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日本一脚の速い「鉄ちゃん」を目指します!
時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

コスモタイガーのつぶやき(3)~競走と伴走

2017-01-16 | つぶやき/更新中

1) 名岐駅伝。(2月)
2) 別府大分毎日マラソン(2月)
いずれも若かりし頃に出場した、思い出深い大会である。

1の大会は、恐らく全国的には無名であろうが、主に東海・北信越地区対象の伝統の駅伝大会であった。

「一般の部」と「高校の部」があり、自分たちが対象だった一般の部は、大垣城ホール前(岐阜県大垣市)~中日新聞社本社前(名古屋市中区)までの6区間52.6km。(ただし、若干ながら、幾度か距離は変更されている)

こちらも幾度かルール変更はあったものの、基本のラインとして、愛知県の場合、12月に「駅伝カーニバル」と称される予選が行われ、上位6チームが2月の本戦へ進むというシステムだった。

それとは別にシード権もあり、一定レベルの成績(例えば県内チーム10位以内とか)でゴールすれば、自動的に翌年の出場権も得られた。

この大会の最大の魅力は、「ニューイヤー駅伝」などと違い、実業団・市民ランナチームいずれにも門戸が開かれていたこと。
そして、いわゆるBチームやCチームの出場も認められず、1団体1チームのみ。
各チームで選ばれた6人(補欠も入れれば8人)が、ガチで走ることになる。
言い変えれば、我々東海地区の市民ランナーにとっては、実質最高レベルの大会だったのだ。

自分もこの駅伝を選手として走れたことは、今さらながら、「自分で自分を褒めてあげたい」。
若かったなぁ、俺!

残念ながら道路事情等により、2013年2月の大会を最後に休止となってしまった。

2は、略称で別大。
こちらは全国ネットで今も放映されている有名大会だから説明不要かな?

現在は、出場制限も緩くなり、大衆化した部分もあるけれど、(それでも3時間半以内という出場資格は、全国各種大会の中では厳しい方だけど…)かつては、いわゆるエリート大会の1つで、正確には忘れてしまったが、確かフルマラソンで2時間40分以内、ハーフマラソンで1時間15分以内の記録を有していなければ出場できなかった。

ハーフで資格をゲットしたコスモタイガー。
嬉々として、別府に乗り込んでいった記憶がある。

あれから随分と月日が流れた。
30代後半から徐々に競技力の衰えを感じ、特に40歳以降は劇的に下落。
今では、どうしてあんなに速く走れたのか不思議なくらい(笑)。

その逆に、40歳以降も、いやいや50歳になっても意気盛んに進化し続ける猛者もいらっしゃって、只々恐れ入るばかりだ。

コスモタイガーの場合、「走ることが好き」ではあるけれど、アンチエイジングだの食事療法だのという難しい話は正直、あまり興味はなく、いわゆる学問的(理論的)に追及して走るタイプではない。
その上、頑丈な体じゃないから、勢いに任せてグイグイと、なんてのも全然無理だし。
食事なんて、食べたい物食べてるだけだし。
毎晩、ビールなしでは寝付けないし(笑)。
きっとそんな性格にも起因しているんだろう。

ただ、長く走ってきた甲斐あり、財産ともいえる多くの友人・知人と交わることができた。
また、経験だけは長いから(笑)、ランニングのことで聞かれれば、そこそこの回答を返すことはできる(笑)。
何となく、こんな時はこう、みたいなやつで、いわゆる「カン」みたいなもんだけど。
ってか、理論的なことは私に聞かないでくださいね、無理なので(爆)。

すでに往年?の走りは無理だけど、どこかのレースで年代別入賞とかすると単純に嬉しい。
そんな年老いた?自分にも、少しだけ殊勝な気持ちもあったりして、機会があれば「ランニングの楽しさをおすそ分け♪」したい、という思いもあったりする。

現在所属しているチームで、目に障害を持ちながらも走っている、努力家のK君がいる。
最初は伴走者も結構いた気がするが、K君のレベルが上がってくると同時に伴走できるメンバーも限定されてきた。
(当然ながら、伴走する以上、K君より地力に勝ることが絶対条件となる)

4年ほど前だったかな?
ある人の音頭取りで、チーム内外にも声掛けをしつつ、K君の練習の伴走をローテーション化。
それ以降、多少の紆余曲折はあるものの、4~5人でローテーションを汲み、自分もその1人に入れていただいている。

伴走、などと言うと恰好いいけれど、現在のK君は障害者ランナーとしてはかなりのレベルであり、落ち目の自分にとってもちょうど良い刺激になっているようで、自らの走力維持にも役立っている。

そしてまた、K君の実力アップとともに、伴走者同士で練習メニューを話し合ったり、K君を囲んで飲み会を催したりしてなかなか面白い。
まさに「伴走の輪」というやつだ。

また、彼のおかげで、障害者マラソンの世界を、より身近に感じるようにもなった。
北京・リオのパラリンピックのマラソンには、学生時代の後輩も出場しているけれど、こちらの応援も今まで以上に熱い声援を送れる気持ちになった。

K君も、各種大会で入賞や優勝もするようになった。
そんな彼の今後の活躍を期待しつつ、日本盲人マラソン協会のHP、そしてそこに紹介されているK君を案内して、今回のつぶやきを締めるとしよう。

★日本盲人マラソン協会 ⇒ http://jbma.or.jp/
★K君の紹介記事 ⇒ http://jbma.or.jp/news/runnervoice/voice04/

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4 コメント

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別府大分毎日マラソン (更家)
2017-01-17 08:25:18
別府大分毎日マラソンに出場されたことがあるんですね。
やはりね~、ただの”超人ランナー”ではないなと思っていましたが、凄い!

そうか、名岐駅伝が、大垣から名古屋だから、こちら方面の街道に詳しかった訳ですね。

目に障害を持つ方の伴走も、その方よりも早く走る力を維持しないといけないので大変そうですが、
でも、趣味の世界で社会貢献出来るのは羨ましいです。
返信する
更家様 (コスモタイガー)
2017-01-18 12:34:52
いえいえ、そんな大げさなものではなく、自分の練習も兼ねて一生懸命走ってます!
社会貢献などと言われると、かえって気恥ずかしい。
K君の向上心には頭が下がりますし、むしろ私が刺激を受けていますから。

大垣方面、特に詳しいということはないのですが、東海地区に住む人間の感覚として、大垣までが通勤圏、いわゆる「名古屋圏」、のイメージがありますね。
時刻表で東海道本線を見ていただくと、名古屋を経由する新快速の大半が、大垣発着です。
(土日のみ一部米原まで直通、という感じです)

別府大分マラソン(別大)は、実は昔と今ではコースが随分と変更されていますが、それでも共通点は、「景色が良いこと!」。
そして周囲に温泉や観光地が多いこと。
TV画面から見る風景も見映えしますので、大好きなレースの1つです。
返信する
別府  (iina)
2018-08-04 09:22:36
> この駅伝を選手として走れたことは、今さらながら、「自分で自分を褒めてあげたい」。
iinaには、出来ぬ気持のもちようです。
若いころに、会社の某部が山中湖一周マラソンを年一やってました。やろうかと思ったことがありますが、転勤で果たせなかったです。

高校時代に寒中稽古で13キロほどを走りましたが、2キロを超えた辺りから辛さを乗り越えた体験があります。

恐らくは、別府観光されてないかもと考え、次を置いて帰ります。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/a5186aac43369d0a4306b8ba0fdec444


> 人類皆兄弟!なんて言葉もありますし(笑)。
人類が一つのペアから誕生したと考えると、人類は皆兄弟になります。ハイ。

* iinaの該当ブログ記事のアドレスを真上のURLに埋めています。

返信する
地獄めぐり (コスモタイガー)
2018-08-09 16:29:39
私自身は出場したことありませんが、確か山中湖ロードレースは今も存在していると思います。
景色も良さそうで、起伏も緩そうですから、興味はありますが、家計的な事情もあり、なかなか行く機会に恵まれません。

別府地獄の案内、ありがとうございます。
独身の頃から、だいたい遠征で走る際は、翌日や翌々日あたりを休暇にして、旅行兼ねることが多いです。
ただ走って帰ってくるんじゃ、もったいないですもんね!

別府大分マラソンも何回か出場しましたが、いつだったかな?
翌月曜日に、地獄巡り、まとめて8箇所、全て廻りましたよ!
しかもまだ子供が小さかったので、ベビーカーを引きながら(笑)。

そして夕方には特急ソニック→新幹線を乗り継いで、名古屋まで帰りました。
嫁もマラソン経験者なので、もしかしてタフな家族なのかもしれませんね。
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