cuminseed

ちょっとだけスパイシー

DPI世界会議韓国大会参加記(4)

2007-09-18 | DPI世界会議韓国大会参加記
ホテルは、ソウル駅や南大門に近い
『ミレニアム・ヒルトンホテル』
に宿泊した。

少し韓国のホテルが他の国と違うのは、
歯ブラシに歯磨き粉、シャンプーが置いていないことだ。
法律か条令で決まっているらしい。
部屋に備品として置いてあるのは有料で、
同じ5日間滞在した人が、
シャンプーや歯ブラシ、
冷蔵庫のペットボトルの飲料水を使っただけで、
チェックアウトの際、
日本円で2万5千円も請求されていた。
私は歯ブラシが無いと聞いていたので用意して置いたのだが、
シャンプーが無いのは知らず、
無料の固形石鹸で頭を洗ったのだが、
抜け毛と、頭の痒みがひどく、
ソウル駅近くのコンビニに買いに行った。
このホテルは朝食も高いらしく、
一階のティーラウンジで、
コーヒーをご馳走になったのだが、
その料金も1,000円を超えていたので、
朝食の金額もうなずける。
近くのコンビニでパンとミルク、
缶コーヒーとペットボトルの水を買い
部屋で食べていた。

2日目は、南大門市場に、
『サムゲタン(参鶏湯)』
を食べに行った。
「アジア韓国薬膳料理教室」
で扱ったメニューで、本場韓国で食べてみたかった。
お土産屋さんの店員ふたりに、
「どこか美味しいサムゲタンを、
食べれる店を知りませんか?」
と聞いてみると離れた場所で聞いたにもかかわらず、
同じ店を紹介してくれた。
細くややこしい裏通りに、
カタカナで
「サムゲタン」
と書いてあった。
4人がけのテーブルが5つほどの小さい店で、
人のよさそうなオジさんが、
日本の旅行ガイドから切り取った店の紹介を持ってきて
「どれにしますか」
と注文を取りにきた。
1匹入ったのと、半分だけのもの、
普通の味付けと、辛い味付けの4種類があった。
お土産屋さんで聞いたとき、
「必ず半分の、注文しないとダメ」
と聞いていたので、普通の味付け半分を二つ注文した。

オジさんが、ガラスの小さなお猪口をふたつ持ってきて、
小さなヤカンから、少し濁った液体を注ぎだした。
燗されたお酒である。
凄く美味しい。

お酒をゆっくり味わっている間に、
テーブルに皮をむいた生のニンニクにしし唐、
味噌に小ぶりのチシャナ、キムチに漬物などが並べられた。
続いて木の台に乗せられた、熱く焼けた鉄鍋に入れられた
サムゲタンが運ばれた。



オジさんが軟らかく煮られた骨付きモモ肉を小皿にとり、
「これに軽く塩をつけてお酒を呑むと美味しいよ」
「おぉ~~~。うまぁ~~~い!  お酒お替り!!」
このお酒は、「高麗人参ソジュ」と言って、
韓国焼酎に高麗人参を漬けた自家製でサービスだったようだ。
私のグラスを開けてもう一杯。
妻のグラスを呑んでそのグラスにもお替りしたので、
計4杯も頂いた。

途中で3組の日本人観光客が入り、
サムゲタンを注文していた。

とても美味なサムゲタンだった。


DPI会議の内容は言語の壁もあり、
正しくお伝えする事が出来ないので
省略しました。

コメント (6)
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DPI世界会議韓国大会参加記(3)

2007-09-17 | DPI世界会議韓国大会参加記
10時に開会式が始まった。
韓国総理大臣やソウル市長まで、
挨拶に来られていた。

2時間というランチタイムは、
お弁当を食べたあと、
各国から来た障害者たちとの交流を持つなど、
イベントが催された。








夜の開会記念パーティでは、
『中国障害者芸術団。千手観音(聴覚障害者)チーム』
の公演が開催された。

以前「タイ・リーファ」さんの引退かもと
このブログで紹介したが、
現在は、
『中国障害者芸術団Aチーム団長』
として、世界各国を飛び回っているそうだ。
間違った情報をお伝えし、申し訳御座いません。
この日もAチームは香港での公演が開催されており、
Wei Yujie筆頭とするBチームが韓国に来ていた。












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DPI世界会議韓国大会参加記(2)

2007-09-15 | DPI世界会議韓国大会参加記
9月5日は朝7時にバスでホテルを出発。
ソウル市の北西に隣接する高陽(コヤン)市の、
『KINTEX』という、巨大なコンベンションセンターへ向かった。

ソウル市内中心部では幹線道路中央に、
バス専用レーンを作っていて、
バスだけでも渋滞を避けようとしているようだ。



少し外れると、バス専用レーンが無くなり、
混雑した道路に突入することになる。

1時間以上かかって会場に到着した。
まだ新しく大きな会場である。

バスが何台も停まっていて、
次から次へと
世界各国から参加する障害者を運んでいる。







込み合ったロビーで受付を済ませ、
会場に入った。

サッカーコートが、すっぽり入りそうな、広い会場である。
横20メートル、縦50メートルはあるだろう。

世界72か国2,700人、
日本人が300人も参加する大会だ

DPIとは
Disabled Peoples' International(障害者インターナショナル)
の略で、1981年に、身体、知的、精神など、障害の種別を超えて
「自らの声をもって活動する障害当事者団体」として設立された。
今回の韓国大会は、DPI結成25周年を祝う大会でもあった。
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DPI世界会議韓国大会参加記(1)

2007-09-13 | DPI世界会議韓国大会参加記
仁川国際空港は、浅く長い砂浜で出来た小さな島にあった。

砂浜と海岸線の綺麗な島に、広く大きな空港が建てられている。
着陸し入国手続きをする間に気付いたことは、
キレイなトイレの数が多いことだ。

飛行機に乗るとき、
いつもトイレで悩まされる。

機内食や飲み物のサービスが出るのは良いが、
あと20分ほどで着陸だから今のうちにトイレに行こうと思っても、
すでに遅いときが多い。
すでに人が並んでいたり、
着陸準備に入るため使用はさけるように乗務員に言われたりする。

関西国際空港は着陸してからトイレが遠く、
女子トイレでは人が並んでいるなど、
苦労することが多い。

仁川国際空港は50メートル置きぐらいにトイレがある。
それもキレイで広いトイレだ。

入国手続きを済ませ荷物を受け取り、
ロビーで旅行会社が用意したバスに乗り込むのだが、
障害者団体のツァーの為、時間にゆとりを持つのは良いが、
ゆとりを持ちすぎ、ロビーで1時間も待たされた。

車椅子がバスに3台しか乗らないため、
何台にも別れ、ソウルにあるホテルへ向かった。

空港を出てすぐは海岸や砂浜などの
景色を楽しみながら乗っていたのだが、
20分ほど超えた頃から、車が増え始め。
ソウル名物の渋滞に巻き込まれた。

ホテルに着いたのが6時30分ごろで、
ホテル発の前夜祭会場行きバスが出発したところだった。
夕食を食べなければいけないのだが、
ホテル内のレストランは料金が高すぎるので、
近くのレストランに行くことにした。

看板に「焼肉・ビビンバ」などと書かれた店があったので、
ここなら日本語が通じるだろう? と思い
同じツァーで参加している親子と中に入った。
オバちゃんがふたり出てきてオーダーを取るのだが、
看板だけで日本語はまったく話せなかった。

何とか焼肉にビビンバ、冷麺を頼むことが出来た。
美味しいのだが、日本で食べる韓国料理と
大差ないように感じた。

日本で食べる韓国料理が、
本場の韓国料理と肩を並べるほど
味が良いのだろう。
または日本の牛(和牛)の方が、
美味しい為かもしれない。

ただカルビなどオバさんが、分厚く大きな肉を、
焼いてからハサミを使ってきるなど
やっぱりここは韓国だと、
雰囲気を味わうことが出来た。

ただ、、、
白菜・キュウリ・大根のキムチはどれも私には辛すぎるため、
少しかじっただけでビールを大量に、
ノドに放り込まないといけなかった。
コメント (2)
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第7回DPI世界会議韓国大会

2007-09-13 | DPI世界会議韓国大会参加記
9月5日から8日までの4日間の日程で行われた
『第7回DPI世界会議韓国大会』
に参加して来ました。
72カ国から2700名を集めて開催。
日本からも300名を超える参加者がありました。
分科会や女性障害者サミットなどの議論が交わされました。

その他、韓国といえば『焼肉』ですね。

私は会議より
『韓国の食文化体験』
の方を目的に参加したかも・・・?

関西国際空港を4日午後に出発。
ホテルに着いてすぐ、
ホテル前にあったレストラン(焼肉屋)に
行って来ました。







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