前回は同僚のパソコンで、ハードディスクをSSDに乗せ換える際にパソコンが逝ってしまい急きょ買い替える事になった話をしたが、それではなぜSSDのコピーができなかったのかの話だ。
使用したソフトは「EaseUS Disk Copy」。無料で使えるハードディスクなどをそっくりクローンコピーできる重宝なソフトだ。
このソフトの選択肢には、「ドライブコピー」と「パーティションコピー」の2つから選べるが、パーティーションコピーは、ブート情報はコピーできないので、SSDの乗せ換えには使用できない。残るは「ディスクコピー」しか選択肢はないが、問題はハードディスクの容量が500GBなのに、SSDの両量は120GBしかなく、そのままではクローン作成ができない。さらに500GBのハードディスクのうちCドライブとDドライブの2つにパーティーションを分けていて、130GBをCドライブに、残りをDドライブに割り当てているので、単純なクローンのまるごとコピーは残念ながら無理だった。
そこで、「EaseUS Todo Backup Free」も、クローンが作成できるというのでインストールすることにした。実際に動かしてみると非常に簡単で、クローンディスクが作成できたのだが、いざやってみるとブートできない。すべてのファイルがコピーされたのを確認したのに、起動情報に問題があるようだ。なぜ失敗したのか、あれこれ調べているうちに、同僚のパソコンは突然ご臨終となってしまった。前回も書いたがおそらくマザーボードではないかと思う。ASUSのボードにはLEDランプがあって点灯している。電源ユニットの問題ではないはずだ。起動のBIOS画面で、何度か電源を繰り返しているうちに、全く動かなくなってしまったので、マザーボードが原因だろうと推測するのだ。そんなわけで、中古で性能の良いパソコンを買ったというのが前回だった。
さて、エプソンダイレクトのパソコンが届いたので、古いパソコンのハードディスクを取り出してSSDに乗せ換える仕事がまだ残っている。ハードディスクどうしのコピー作業は、私のサブパソコンで作業したほうが簡単だし、各ドライブの状況は「ディスクの管理」で詳細に把握できるので便利だ。コピーするにしてもEaseUS Todo Backup Freeがうまくいかなさそうなので、EaseUS Disk Copyで丸ごとコピーをするしかないわけだ。要は500GBのハードディスクのうち、130GBのCドライブの情報をSSDにコピーすれば良いわけだ。だから空いている別の1TBのハードディスクを用意してクローンコピーした。オリジナルのハードディスクはいったん取り外して保管しておき、私のパソコンからコピーしたDドライブの中身は「ディスクの管理」で削除してしまう。これでパーティーションが1つだけになったので、そのままSSDにクローンができるというわけだ。
再びEaseUS Disk Copyを起動して、1TBのハードディスクがコピー元で、コピー先がSSDにセットする。この作業でSSDとハードディスクの容量にかなり違いが生まれるが、Cドライブとして容量はたいして違いがなく、1TBのハードディスクも120Gの1パーティーションと、残りの未使用領域でありそのままコピーしてくれる。
結果は大成功で、コピーに手間はかかったがSSDの乗せ換えは無事できた。単体でエプソンのパソコンとSSDを接続し起動するとすんなり動かす事ができた。
後の残りはDドライブのコピーであり、さきほど保管してたオリジナルのハードディスクを再びコピーして、今度はDドライブの情報を1TBのハードディスクにコピーした。コピーが終わるとオリジナルのハードディスクはそのまま取り外して、いざ問題が起きた場合の非常用としておくとして、最後に1TBのハードディスクにもCドライブの記録がそっくり残っているが、そのままでは起動のさいに悪さをしかねないので、ディスクの管理からCドライブは削除した。
これでコピーはすべて完了し、エプソンのパソコン乗せ換えは無事完了した。CPUやマザーボードが全く違っているのに、以前と何もかわらぬように動いてしまうのが面白い。さすがにグラフィックボードのドライバーが無かったようで、小さな画面での起動を余儀なくされたが、すぐにドライバーのダウンロードが働いてほどなくワイドスクリーンが表示された。
一連の入れ替え作業で振り返ると、すぐにEaseUS Todo Backup Freeをあきらめて、EaseUS Disk Copyを複数回コピーを繰り替えていれば、まだマザーボードは動き続けていて、パソコンを入れ替えなくても良かったかもしれない。でもマザーボードの寿命だったと割り切て考えようと思う。