cuminseed

ちょっとだけスパイシー

四川大地震障害者被災状況(6)

2008-08-19 | 四川大地震障害者被災状況
23日午前中は成都市障害者連合会センターで、
日本から頂いた義援金の感謝状を受け取り、
午後からは都江堰へ向かった。

彭州と同じ李家明さんと宋凡さんの案内である。
都江堰は彭州と違い、都市部の被災が酷いところだ。

途中で3ヶ所ほどの検問があった。
ここもマスコミの取材を制限しているようだ。





広い幹線道路の横に、仮設住宅が並びだした。
都江堰のシンボルと言われる「金色の馬(?)」を通過すると、
所々に、倒壊したビルが姿を現しだした。

途中で都江堰障害者連合会に立ち寄った。
どうやら都江堰障害者連合会理事長が案内してくれるようだ。

ここは都市部の被災だけに死傷者がたくさん出た場所だ。
実際に目にするとこんな大きなビルが・・・
と目を疑うような光景だ。








鉄の扉の向こう側に、
倒壊したビルの瓦礫が散在している場所に案内された。
ここは障害者が門番の仕事をしていた場所で、
命だけは助かったが、病院のベットで横になったままだそうだ。

頑張り屋で優しくて、良い人だったのに・・・

涙ぐみながら説明してくれる姿を見ていると、
私まで涙がこぼれて来た。





1時間ほどの訪問だったが、
地震の凄さに言葉を無くしてしまった。

都江堰の市街から出ようとしたとき、
道路に真ん中で、4人の兵士が私たちの乗った車を手招きした。
4人に囲まれるように車を停めた瞬間。
白い消毒液を放射しだした。
車体はもちろんタイヤや車の底にまで、
4人がかりで吹き付けるのだ。

改めて、地震の凄さを痛感させられた。
コメント (1)
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