先週の事だが、家のとなりのおじさんから電話があり年賀状が作れないと連絡が来た。
文面は事前にインターネットから無用素材集をダウンロードしておき、気に入った物を選択し簡単に済むと思っていたのだが、次の日また電話があり、昨年使った住所録をコピーして新規に今年版の住所録を起こして各住所の変更を加えたのだが、宛名面が消えてしまったとの事。使ったのは筆王で、このソフトは宛名と文面が一つの物として機能するので、デザインである文面を新規に登録しなければいけないのだった。
というわけで宛名面を新規に起こし、文体も楷書体から行書体へ変更して完成させた。まぁ結局、最初から私が昨年の年賀状を預かって、片っ端から手入力していった簡単に印刷できたのだが、自治会でのお仕事もされている方であり、昨年にすごい立派なお米をいただいたので、パソコンの基本的な使い方を丁寧に説明していった。おかげで帰りにかなり高級な冷凍餃子とカレイをいただいたので、これはこれで良かったと思う。
さて、今日の事だがいつもお世話になっている事務所から電話があり、パソコンがとても重くなったので見てもらいたいとの事で訪問した。
いってみると確かに遅い。パソコンにUSBクリップメモリーを挿したけど、ドライブ一覧が出てこないで「だんまり」を決め込んでいる。これはパソコン自体を再起動が必要だなと思い、デスクトップのスタートボタンにある終了するときの「シャットダウン」ではなく「再起動」を選択した。そして待つこと5分。やっと画面が変わって再び起動画面が表示された。「だいぶ軽くなったと思います」と私。それでエクセルなどの作業画面を開くとびっくりするくらい快適に動いた。
要は毎日電源を入れて、シャットダウンで電源を落とすが、実はエクセルやワードなどを立ち上げる際に、ハードディスク内に作業するためのメモみたいな記録をそのままにしておくのだ。これらの残骸はその都度ゴミで捨ててしまえば良いのだが、ハードディスクの記録を捨てずにそのままにしておく。「部屋の中は紙屑がいっぱいで足の踏み場が無い」と想像すればよい。それで掃除をする有効な方法が「パソコンの再起動」という訳だ。
それで私が提案したのが、週末にパソコンの電源を落とす際に、通常のシャットダウンではなく再起動を選択してから、パソコンをいったん立ち上げなおし、改めてシャットダウンをかけるように勧めた。1週間程度ならそんなに再起動にかかる時間はとらないし、月曜日にはきれいな状態となったパソコンになるので、長く快適に使っていけると話した。
最初にレジストリクリーナーをインストールする必要があるかと思ったが、まだ1年も経たないで元の快適なデスクトップに戻ったので、インストールはせずに再起動するだけにした。
パソコンが遅くなってきたと感じたら、まずはスタートボタンの「シャットダウン」ではなく、「再起動」を選択してみよう。不要なゴミが一掃されて動きも軽くなると思う。