開催中のバンクーバー・オリンピック。
カーリング、盛り上がってますねえ。選手は皆いい表情をしてます。
さて、私が個人的に注目している選手が3人います。
■ 高橋大輔(フィギュア・スケート)
昨日銅メダルを取りました。
膝の靱帯切断という致命的な怪我を乗り越えてのオリンピック。
苦難を乗り越えてのドラマに日本人は弱いんです。
彼の表現力は天下一品。思わず見とれてしまう・・・。
トリノ惨敗以降の4年間を凝集した彼の渾身の演技を観ると、感動して目が汗をかいてしまいます。
プルシェンコなんて4回転ジャンプだけだから観ててもつまんない。
でも彼の「4回転ジャンプのない演技は男子フィギュアじゃない、アイスダンスだ。」という王者らしい言葉は重みがありました。
織田選手は靴紐が切れるという信じられないアクシデントに見舞われましたが、4回転を封印したのは残念。
高橋選手は失敗を恐れず4回転ジャンプに果敢に挑みました。
「4回転ジャンプを含めた自分の全てを出し切る演技がぼくのオリンピック」と言い切った。ブラボー!
■ 安藤美姫(フィギュア・スケート)
ミキティもトリノ惨敗の後遺症でしばらくなりを潜めていましたが、最近の演技は一皮むけた感じがします。
昔はジャンプを失敗するとそれを引きずって演技が壊れてしまいがちでしたが、今はプレッシャーをサラッと流して別世界へ行っているよう。
高橋選手同様、やはり表現力がすばらしい。
彼女のスケーティングに『祈り』を感じるのは私だけでしょうか。
一番注目されている浅田真央ちゃん。
キム・ヨナの真似をして小悪魔を演じるのは無理があると思います。
彼女の華やかな雰囲気を生かした正統派の演出の方がいいのに・・・。
■ 葛西紀明(スキー・ジャンプ)
なぜか私はスキーのジャンプ競技が大好きで、高校生の頃から毎冬楽しみに見てました。
あの頃は『鳥人ニッカネン』の全盛期。
日本選手では秋元正博や八木弘和(レークプラシッド・オリンピックの銀メダリスト)が活躍してました。
その二人と世代交代して登場してきたのが原田雅彦と葛西紀明です。
原田選手も記憶に残る人でしたが、既に引退。今は全日本のコーチですね。
葛西選手はオリンピック出場6回目と、鉄人道をまっしぐらに進んでいます。
最初は1992年のアルベールビルですから競技人生が異常に長い。
ジャンプは瞬発力が勝負の競技、37歳の彼が20代の選手と渡り合えるなんてどんな運動神経をしているんだろう。
そういえば今回注目選手の一人だった岡部選手の名前を聞きませんね・・・よほど体調が悪いのかなあ。
葛西選手の競技人生の中で印象に残っているのは、スキー板が体の後方に広がるムササビ飛型で距離を伸ばし、世界から「カミカゼ」と恐れられた頃。
大倉山のバッケンレコードも何回も更新し「どこまで飛ぶんだ~」とハラハラドキドキして観てました。
ワールドカップ優勝は15回を数え、船木選手と共に日本人タイ記録保持者です。
でも、オリンピックなどのビッグタイトルには縁がないんですよねえ。
そのせいか、いつも主役は他の選手で、脇役にまわる微妙な立場。
ですから、恐らく今回が最後の晴れ舞台になるでしょう。
ラージヒル予選は1位通過と上り調子(ただし上位10人は免除なので実質11位?)。
是非、メダルを取って名前を残して欲しい・・・応援してます!
★ 葛西選手の妹は再生不良性貧血を患っていることが昔ニュースで流れましたが、その後どうなったんだろう・・・。
2/21朝:競技が終わりました。葛西選手は8位入賞!
1回目は不本意でしたが、2回目で135mの葛西選手らしい大ジャンプを披露してくれました。
おつかれさま、と云いたいです。
あ、まだ団体が残っていた・・・。
2/23:団体戦が終わりました。結果は5位入賞。
葛西選手の2回目は140mの大ジャンプ!
始めから最後まで「主役」を立派に勤めました。
ホントに、ご苦労様。
出場の機会がなかった岡部選手もご苦労様でした。
カーリング、盛り上がってますねえ。選手は皆いい表情をしてます。
さて、私が個人的に注目している選手が3人います。
■ 高橋大輔(フィギュア・スケート)
昨日銅メダルを取りました。
膝の靱帯切断という致命的な怪我を乗り越えてのオリンピック。
苦難を乗り越えてのドラマに日本人は弱いんです。
彼の表現力は天下一品。思わず見とれてしまう・・・。
トリノ惨敗以降の4年間を凝集した彼の渾身の演技を観ると、感動して目が汗をかいてしまいます。
プルシェンコなんて4回転ジャンプだけだから観ててもつまんない。
でも彼の「4回転ジャンプのない演技は男子フィギュアじゃない、アイスダンスだ。」という王者らしい言葉は重みがありました。
織田選手は靴紐が切れるという信じられないアクシデントに見舞われましたが、4回転を封印したのは残念。
高橋選手は失敗を恐れず4回転ジャンプに果敢に挑みました。
「4回転ジャンプを含めた自分の全てを出し切る演技がぼくのオリンピック」と言い切った。ブラボー!
■ 安藤美姫(フィギュア・スケート)
ミキティもトリノ惨敗の後遺症でしばらくなりを潜めていましたが、最近の演技は一皮むけた感じがします。
昔はジャンプを失敗するとそれを引きずって演技が壊れてしまいがちでしたが、今はプレッシャーをサラッと流して別世界へ行っているよう。
高橋選手同様、やはり表現力がすばらしい。
彼女のスケーティングに『祈り』を感じるのは私だけでしょうか。
一番注目されている浅田真央ちゃん。
キム・ヨナの真似をして小悪魔を演じるのは無理があると思います。
彼女の華やかな雰囲気を生かした正統派の演出の方がいいのに・・・。
■ 葛西紀明(スキー・ジャンプ)
なぜか私はスキーのジャンプ競技が大好きで、高校生の頃から毎冬楽しみに見てました。
あの頃は『鳥人ニッカネン』の全盛期。
日本選手では秋元正博や八木弘和(レークプラシッド・オリンピックの銀メダリスト)が活躍してました。
その二人と世代交代して登場してきたのが原田雅彦と葛西紀明です。
原田選手も記憶に残る人でしたが、既に引退。今は全日本のコーチですね。
葛西選手はオリンピック出場6回目と、鉄人道をまっしぐらに進んでいます。
最初は1992年のアルベールビルですから競技人生が異常に長い。
ジャンプは瞬発力が勝負の競技、37歳の彼が20代の選手と渡り合えるなんてどんな運動神経をしているんだろう。
そういえば今回注目選手の一人だった岡部選手の名前を聞きませんね・・・よほど体調が悪いのかなあ。
葛西選手の競技人生の中で印象に残っているのは、スキー板が体の後方に広がるムササビ飛型で距離を伸ばし、世界から「カミカゼ」と恐れられた頃。
大倉山のバッケンレコードも何回も更新し「どこまで飛ぶんだ~」とハラハラドキドキして観てました。
ワールドカップ優勝は15回を数え、船木選手と共に日本人タイ記録保持者です。
でも、オリンピックなどのビッグタイトルには縁がないんですよねえ。
そのせいか、いつも主役は他の選手で、脇役にまわる微妙な立場。
ですから、恐らく今回が最後の晴れ舞台になるでしょう。
ラージヒル予選は1位通過と上り調子(ただし上位10人は免除なので実質11位?)。
是非、メダルを取って名前を残して欲しい・・・応援してます!
★ 葛西選手の妹は再生不良性貧血を患っていることが昔ニュースで流れましたが、その後どうなったんだろう・・・。
2/21朝:競技が終わりました。葛西選手は8位入賞!
1回目は不本意でしたが、2回目で135mの葛西選手らしい大ジャンプを披露してくれました。
おつかれさま、と云いたいです。
あ、まだ団体が残っていた・・・。
2/23:団体戦が終わりました。結果は5位入賞。
葛西選手の2回目は140mの大ジャンプ!
始めから最後まで「主役」を立派に勤めました。
ホントに、ご苦労様。
出場の機会がなかった岡部選手もご苦労様でした。