なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

東京五輪

2015年09月07日 | 
の雲行き、怪しすぎ。

 そもそも、1年で一番熱い時期にどうしてスポーツ?連日「運動中止レベルです」なんて言ってるのにさ。客なんか誰も来ないよ。来たって、シニアばっかり、バッタバッタ熱中症でなぎ倒されますぜ。外国の方も危ない。で、JRの架線事故なんかが故意に起こされでもしたら、大変なことになるのは目に見えてる。殺人五輪、と呼ばれる可能性すらあるよね。

 つくづく縁起が悪い、と思っちゃうのが会場の問題と、ロゴマークの問題。「エンブレム」とかいってますけど、要するにロゴマークですよね。そのうち、ロゴについて思う事。

 報道が一段落して、こういう事だったのかなあ、と整理してみた感じだと。

1)デザインを公募。ただし、受賞歴等々に条件を付けたから、人も作品も最初からある程度絞り込みができてたんでしょう。それでも104人・104作品、日本のデザイナーの実力って相当なものだと思う。

2)で、一等を決めて組織委員会に送ったんだけど、待てど暮らせど発表にならない、というのは審査委員長の方の証言。その間、実はIOCからデザインに文句が来て、修正せざるを得なくなった、らしい。

3)で、2回も修正した、応募作品とはほぼ別物のデザインが、ロゴとして発表になっちゃった。

ということかなあ・・・・・。

 発表のとき、なんとなくパッとしないデザインだなあ、と感じたのは、修正のせいだったんだな。

 そしたら、ベルギーのデザイナーが「自分のデザインをパクった」って言い出した。

 その後の騒ぎは。佐野さんは記者会見で反論したんだけど、ネットで佐野さんを吊るし上げて溜飲を下げる奴が続出して、撤回に追い込まれちゃった、という次第。

 けど、問題は五輪のロゴデザインであって、他の作品の件はまあ、どーでもいいことじゃないか、と自分的には思う。非常に問題だと思うのは、あれが2回も!!修正されたものだったという事。言っては何だが、まるでセンスのなさそうなオジサンたちが修正に関与した、のが大問題じゃないかなあ。だから、一番最初に記者会見を開くべきだったのは佐野さんじゃなくて、組織委員会じゃなかったのか?と。順番が逆なんですよ。佐野さんは最初の記者会見で、決定デザインが修正されたものだ、とは言わなかった。多分組織委員会に遠慮されたんでしょうね。それ言ったら今度は「そんなこと言って責任逃れだあ!!」ってなるのも目に見えてたし。日本では、責任を取る=吊るし上げを食う、という事なんですかね。魔女裁判みたいだな。

 審査委員会も分からないんだけど、たとえ1等を取っても似たロゴがあるという指摘がIOCから出たらその時点で取り消しして、2等で考え直し、位の決定権があってしかるべきだったのでは?でないと、審査の意味がないでしょう。というか、応募の段階で、いわゆる「ググッて画像検索」なんぞいくらでもできるんだから、応募作品にする前にその程度の調査をしておいてくれ、と注釈を付けてもかまわないとも思う。

 にしても、ネット上の安っぽい正義感振り回し連中にはげんなりします。何様?そこまで「俺様はすごいんだぞ~」と言いたいのかねえ?佐野さんのご家族にまで累が及ぶ事態というのはつくづく異常。凄いんだぞ~とかやりたいなら、応募して1等でも取ってみなさいな。
 

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