なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

学習院

2010年03月10日 | 
か、大学生とは大昔に話したことがあるけれど。なんつうか、クリームのように人当たりの良い人達だなあ、と感じたのは憶えているが。凄く昔の話だ。

 週刊誌の記事、じゃなくて見出しを見て、思い出して、やーな気分になる。ありゃ、一体なんだったんだろうな。あっしが通ってた小学校は、で、親は。小学1年生の頃の話。というか、入学した途端、というか。
 とにかく、親が周りと違う物を持たせるのよ。で、それを(確か、金属製の鉛筆削りだったか)隣になった男に取り上げられた。すぐ怒鳴り散らす親に説明するのが恐ろしくて「失くした」と言ったら、結局メチャクチャ怒られた。だらしがない、というわけだ。で、教師は、やたら「姿勢を正せ」とかなんとか言ってたかな、ちょっとでもできないと喚くもんで、椅子に座ってても定規を背中に入れたみたいに突っ張らかってましたね。

 その教師は、なんだか知らんが、1学期の途中で来なくなった(ノイローゼになったんだそうだ、後で親が喋ってた話)、毎日色んな教師が代わりばんこに来ては教えてたみたいなんだけど(この頃が一番楽しかったかな)、そのうち、クラスがバラバラに分割されて、他のクラスに突っ込まれた。全くなじめない。メチャクチャだったんだな、今から思うと。子供はけなげだ、そんなんでもとにかく適応して、決められた事に黙々と従ってたんだもんね。

 席が隣になったその男は本当に嫌な奴で、すぐ暴力を振るう。日直って、席が隣同士になった男女一組でやることになってて、もう、その日が本当におっかなかった。そしたら、日直の当日、熱が出てねえ。休むことができた、わけよ。今なら、体温計の温度を高くする方法ってのをいっぱい知っているから、その手を用いて軽く休んでたのに。真面目だったなあ・・・・・・。

 とにかく、あの学校の男供の乱暴さときたら、ハンパじゃなかったような気がする。あれはなんだったんだろう?親のストレスが子供にうつってたんじゃないか、と思うんだけど。で、親は、そういう状況を解決しようとする、力も何もない、なんでも全部、あっしのせいにされましたね。親の言い分は、自分だって苛められたけどやり返してたんだ、という奴。知るかよ、そんなん、と今なら言えるんだが。子供に問題を転換するなよ!!と親に対して思っているから、今もあの野郎は大嫌いなんだな。教師の問題も、「子供にとって最善な解決」じゃなくて、「親&学校にとって体裁のいい解決」で終わってしまったしさ。
 この教師は、どうもあっしの入学前から「問題あり」ってことで親同士の噂になってたんだって。じゃ、担任なんぞやらせるな、とどうしてリコールしなかったんだろうか?「運が悪い」で済ませてたらしいんだもの、呆れるぜ、親の問題解決能力のなさには。大人とはとてもいえないよね。自分の子供もまともに守れないんじゃ。

 この辺からですかね、男嫌い・集団嫌い・教師嫌い・親嫌いってのが始まったのは。他人に対する基本的な信頼感が喪われてしまった、で、そういうのは、やっぱり、原則的には治らないもんだ、と思う。テクニックで補いはするけれど、仕事は、それでなんとかなるけれど。それ以外ではね、どうもなりませんわ。

 今の教師は大変ですよ。こういう、「基本的に学校が嫌いなんだよ」という人間の子供を、時に相手にするんだ。手強いわ、そりゃ。あー、あっしに子供なんかいなくて良かったよ。多分、学校なんか行かせないもん。関わりたくないから。
コメント
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