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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

原田宗典氏

2013年09月13日 | 
の逮捕、という話、色々考える事多し。なーんか、絵に描いたような転落人生だなあ・・・・・・。

 20年前位はあっちこっちに連載を持つ、いわゆる「人気作家」だった筈。うちにもある。 毎日新聞に結構な紙面を割いて連載されていたエッセイ。
 で、そのうち「うつ病になった」とかで、精神科医と対談した本、これは図書館で借りて読んだっけ。読みつつ、なんだか危なっかしいなあ、という印象はあったのだが・・・・・・。

 作家、がなぜか日本ではもてはやされる。やたらインタビューとかあるし。作家だけで食べてる人ってしかし、何人いるんだろう?作家なのか芸能人なのか判然としない人も結構いっぱいいる。なにやって食べてるんだろうなあ?というか。

 自営業として考えると、すごく不安定な仕事だよね。潰しもきかないし。

 作家の申告ってどうなってるのか?と思うことも多い。最近はどうなんだろう?原稿料なんかもどんぶり勘定で請求書等々もほとんど取り交わさない、という。税務署からすれば、一番税金をぶったくれそうな業種かもしれない。簡単に「過少申告じゃないですか!」とか言えそうですもんね。

 芥川賞・直木賞だって、年2回ある。まあ、該当者なし、という時もあるけど、年に1人2人は出るわけで。そうなると、その賞を獲ったからもう安泰、はないですよね。

 原田さんについて言うなら。この人の事を覚えてる読者自体が、既にほとんどいなくなってる、んじゃないか、という感慨がある。作家も芸能人も一種の人気商売だから(文学がどうこう、芸術がどうこうっていうのは、ほぼ意味ないと思うんですよ)読者がつかなければそれっきり、ということか。

 なんというか、自分より少し上の世代で、一時期ブイブイ言わせてたような作家の皆さんがいつの間にかどっかに消えてる感が最近は強くて。そこへこの逮捕。覚醒剤って、カンベンして下さいよ・・・・・・。