cuminseed

ちょっとだけスパイシー

北京国際交流記(13)

2007-12-11 | 北京国際交流記
30日夜は、明日31日安達さんと山中さんが帰国し、
北京最後の夜になるので、
障害者連合会副理事長侯淑芬、馬大軍、呂争鳴。
障害者活動センター主任の劉洪波、
障害者連合会副主席劉京生夫妻などをお迎えし
返礼の宴を行った。
展示会や北京観光など、
お世話になった人達への
感謝の気持ちを込めたお返しの宴会である。

31日早朝に安達さんと山中さんは、
北京市障害者総合センターのスタッフが運転する車で空港に向かった。
朝の6時30分ごろ空港に出発したので、
センターの近くを散歩する事にした。
表通りから裏通りに入ると、古い住宅が建て替えられるのが見える。



200メートルほど歩くと川があり川沿いに露店が並び、
散歩する人や太極拳をする人などが見ることが出来た。
高層ビルが並ぶ中、馬でミカン(グレープフルーツ?)を運ぶ人もいる。
さすが中国(?)
たぶん郊外(田舎)から運んできたのだろう。







私たち夫妻も、北京市宣武区の北京市障害者総合センターを後にし、
4日まで北京市内に住む、妻の姉の家にお世話になる。
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料理もリハビリ(?)

2007-12-09 | 障害者
金曜日に作業所の山中さんから、
月曜の昼食を作って欲しいと頼まれた。

年末で仕事が忙しいそうだ。
それに昨日より理事長が、
DPIの会議に出席する為、北京に出かける。

よし!!! 任せておけ!!!

作業所のメンバーに、
何が食べたいかリクエストを聞くと
おでん・ハヤシライス・肉じゃが等など

作業所の昼食はオカズの材料費が100円前後。
これが10人分必要。年末まで忙しいので
一週間分は作ったほうが良いだろう。

朝早くから、新聞に折込んでいるチラシを見て、
何処が安いかを調べる。

チャリンコでスーパーに出かけたが、
右半身不自由な身体。
10人分5食の買い物は一回では無理だった。
2回に分けて食材を購入。

まとめて買うとけっこう安い。
なんとか100円で収まった。
頭のリハビリだ。

いざ! 料理!

片手でジャガイモの皮を早く剥ける方法?
あったら良いのだが、
大根やニンジンも・・・
良いリハビリになりました。

味の方は(?)










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北京国際交流記(12)

2007-12-09 | 北京国際交流記
万里の長城を11時過ぎに出発し、
北京市郊外にある妻の親友、張仲さんの車椅子製造会社へ向かった。
彼は10月初旬に来日しており、
我家にも宿泊し京都や大阪を案内したところだ。
彼自身が車椅子を利用しており、
彼の工場では車椅子製造の他に、
小学校で使う教育関係の印刷も行っていた。


彼は、日本でお世話になったので、
是非とも食事をご馳走したいと言われていた。

何を食べたいかリクエストはありませんかと尋ねられたので、
「羊肉のしゃぶしゃぶ(羊肉火鍋)を食べたい」と伝えていた。

工場見学のあとさっそく羊肉火鍋屋に、
張さんと副社長の孫さんの運転する車2台で出かけた。



丸いテーブルの中央にお鍋が置かれている。
お鍋は真ん中で区切られ、
一つの鍋で、辛口と甘口の両方が食べられるようになっている。



牛肉や野菜などが大量に運ばれてきた。
その中に白菜を酢のようなもので漬け込み、
細くきったものがあった。
白菜の漬物をお鍋に入れて食べるようなものである。
これが不思議と美味しい!





少し辛口も味見をしようと、
肉と野菜を口に入れたが日本の辛口と違い、
辛過ぎて、咳き込んでしまった!

肉や野菜をたくさん食べた頃、
張さんが、
「中国のうどんも食べてみませんか?」
と注文した。

若い女性の店員がキャスター付のテーブルを押してきた。
テーブルの上には小麦粉を練って長方形に切られたものが数個乗っている。
その一つをつかみ、両手で細長く伸ばして行く。
日本のうどんぐらいになったところでお鍋の中に入れ、
もう一つつかみ伸ばして行く。
にほんのうどんは細長く切るのだが、
この店ではお客さんの目の前で細長く伸ばし、
それをお鍋に入れていくのだ。
腰があり日本のうどんと変わらないような味と食感だが、
汁が羊肉と中国野菜のダシが効いて美味しかった。








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北京国際交流記(11)

2007-12-05 | 北京国際交流記
朝6時半に北京市障害者総合センターのスタッフが運転する車で、
馬さんと私たち4人で万里の長城へ出発した。
北京から近く観光地として有名な「八達嶺」という万里の長城だ。

万里の長城は冷え込んで寒いというので、
薄着しか持っていかなかった私に、
中国製のズボン下を買ってくれていた。

前回は下から歩いて登ったが、今回はロープーウェイに乗るという。

道路が朝早いためか空いていて、
8時過ぎに万里の長城に着いたが、
ロープーウェイがまだ動いていない。
9時からの運転だ。

車を降りて駐車場を少し歩いてみたが
水溜りに氷が張り、凄く寒い。
ズボン下がなければ震えていただろう。
暖房が入った車の中で待つ事にした。

9時前に駐車場に停めてある車を出て、
ロープーウェイ乗り場に行った。

車椅子の方もロープーウェイに乗れるようになっているようだ。



ロープーウェイを降りてからも、
一番高いところまで歩く事にした。
上に行くほど見晴らしがよく、
万里の長城の、雄大さを感じることがでる。
昔の中国の人は凄かったんだなぁ~~~
と感心せずにはいられない景色だ。







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障害者雇用

2007-12-01 | 障害者
29日の読売新聞に、

『障害者雇用未達成、中小企業からも納付金』
という記事が載っていた。

厚生労働省は、障害者雇用促進法で義務づけられている
障害者の法定雇用率(1.8%)を達成していない企業に課される
納付金について、これまで支払を猶予していた中小企業からも
徴収する方針を決めた。
28日、意見書案をまとめ、労働政策審議会分科会に提出した。
障害者雇用率のアップを目指すもので、分科会審議を経て、
来年の通常国会に改正案を提出する方針。
 同法は法定雇用率の未達成企業に、不足1人分につき
月5万円の納付を義務づけている。
これまでは従業員300人以下の企業については
支払を猶予してきた。

という内容だ。

障害者の立場である私としては喜ばしい事なのだが・・・
国や政府、自治体が弱者(中小企業)に対し、
問題点を押し付けているような感じがする。

確かに理論上では障害者雇用率がアップし、
中小企業からは数十(数百)億もの納付金が入り、
それを障害者問題の対策費用に使える。
と良い事なのだが、、、

その為に倒産する企業も出るのでは?
ガソリンや食品等の値上げ、
一部の企業以外は、苦しい立場の企業がほとんどなのでは?
会社を大きく安定したいのだけれど、
出来ないから中小企業で頑張ってるのでは?

大企業でも障害者雇用にあたり、
一番の不安はリスクの問題だ。
障害者がすべてリスクを起こす要因とは言わないが、
障害によっては健常者より発生率が多くなる人もいるのは事実だ。
それに事業によって、障害者を雇用し易い企業もあれば
雇用しにくい企業もあるはずだ。

障害者にどのような仕事をさせればよいか?
出来る仕事が無いから障害者を雇用しない企業がほとんどなのだ。

リストラや賃金カットでなんとか経営が保たれている企業もあるはずだ。



会社には生産率の低い障害者があふれ、
町には無職の健常者があふれる事には
しないでもらいたいものだ。


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