やはり音楽が聞きたくなり、ネット放送局を調べてみると、Abacus.fmというサイトが検索された。チャンネル数はそれほど多くは無いがベートーヴェンやモーツァルトのピアノ、交響曲などがあるのでさっそく聞いてみた。
いきなり、ベートーヴェン交響曲第7番、1楽章が演奏されているので思わずうれしくなってしまった。しかもベルリンフィルである。昔は本当によく聞いたものである。7番だけでも、カールベームさん、カラヤンさん、カルロスクライバーさんなどのCDを持っており、4番と7番は特にお気に入りの曲である。
こうやってベートーヴェンを聞くと、やはり本格的なオーディオで聞きたいものである。だが不覚にもアンプを壊してしまい、CDが再生できない状況になっているため、しかたなくパソコンで聞いている。テレビ番組くらいでは特に不満はないのだが、やはり交響曲や協奏曲とかなると、いろいろ不満が出てくるので、やはり再びオーディオを構築しなおそうかと考えてしまう。
さて、Abacus.fmだが、しいのはFlash内の小窓にしか、どのオーケストラなのか、また現在演奏中の曲名が、一部分しか表示されないのだ。しかも曲全体ではなく、楽章ごとにバラバラに演奏されてしまうため、先に述べた交響曲第7番第1楽章の演奏の後は、交響曲第4番第3楽章、そしてビアノ協奏曲第2番第2楽章と、このようにランダムに演奏されてしまう。これはちょっとがっかりである。だが、ただで放送が聞けるのはありがたい。有名な曲はもちろん、セレナーデなどの室内楽なども私がしらない曲がたくさん放送されているので、一日中飽きずに聞けるのがうれしい。
ここしばらくはこのチャンネルが一番のお気に入りになった。