cuminseed

ちょっとだけスパイシー

大晦日「一夜飾り」

2009-12-31 | 日常
今年も、あと数十分を残すだけになった。

悪い出来事もあったが、
良い出来事もたくさんあった一年だ。

今年も、大掃除をして、
お正月の料理を作り、
買い物を済ましてから、
しめ飾りを玄関に付け、鏡餅をテレビの上に供えた。

大晦日に立てるのを「一夜飾り」といい、
正月の神を迎えるのに一夜では誠意に欠けるとか、
葬儀前夜の準備を連想させるとしてきらう風習があるようだ。


私は、この風習はまったく気にしない。
昔、大晦日の夕方から父と二人で、
正月の料理や飾り付けを買いに行った思い出がある。
それが当り前だと思っていた。

風習や慣習、昔からの言い伝えを信じる父だったが、
人一倍頑固な性格で、
今年の事は、今年中に終わらせないと気が済まない。
仕事や大掃除など、全部終わらせてからでないと、
ゆっくりお正月の飾り付けをする気にならなかったのだろう。



「どうだ、安いだろ!」
と得意顔で買い物する父を、
カッコ良いと見とれてもいたっけ・・・

今から思うと、
閉店前に値引きした商品を、
選んで買っているだけだったのかな?

どうやら頑固でケチなところは、
父に似たようだ。

今年一年も、
どうやら無事に終わりそうだ。

ブログを見ていただいた皆さま、
ありがとうございました。

良いお年を・・・
コメント (1)
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