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あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

発端は尖閣諸島だと思う

2015-06-30 00:50:59 | 話題

 ここからは一般論ではなくて私見になるが、なぜ安倍政権は集団的自衛権の成立を急いでいるのかだが、その根拠となった一つに中国の強引な海洋進出に対抗するというもので、その代表例が尖閣諸島の領空/領海侵犯だ。

 野田内閣の時に尖閣諸島は国有化されたが、その時から中国政府は頻繁に船や飛行機で挑発するようになり、阿部政権でも挑発は続いているのだが、おそらく安倍晋三氏はかなり前から憲法を変えたいと願っており、尖閣諸島は絶好の口実ができたと思うのだが、それは置いておくとして、尖閣諸島は日本政府の所有になっていて、当時の野田内閣が所有した経緯についてジャーナリストの田原総一朗氏の記事を読んだことがあるのだが、検索したが見当たらないので、完全な記憶で書くのだが、田原氏の事情通によると、中国の「国有化」という意味は日本語の「国有化」と意味が違っていて、日本の場合では、単純に尖閣諸島という名義が個人から国に移っただけで本質的に変わず、いわば所有権の変更にすぎないと日本人は考えるが、中国人から国有化と聞くと、それは尖閣諸島が本格的な開発に乗り出したと感じるのだそうだ。それで一気に領有権を主張するために行動に出た。

 それまで尖閣諸島は個人が所有した領土で、領海の場合は12カイリまでは日本の主権が及ぶが、それ以外は公海なので日中の協定により付近までお互いに漁ができたのだが、中国から見れば本格的に開発がはじまったので中国政府は対抗せざるを得なくなり、船や飛行機を出して日本との衝突が激しくなった。つまり「国有化」という意味の違いから、もし野田内閣がもっと長期に安定した政権だったなら、今のような無用な緊張は回避できたのではないかと個人的に思っている。しかしその後の安倍内閣は中国包囲網を明言しており、尖閣諸島は格好の材料にしてしまったと個人的には思っている。

 

 

 

 


澤井珈琲が届いた

2015-06-29 23:29:54 | 出来事

 楽天市場で購入したコーヒー豆が届いた。

 ビクトリーブレンドとブレンドフォルテシモ。いつも買っているコーヒー豆。

 さっそく開封してミルで挽いて淹れた。すばらしい香りが広がる。やっぱりこうでないと。

 


阿部内閣は火災報知器を故意に切ってしまったようなものだ

2015-06-28 09:56:08 | 話題

 先日の言論弾圧とも思える報道の波紋が広がっており、自民党は事態の収拾に必至だが、阿部内閣はそれまで強いリーダーシップでトップダウンによる決定を行ってきた。これは民主党政権の何も決められない政治の反動の結果であり、たくましいリーダーの登場を国民が望んだのだと思う。確かに株価は上がり、ほぼ完全雇用と言える状態で(大企業の)業績も良く税収も大幅に増えて、大地震で受けた傷をかなり癒す事ができた。これは民主党政権にあるリーマンショックの後始末と、その後の大地震と原発事故の対処で、日本という国そのものの収拾がつかない事態になってしまった所に阿部内閣が発足した。いわば火事が起きてしまった場合に、相手の責任を追及するよりも、まずは消火するのが先なわけで、阿部内閣は鎮火するまでの強力なチームを作って対処した。だが、ここにきて様々な弊害が出てきている。このたとえ話を続けると、阿部内閣は火災報知器を故意に止めてしまった状態といえる。ホテルの火災報知器は重要なものだが、同時に時々誤作動もしてしまうと考えてほしい。マナーの悪い宿泊客がトイレで喫煙したとすると、たちまち警報が鳴り響いてしまうものだが、宿泊客の利便性を考えてトイレの火災報知器はあらかじめ切断してしまったのが今の阿部内閣で、おかげで多少マナーの悪い宿泊客がいても火災報知器はならないので良かったのだが、それがならない事を良い事に、部屋に七輪を持ち込んで焼肉パーティーをやる愚か者が出てきてしまった。モクモクとでる煙に他の宿泊客から苦情が殺到してきたのが今回の顛末だ。

 本論に戻るが、お友達だけの組織は初めのうちは意思決定が速く迅速に行動できるので結果を得られるのだが、やはりいつも反対の意見を言う「くちうるさい人」はとても重要なもので、客観的にみて自分の現在地はどこにいるのかを違う視点でみてもらう必要があるのだが、今の阿部内閣は異なる視点を排除してしまったので、すでに現在地がわからなくなっているが、今まで歩いてきた道は間違いがない、これから向かう道もこれしか無いと思いこんでいる。だがそのまま行くと取り返しのつかない事態になりかねないので、対立する意見にも耳を傾けて、相手を尊重する事が今問われているのだと思う。

 

 

 

 


自民党はどこへ行こうとしているのか

2015-06-27 19:55:54 | 話題

 ここ数日、言論統制としか思えない事が起きている。

百田尚樹氏の発言が発端だが、阿部政権寄りの読売新聞の社説でさえ「報道機関を抑えつけるかのような、独善的な言動は看過できない。」と書き出しで始まっており、集団的自衛権容認するというスタンスの読売新聞も、さすがに自身の首を絞めるような事には許せなかったのだろう。確かに個人が何を思うのか、何を考えているのかは自由だが、現職の国会議員の勉強会はあまりに度が過ぎている。「マスコミを懲らしめるには、広告収入がなくなるのが一番だ。経団連に働きかけていただきたい」とは、その一部にせよ自民党の議員たちは、政権に異論があるなら兵糧攻めにできると言っているようなものだ。言論の自由は保証されているのに、それを真っ向から否定する事になる。これは戦前に行われていた検閲や特高による全体主義的な風潮が、現在の政権によみがえつつあるように思える。

 国会が戦後最長に延長されたが、最終的に数の力で法案は必ず通るという慢心が招いた結果だとおもう。世論調査による政権支持率が低下しており、国民の多くが集団的自衛権の本質とは何かを気づく事に期待したい。

 



クイックスタンパーをインストール

2015-06-26 13:06:07 | 出来事

 電子印鑑ソフトのクイックスタンパーをインストールした。なかなか便利だ。

 領収書はあるのだが、手書きするのが苦手なのでフリーソフトで済ませてしまおうと考え、一番評価が高かったのでこのソフトをダウンロードした。じつは先日同僚から電子印鑑がある事を聞いたのだが、インストールはしていなかった。タイムスタンプ以外にも丸印、角印が自由に作成できるので、はんこ屋さんに作ってもらわなくても簡単に自作できてしまうのが驚きだ。

 領収書自体はダイソーで多くの種類が売られているので、あとは相手先の名前と但し書きを記入するだけなのだが、その相手先を手書きするのが大嫌いなのだ。それでこの10年は全て同僚に書いてもらっているので領収書自体を持つことがないのだが、今回は独自で用意しなけばならなくなり、久々にワープロ専用機の書院を出してきて印刷しようとしたら、リボンを印刷する部分のモーターが回らなくなっていた。これも20年以上前のものであり、だいぶ活躍してくれたがついにご臨終を迎えたようで、それで仕方なくワードに印刷して領収書を用意する事にしたが、これもフリーソフトでテンプレートがたくさん用意されていて選り取り見取りである。本当に便利な時代になったものだ。

 これで領収書が印刷できる。

 

 

 

 

 


後方支援は危険なもの

2015-06-25 05:36:52 | 話題

 集団的自衛権の続きだが、政府は後方支援で活動を展開しようとしているが、物資輸送はとても危険なものだ。今回はその話をしたい。

 まず集団的自衛権を行使して日本の部隊が海外に派遣したとして、日本政府は水と食料の輸送を担う場合を考えてみよう。前方の部隊としてアメリカ軍が先に進軍しているとして、ずっと戦闘は行っていないが、進軍していると物資が少なくなり補給が必要になる。その時に武器弾薬を全く使ってなくても、水や食糧はどんどん減っていくのは子供でもわかるだろう。さて物資の輸送は政府の言う通り安全なのだろうか?仮に停戦中だとしても、ゲリラが突然戦闘を再開するかもしれない。その時、輸送中の日本の部隊に対して攻撃をしてきた場合はどうなるのか。かつ大人数で重火器で攻撃してきた場合では、政府案では部隊を中止できる事になっているが、本当に中止できるのだろうか?前方部隊には水や食料を日本が届てくれるのを待ち望んでいるのであって、それを一方的に中止してしまうのはアメリカ軍を兵糧攻めにしてしまうのだ。「日本政府は危険になったので帰ります」で済む話だろうか?普通に考えてできる話ではなく、このように正面の部隊どおしで戦闘するばかりが戦ではい。むしろ後方の補給を絶って前方を行動不能にしてしまうほうが一般的だ。事実、太平洋戦争における日本軍も多くが補給を絶たれて飢餓に苦しんだ。

 後方支援は安易に中止できるはずがないのがわかる。

つづく

 


半年ぶりにアイスクリームを作った。

2015-06-24 02:11:29 | 出来事

 しばらく作っていなかったアイスクリームを久々に作ってみた。おいしかった。

 しばらく作り方を忘れてしまったので、プレーンのアイスクリームを作ってみたが上手にできた。

 ただ、作るにあたり卵を1時間ほど冷凍しなければならないのだが、うっかり冷凍したままで放置してしまったので、黄身がカチカチに凍り付いてしまった。白身は凍っても全く問題がないが、黄身は解凍しても固まったままなのでちょっと悩んでしまったが、スプーンで黄身をくりぬき、30分ほど放置しておいて、ハンドミキサーで根気強くかくはんをつづけていくと、なんとか黄身のペーストに戻すことができた。後はアイスクリームの原料となる低脂肪乳に、砂糖とマリームを合わせて鍋に火を入れて融かし練乳を作る。練乳ができたら、ボウルに練乳と卵の黄身ペーストをまず入れてハンドミキサーに投入。そしてホイップクリームとメレンゲをいれてハンドミキサーでかくはんさせておく。そしてアイスクリームメーカーに原材料を投入してスイッチオン!。その後もう一度延長してかくはんさせる。この40分間でアイスクリームが出来上がる。

 全体的にロッテの爽にたいへんよく似たアイスクリームができた。

 

 

 


ホルムズ海峡を想定ているが

2015-06-23 17:13:09 | 話題

 前回に続く。政府の集団的自衛権の容認においてホルムズ海峡をあげているが、東洋経済の記事「イランによる「ホルムズ完全封鎖」は非現実的」に述べられているように、ちょっと考えて見れば子供だましの詭弁である事は容易にわかる事だ。これは是が非でも集団的自衛権の先例を作ろうとしているとしか思えず、そのまま決議されてしまうと極めて危険な事態になる。

 改めて述べるが、日本における集団的自衛権の行使とは、簡単に言うと、ある国がいて、まだ日本が攻撃されておらず、かつ、その国とも戦闘していないのに、その国をアメリカに攻撃した場合は、日本が代わりに攻撃する事である。その記事についてはすごい説得力ー強烈な安倍首相批判=元自衛官(防空ミサイル部隊)の泥 憲和さん。をぜひ読んでいただきたいが、先日のニュースでも元内閣法制局長官が、国会中継で集団的自衛権の行使は日本を先制攻撃する事になるとおっしゃっていたが、まさにその通りであり、今の内閣は必要以上に危機をあおっているとしか思えず、先日から書いてきたように、確かにある特定の事態だけにとってみれば一見すると筋が通るのかもしれないが、いったん法律を通してしまうと、先日書いたように江川事件のような抜け道により危険な世界に行ってしまいかねないのだ。

つづく


日米ガイドラインの本質

2015-06-22 15:37:38 | 話題

 昨日の続きだが、もし日本が戦闘行動しなければならなくなった場合には、アメリカが助けてくれるというのは希望的観測でしかなく、日本自体が最初しなければならないのが、既に改定されている日米ガイドラインの本質だと思う。

 この事は以前より「愛川欣也パックインジャーナル」で田岡俊次氏が繰り返し述べていた事であり、ガイドラインとして日米で取り交わせた文書で、日本の文章は「主体的な役割を担い米軍が支援する」とあるが、英文では「Primary Responsibility(一義的責任)」と書かれているのみで、明らかに翻訳した内容に違いがあるのだが、これは日本人へ向けたいわば方便でしかないように思う。日米安全保障条約は、私も子供のころから、日本はだけでは防衛できないので、アメリカに守ってもらっているという片務条約が刷り込まれているのだが現実は違っていた。そのあたりは最近の文章はダイヤモンドオンラインに連載されているのでご覧いただきたいが、現状は今のアメリカはもう世界の警察官でいる事はできない。イラクの湾岸戦争以来、莫大な戦費を支出し続けており、アメリカ経済は既に限界なのだ。その為に日本が単独で自衛ができるようにしてきたのであって、今の自衛隊は日本国内を守るのに十分なだけの実力を持っているのであり、なぜ阿部内閣がなぜ集団的自衛権なのか私は理解できない。しかも政府は具体的な想定としてホルムズ海峡の掃海艇による機雷除去をあげているが、なぜ集団的自衛権を行使しなければならないのだろうか?

続く