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日本一脚の速い「鉄ちゃん」を目指します!
時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

コスモタイガーのつぶやき(1)~ジョギング

2016-12-22 | つぶやき/更新中

フリーに書く!なんて宣言?しちゃったけど、いざとなったら、ネタはあっても、何から書いて、それをどう書いたらいいのか、いろいろ考えてしまい、なかなか難しい。
初っ端ということで、ランニングとの関わりについて、簡単に書いてみようか。

走ってると健康に見られがちで、「コスモタイガーさんは健康で良いね」なんて声を数えきれないほど言われたことがある。
が、実際はむしろ逆。
「持久力」と「健康」は本来、無関係のはず。

小5から中1前半にかけて大病を患い、体育の授業も1年間見学。
かかりつけ医師に勧められ(命じられ?)ジョギングを始めたことがそもそものスタート。
家の周りを走るだけだったけど。

言い換えれば、「健康」な少年が陸上に出会ったのでなく、「健康」になりたくてジョギングを始めた、ということなのだ。

治癒して間もなく、卓球部へ。
まだ小学校時代の卓球部の友達が数人いたから、という安直な理由。
「入部した」というより「舞い戻った」という感じ。
でも球技はどうも才能ないらしく、自分でもしっくりしない。

ただ、ジョギングの成果なのか、学校の体育の授業などを通じて、長距離走は「普通の人よりちょっと速い」ことを実感。
走ること自体好きになった。

身近なところで「走ることが好き」な欲求を満たしてくれるクラブ活動は陸上部しかなく、自然と陸上競技の世界とリンクすることに。

地元の某私立大学。
野球部が少しだけ有名で、中日ドラゴンズの選手を何人か輩出してるけど、わが陸上部は無名。
それどころか、専用のグラウンドもなく、学校の敷地内や周辺道路を利用して走ったりした。

幸い?丘の上にあったから、起伏には事欠かず、良いトレーニングにはなったし、週に一回程度、どうしても競技場利用したい練習は、約4kmほど離れた町営陸上競技場(しかもアンツーカー(土)です!)へアップがてら走っていき、また走って帰ってくるという感じ。

そんな感じでそれなりに一生懸命走っていたとは思うけれど、今思えば随分と時間的に優雅な学生生活を送っていたものだ。
その上、完全に「学生時代限り」と思っていた。
実業団から誘われるレベルでもないしね。

就職してから、慣れない環境の変化と忙しさに追われ、四苦八苦の毎日。
ランニングなんて未練どころか、全く眼中になし。
ジャージをパジャマ代わりに利用し、完全に過去の話になっていた。

それが不本意?にも、ひょんなことから、約1年ぶりにランニングを再開することになった。
この辺りの顛末は、また別の機会に稿を改めるとしよう。

ただ再開するにあたって、学生時代と決定的に違うのは、「忙しさ」。
わざわざ走るための時間はなかなか捻出できない。
いかに普段の生活の中にランニングを組み込むか。

今から20年以上も前の話。
ネットもスマホもなかった。
今のようにランニングブームでもなかったから、ランナーの数もずっと少なかった。
というより、はっきり言って、「ただ走るだけなんてダサい」という視線もあったと思う。

情報らしい情報は、コアな月刊誌のみ。
本格的なものとして、「陸上競技マガジン」(通称リクマガ/やや実業団寄り)、「月刊陸上競技」(通称ゲツリク/箱根駅伝等の学生陸上が主)。
そして、少し砕けた感じの「ランナーズ」。(初心者や一般ランナー向け)

他にもあったかもしれないが、当時の自分はこの3誌しか知らなかった。

リクマガやゲツリクは、確かに参考になる部分もあるけれど、そこに書いてあるメニューは、一般会社員が、夜8時や9時から練習できる中身じゃない。
そんな時間に走れる競技場も近くにはない。
一流選手が、どの大会で何分で走ったなんてのも、自分には無関係の話。
ということで、参考文献?は、ランナーズに決定!

その一方で、通勤の往復の時間をランニングに活用できないか?と考えたりする。
「走れるときに走れる場所で走る」という発想は、自前のグラウンドもなく、監督も含めて皆であれやこれやと話し合いながら創意工夫の練習していた大学時代の経験から来ていると、自分で勝手に思っている。

ランナーズの記事や、通勤ランをしている職場の先輩の話などを参考に、リュックを新調し、ある日、通勤ランを敢行!
ドキドキしながら、約7kmほどある自宅まで走って帰ったのを、今も鮮明に記憶している。

それから20年以上たった今も、日々のランニングのベースは通勤ラン(帰宅run)。

リュック背負って走るとフォームが乱れるなんてネガティブな意見もあるけれど、圧倒的にメリットが多い。
その最大のものは、何と言っても「時間が節約できること」。
そしてワンウェイコースだから、飽きないこと。

いったん家帰ってわざわざ走りに行くのと、家着いた時にすでに練習終えた状態とでは、一日の時間の有効性がまるで違うからね。

残業で遅くなっても、「家に帰る」行為は必ず発生するから、確実に走る時間を確保できる。
「走れるときに走れる場所で走る」発想の延長にあるのが、通勤ランなのだ。

病弱な少年時代を過ごしたコスモタイガーは、今でも、「マラソンはジョギングの延長、究極のリハビリ」と思っている。

また実際、今でも気管支は普通の人より弱いらしく、それが原因なのか、風邪引き体質で、その風邪も長引く傾向にあり、ランニングの中断を余儀なくされている。
自分では「健康」だと思ったことはあまりない。

妙な主義主張を持つわけでもなく、自分の健康を念頭に置きながら、でも「遅いよりは速い方がいい」「目標はないよりあった方がいい」という、緩い感じでやっているため、通勤ランもさほど抵抗感じないし、それが長く続いている最大の秘訣かもしれない。


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4 コメント

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始まりましたね! (更家)
2016-12-24 09:04:41
いや~!、”超人”コスモタイガーさんの「身近な話題や時事ネタ」シリーズが始まりましたね、楽しみです!

大病で体育の授業を1年間見学というのは意外でした。
それで、ジョギングを始めたんですね。
私も、糖尿病克服のために、街道歩きを始めました。

やはり、大学時代は、予想通り陸上部ですよね。
私は縁遠いので、「陸上競技マガジン」や「月刊陸上競技」は読んだことがありません。
返信する
更家様 (コスモタイガー)
2016-12-26 14:26:33
イチロー選手が野球を始めるのも、更家さんが歩き出したのも、私が走り出したのも、何かのきっかけがあって、というのは同じですよね、きっと。
そうです、私は大病のリハビリがきっかけでジョギングを始めました。
ランニングでも陸上競技でもなく、ジョギングが私のスタートなんです。

リクマガやゲツリクは、確かに陸上に何かしら関係してる人じゃなければ読まないでしょう。
というより、私もあまり読みませんけど。

近しい友人たちには現実主義と言われる私ですが、遠いかなたの有名選手の練習方法や記録より、身近にいる、同じ境遇の市民ランナーの練習方法の方が遙かに参考になりました。
そのニーズに答えてくれたのは、「ランナーズ」だったんですね。

そしてもう一つの定期的な愛読書。
それは「時刻表」です(笑)。
いや、こっちの方が付き合い長いかな?
今も続いてるし。
こちらはまた稿を改めて、呟きたいと思います。
返信する
出合い (もののはじめのiina)
2018-08-15 10:23:41
大病して医師にジョギングをすすめられたのが、マラソンとの出会いでしたか。
            いまは、すっかりマラソンの虜になったのですね。

iinaは学生時代にバレーボール部に行こうと思ったら、友がスポーツ部は務まらぬと脅され、その仲間とトレーニングに励みました。
構内をジョギングしたり建物の階段を上り下りして鍛え、夏の合宿と称して富士五湖を巡りました。
もちろん、つぎのとおり富士登山もしました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/ca04bb02808b8e8f2551da1178e1954b


> 別府・・・由布院も近いですし、国東半島の仏像群もいずれ訪問してみたいです。
神仏習合した国東半島の六郷満山仏教文化はとても好いです。
それを説明する「大分県立歴史博物館」で学んで巡るか、観光後に行くかすると効果があると思います。
次にご案内したページに磨崖仏などにリンクしていますから、ご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/b11f33e208120d63cfb4eaf19512f4c0



返信する
ランニングとの出会い (コスモタイガー)
2018-08-21 16:59:11
そうなんです。今元気に走ってる元をたどれば、病後のリハビリにたどり着きます。

それにしても富士山を3回も登ったとは!!
うちの嫁も独身時代に1~2回登頂したと聞いてますけど、私は残念ながらありません。

富士登山競争とか、富士登山駅伝もありますけどね、さすがに走って上る勇気はありません。

普通に歩いて登山なら、いずれ、という思いはありますけど。

磨崖仏も秘密めいていて、いずれ、というところですかね。
多分行くとすると、別大に絡めて…となるんでしょう。
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