cuminseed

ちょっとだけスパイシー

塀の内と外からの風景

2009-03-01 | 障害者
今日は兵庫県明石市へ、


兵庫社会福祉会 東播地区ブロック 

「塀の内と外からの風景」

―今日の刑務所の現状と触法障がい者への生活支援について―



の講演会に行って来た。

浜井 浩一
山本 譲司
原田 和明
3名の先生方の、熱く解かり易い講演だった。


私でも想像し、もしかしたら・・・
と思っていた事柄だったが、
実際には申告な社会問題になっていたようだ。

触法とは刑罰法令にふれる行為の事。

刑務所には、知的(発達)障害者の
生活するため(生きるため)の触法行為者が増加している。

働けない、住所不定なため生活保護が受けられない。
障害者手帳がなく障害福祉の手当が受けられない等の理由により、
万引きなどの窃盗行為や無銭飲食、器物損壊程度の放火など、
刑務所に入りたいがために犯罪を犯す為だ。

他にも、欲求を抑えられないとか、
善悪と理解できない行動など、
色んな事例を上げて説明して頂いた。

2007年に刑務所に入った3万450人のうち、
障害があるとされる知能指数70未満は22%の6720人。
2006年の調査では、
引き受け手のない満期釈放者約7200人のうち、
高齢・障害のため自立困難な人は約1000人に上ったという。

さらに、服役中の知的障害者410人を対象にした06年の調査でも、
約7割が再犯者で、動機は生活苦がほとんどだったらしい。

実際の内容はもっと深く、多方面に渡っての講演で、
すごく、為になった。


これからは、障害を抱えた出所者の、
社会復帰の為の支援・方法が重要な課題になるようだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもといっしょ17

2009-03-01 | いつもといっしょ
昨日から天気が良い。
気持ち良い朝だ。

すぐ近くから、
鶯の声が聞こえる。

「どこだ!」
とデジカメを持った瞬間。

2メートルほど前の木の間から飛び立った。
緑色の小さく綺麗な姿。
間違いなく鶯だが、
逃げられた。
いじめたり、食べたりしないのだから
写真くらいは愛嬌で取らしてくれても良いのに、、、

下流にいたカモメが、数日前から戻ってきている。



木々も少しずつ花が咲き出した。




カモメが円を描く様に不思議な飛び方をしている。





オジサンが、高そうな1眼レフのデジカメを持って、
エサを上げながら、写真を撮っていた。



ある意味では、
ギブ&テイク
エサを上げる代償として写真を撮っている。
私のように興味だけでカメラを向けるのは、
鶯のように、
逃げてしまうのも当たり前だろう。

あっ!
ごめん!

エサを持ってくるのを忘れた!
次は必ず(?)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする