なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

納税説明会

2007年10月04日 | 仕事
に参加。例によって青色申告会の主催、会場は商工会会議室。解説者は所沢税務署の税務官のお二人。内容はいわゆるe-taxなる電子申告の解説と宣伝&今年変更になる税制の解説、特に減価償却費について。うーん、結局ピンと来なかった。

 e-Taxの解説は、どうしてもパソコン用語の羅列になってしまう。PC初心者の方はチンプンカンプンだったろうなあ。PC操作を文章にすると、どうしてこうまどろっこしくなるんだか。セキュリティーの確保のためだろう、やたら認証操作が多くて、これもややこしい。なんだかな、お手本PCかなんかを用意して、「トレーニングモード」かなんかで、実演してくれたほうが、文書の解説より、ようけ頭に入るのではないか。
 e-taxで申告するには住基カードにICタグを埋め込んで、んで、リーダーを購入しろと言う。今年or来年は税から¥5,000引きますから、と言うのだが、そういう手数料だ、購入費だとなると、相殺されてしまう。年一回の申告だけのために変更するのもなあ・・・・。消費税だなんだ、年に何回も申告する用事があるなら別だけど。

 と、面倒になってきたところで、今度は税制改正(?)の話である。税制の話を聞くたびに、あれこれ継ぎ当てをするように法律を改変して、着膨れちゃってにっちもさっちも、という印象を受けるのはあっしだけか?減価償却の話は、解説してた税務官の方が「あまりにマニアックで説明できません」なんて言う箇所すらある。こんな事殆どありっこない、多分日本で10例ないでしょう、という事例に対しても隙なく対処しなくちゃ、という「完全病」を感じる。この完全病は、マスコミが作り出したものだけどね。
 面白かったのは地震保険控除くらい。これ、国民年金とほぼ同じ扱いになるのよ。これは多分、入ったほうが得なんだろな。

 で、税務官の方の〆の発言。「きちんと紙に書いて申告書を提出していただけるだけで、私どもは大変有難い。毎年『申告書の書き方が分からん』と怒鳴り込んでくる方も多いので・・・・」。だからさあ、こういうことは、義務教育でピシッと教えるべきですよ。経理のなんたるか、財務諸表の読み取り方、税金の納め方、なーんも知らんで義務教育終了、ってのが間違ってる、と思うんですがねえ・・・。社会人になっても、会社員だと、結局納税業務は会社に丸投げでしょ。なんにも覚えられない訳じゃない。こいつも改めるべきだ、と思うんですがねえ・・・・。
 
コメント
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