cuminseed

ちょっとだけスパイシー

別府・由布院旅行(5)

2008-05-15 | 日常
最後は「鬼石坊主地獄」
灰色の泥水から、
坊主頭が、

ボコッ! ボコッ!

と現われては消えて行く





そして「鬼の高鼾」
ゴォ~~~!という音が聞こえてくる。



これで今日の私たちの午前の予定は終了。
海地獄前のレストランで昼食を食べながら、
昼からの行き先を考えた。

「ホテルに温泉も露天風呂もあるから、
 ここでしか体験できない温泉に入ろう!」

とタクシーで海岸に向かった。
荷物の置いている別府観光港の近くでちょうど良い。
行き先は「砂湯」だ。

タクシーを降り受付へ。
一人1000円
さすがにここでは障害者割引は効かなかった。

「混雑しているので30分ほど待ち時間が必要です。
 順番が来ると呼びますから」

と番号札を渡された。

海岸に出てみると、
ちょうど砂をかけているところ。






シャワーと浴場は男女別れているが、砂湯は混浴。
といっても浴衣を着ているので、ご安心。
3分の2は女性だ。

妻と並んで入った。

直ぐに汗が出てきて、
身体が温もるのが解かる。

隣で、
砂が重たい!!!
汗が目に入るのに吹く事が出来ない!!!
とわめき出した。

身体に良いんだぞ!
我慢しろ!

せっかく1000円も払ったのに、
ギリギリまで入らないと損だ!

時間ですよ~~~!

立ち上がった時の感触は、
気持ち悪ぅ~~~
体中砂だらけ。

男性用のシャワーはそうでもなかったが、
女性用は大混雑だったらしい。

初めての体験を終えてホテルに向かった。
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別府・由布院旅行(4)

2008-05-13 | 日常
「かまど地獄」から「山地獄」へ歩いた。
一番先に目に付いたのが、
「アフリカゾウ」である。
他にもニシキヘビ、ラマ、カバ、猿類、
フラミンゴ、孔雀、黒鳥、アヒルなど、
温泉熱を利用し熱帯性の動物が飼育されている。

だけど・・・
南の国から、わざわざ、
見世物の為日本に連れて来られるなんて、
ここは彼らにとって地獄ではないだろうかと考えてしまう。


写真はフラミンゴしか撮りませんでした。



わざわざ動物を見に九州まで来たのではないからと、
次の「海地獄」に急いだ。
夫婦で同じ考えだったようだ。

海地獄で一番先に目に付いたのは、
熱帯性睡蓮



動物と違い植物は可哀想でなく、
綺麗と思うから私たちも勝手なものかも知れない。
でも綺麗な花が咲いていた。

1200年ほど前の、鶴見岳の爆発によって誕生されたという。
その水(熱湯)には硫酸鉄が含まれているため、
コバルトブルーの、海の色に見えるのだそうだ。






「海地獄」には名前通り『温泉たまご』が売っていて
地獄の中に卵の入ったザルが竹竿に吊るされている。



食べたかったのだが、
どうも売店で売っている「温泉たまご」は、
竹竿で吊るされて出来たモノでは無いような気がするので、
止める事にした。

それに・・・
別府港でのモーニングとかまど地獄で卵は食べた。
卵の食べすぎは私には良くないのだ。

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別府・由布院旅行(3)

2008-05-11 | 日常
血の池地獄前バス乗り場から5分ほどで、
鉄輪(かんなわ)バス停に着いた。
障害者割引の為、二人で300円ほどだ。
ここからは、すべて歩いて行けるという。
やっぱりタクシーでなくて良かった。
「白池地獄」と「鬼山地獄」の看板が見えたが、
通り越して、私でも名前を知っている
「かまど地獄」から見物する事にした。

かまど地獄には1丁目から6丁目まである。



地獄1丁目、血の池地獄より薄い赤茶げた色の泥水がボコボコ噴出す。

2丁目は大きなかまどの上で鬼がしゃもじ片手に立っている。

2丁目にある噴気口にはタバコやマッチの火を吹き付けると
瞬間的に蒸気が数倍、数十倍になると書いてある。
タバコを近づけた人を見たが、少しは感じられた。
赤く強く吹き付けて下さいと書いてあるので、
近づけるだけではダメなのだろう。



3丁目は青い水。



4丁目・6丁目は泥がボコボコ噴出している。


4丁目



6丁目


5丁目は綺麗な水色の池に水蒸気が噴出している。
この水の色が緑色に変化するという。


出口近くの売店に
「温泉ピータン」
なるものが売っていた。
好奇心で買ってみたのだが色がついているだけで、
温泉で作った普通の『ゆでたまご』だった。


白身には塩。
黄身には醤油を漬けて食べてくださいと説明書がテーブルにおいてある。



でも・・・ピータンの味は無く「ゆで卵」だった。

少し歩いたのでキレイなパステルブルーの足湯につかり
休憩する事にした。

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別府・由布院旅行(2)

2008-05-09 | 日常
朝7時ごろ定刻通り、
別府国際観光港についた。



今日の予定は、
「地獄めぐり」と
ホテルで温泉と食事(お酒)の
ゆったりとしたスケジュールである。

「地獄めぐり」はどこも
午前8時からの営業となっているので、
港で朝食を取り、コインロッカーに荷物を入れ、
身軽なスタイルで観光する事にした。

朝食を食べたレストランにあった観光マップを取り、
一つ目の地獄はタクシーで行くことにした。

別府港のタクシー乗り場には3台のタクシーが並んでいる。
「一番近くの地獄へ」
人のよさそうな運転手で、
別府がどうの、
地獄めぐりがこうの、
親切に案内してくれる。

「だいたい2時間あれば有名な地獄は廻れます。
 最初は『血の池地獄』から行きましょうか?」

おぃ!おぃ!
一番近くの地獄までって言ったはずなのに。
良からぬ事を考えているな?

「それでいくらやねん」

「8千2百円です。時間は延長してもかまいませんので」

「障害者割引は?」

「貸切は障害者割引が効きませんので」

「誰が貸切と言った!
 一番近くの地獄へ行けと言っただけやろ!
 取り合えず『血の池地獄』まで!
 障害者夫婦で歩くの遅いから、
 ゆっくり廻るから!」

どこにでもこんなタクシーはいるものだ。

1300円ほどで『血の池地獄』に着いた。
駐車場横にある
「藤の花」
がとてもキレイだった。



一人1100円で、
「別府地獄めぐり」障害者用観覧券を買い、
『血の池地獄』
に入った。
テレビで見た、
「○○別府温泉殺人事件」
と同じ景色である。
(妻に言うと笑われてしまった!)



それからすぐ下にある
『龍巻地獄』へ
こちらの地獄は見事な「ツツジ」が、
山の斜面を彩っている。



『龍巻地獄』とは間欠泉で、
30~40分間隔で、
噴水のようにお湯が噴出してくる。

ベンチに座り待っていると15分ほどで
噴出してきた。

天気が良いせいだろうか、
真ん中あたりに
『虹』が架かってきた!



『龍巻地獄』の売店の店員が、
他の地獄まで歩いても良いが、
バスでも5分ほどだと教えてくれた。
バス乗り場も目の前である。
タクシーに乗らなくて良かった!
話していたら、
前から鬼が、
笑いながら歩いてきた。



鬼も、
タクシーに乗らなくて良かったと、
思ってくれているのだろう。
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別府・由布院旅行

2008-05-08 | 日常
ゴールデンウィークの少し前、
夕食時に、
「私たち夫婦も何処かに行こう」
と言う話が出た。

結婚してから、
国内旅行は場所やチケットの手配はすべて私がしていたので、
今回は妻がプロデュースする事にした。

場所は妻が行った事があり、私が知らない所を探していた。
たいていの観光地は行った事があるのだが、
山やスキーが中心で大阪より北が多く、
福岡・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島と行った事があるのだが、
大分だけは行った事が無かった。

これで行き先は決定である。
あとは、宿泊先と乗り物の手配だけである。
妻が夜遅くまで、パソコンと電話で探していた。

宿泊先と乗り物が決まったのは4月末。
出発は5月3日。
大阪南港から別府まで船で行くという。

最近は飛行機や電車での旅行ばかりで、
船での旅行は20年ぶりぐらいだろう。



午後6時時50分大阪南港発別府行き
サンフラワー「こばると」に乗り込んだ。




部屋は1等室。
両端に2段ベットがあり4人部屋。
奥にはテーブルとテレビがついている。
3日は土曜日で、
テレビがないと
「ごくせん」
が見られないという心配は無くなった。

荷物を置き、船内のレストランに行った。
早く食事をしてから神戸・明石の夜景を見て、
部屋に戻ってテレビを見ようという計画だ。





レストランは少し値段が高いが、
船窓から見える景色も良く、
これから旅行に出発するのだ。
という雰囲気を味あわせてくれる。



船からは遠すぎて、神戸の夜景は余り見えなかったが、
明石大橋は凄くキレイだった。
でも写真は・・・





コメント (3)
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