能力を上げている」と楽しみながら
仕事と向き合うことはできないものでしょうか?

自分の意に沿わない仕事の中に
ひそかに自分の好きな意欲の高まる仕事を
アレンジして、仕事に取り組むことは
できませんか?

仕事のアレンジにまで会社は口出ししないし
する余裕もありません。

そんなにつらい顔をするぐらいなら、
もっと「楽しい仕事の仕方」を見つける工夫を
したらいいのにと二人の後輩と部下の愚痴を聴いて
思いました。



難しいですかね。


もっと仕事に太陽を!
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桃太郎と浦島太郎

2008年09月13日 02時03分41秒 | ビジネス実用
部下を追い詰める「桃太郎上司」、うつから救う「浦島太郎上司」 - コラム - ビジネスEX

突然ですが、
桃太郎の物語浦島太郎の物語
どちらの物語がお好きですか?

一人で企業を経営している方は別にして、
30代ともなると部下の五人や六人あるいは
数十人も抱えていたりしますよね。

リーダーとしてのあり方を
桃太郎と浦島太郎に例えれば
今の時代、どちらのタイプが適切か
という話です。

タイプとしての桃太郎は、
論理的、計画的で目標追求型。
一方、浦島太郎は
非論理的で場当たり的な
楽観主義者。
一見すると、浦島太郎型は
ビジネスに向かないようにも思います。

しかし、
今の時代に求められるのは
浦島太郎型なんだそうです。

浦島太郎のような人間的な要素――
人の痛みを感じられる心や、よい意味での楽観主義が備わっていなければ、
部下は倒れてしまいます。

部下の気持ちを楽にする「浦島太郎のような上司」はこんなふうに声をかける。

「毎日大変だろう、すまないね」
(→相手の痛みに共感する)

さすがに、こんな風に職場で声をかけることは
ありませんが、部下が悲壮感にかられているときは
あえて楽観主義的ににふるまうという点には
共感できます。


人員が豊富で休職が可能な職場なら、
こんなアプローチは不要だろう。
だが、厳しい競争にさらされ、
きりきり舞いしているのが今の企業の現実だ。
とくに多くの中小企業は、少ない人数でようやく会社を支えている。
誰かが倒れると、部署全体がドミノ倒し状態になりかねない。


中小企業に勤めているので、
これには、本当に共感します!

厳しい競争にされされているからこそ楽観的になったり
部下を追いつめないことが大切なのに
このことをよく理解していない人が
多すぎるような気がします。

もちろん、
仕事の手を抜けって言っているわけではないですよ。
部下がまじめに取り組んでいるからこそ
上司が見極めて、楽天的な態度をとることが
非常に大切なんだと思います。

上司まで悲壮な顔で仕事に取り組んでいたら
職場が暗くなって達成できる仕事もできなくなって
しまいますよ。

浦島太郎型上司、
「なるほど~」と
思いました。

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大阪産業創造館

2008年08月26日 23時18分06秒 | ビジネス実用
今日は、大阪産業創造館で行われた、
創業ワンコインセミナーの
超入門!商業登記簿謄本を読みこなそう!という
セミナーに行ってきました。

大阪産業創造館、略してサンソウカン
2001年1月に大阪市経済局の中小・ベンチャー企業の支援拠点として
開設され、財団法人大阪市都市型産業振興センターが運営しています。

創業ワンコインセミナーとは
ワンコインつまり参加費500円で、
さまざまな話題を取り上げ、専門家によるセミナーを
行うというものです。

今回のテーマは商業登記簿謄本を読みこうなそう!というもので、
講師は司法書士の松本美香先生でした。

19:00から20:30の約90分のセミナーでしたが、
定員40名のところに100名を超す応募があり
大盛況でした。
関心が高いのですね。

内容は、
商業登記簿謄本の取得方法と見方に大きく分け
取得方法では、インターネット登記情報提供サービス
使用方法や法務省オンライン申請システムとの違い
などを説明してもらいました。


登記簿謄本の見方では
会社法施行前後での変更点を抑えながら、
実際の登記簿を使用して
実務家の見方のポイントを
説明していただきました。

総じて分かりやすい語り口で
ポイントを押さえた講義で
500円はお得だなと思いました。

このほかにも起業に役立つセミナーや
中小企業経営者の相談にのってくれる
経営相談室を開設していたりと
大阪産業創造館って結構面白そうです。

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