入院した翌日の朝であるが、寝ていたら看護士に「朝です。ご飯食べますよ」と起こされた。ベッドを起こし車椅子に移動する。
昨夜はもう夜8時をまわっていたので、ほとんど誰も会わなかったとおもうが、朝は大勢の患者がいた。どうやら食堂らしい。
ほどなく自分の食事が用意されたので、ぎこちない右腕一本だけで食事を始める。
昨夜は遅かったので箸など身の回りの品は何もなく、食堂から支給されたと思われるスプーンを使って食事した。付き添いの看護士が、慣れた手つきでご飯に乗せるふりかけをかけてくれた。
白米をスプーンにすくって食べるのはほとんど記憶がなく、やはり違和感がある。
昨日の午後、病院に行く前でも視野が狭くなていることも自分で認識していたが、朝の食事の様子で視野が本当に狭くなっている。顔の正面しか見ることができず、人がいることしか見えなかったとおもう。
その後毎日必ず食堂で食堂で食事をとる事になるのだが、他の患者の様子を観察できるようになったのは、おそらく3、4日後の事だとおもう。これは急に目が見えるようになったわけではなく、少しずつ入院生活に落ち着いてきたと言えるだろう。
昨夜はもう夜8時をまわっていたので、ほとんど誰も会わなかったとおもうが、朝は大勢の患者がいた。どうやら食堂らしい。
ほどなく自分の食事が用意されたので、ぎこちない右腕一本だけで食事を始める。
昨夜は遅かったので箸など身の回りの品は何もなく、食堂から支給されたと思われるスプーンを使って食事した。付き添いの看護士が、慣れた手つきでご飯に乗せるふりかけをかけてくれた。
白米をスプーンにすくって食べるのはほとんど記憶がなく、やはり違和感がある。
昨日の午後、病院に行く前でも視野が狭くなていることも自分で認識していたが、朝の食事の様子で視野が本当に狭くなっている。顔の正面しか見ることができず、人がいることしか見えなかったとおもう。
その後毎日必ず食堂で食堂で食事をとる事になるのだが、他の患者の様子を観察できるようになったのは、おそらく3、4日後の事だとおもう。これは急に目が見えるようになったわけではなく、少しずつ入院生活に落ち着いてきたと言えるだろう。