なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ISO取得

2004年10月27日 | 仕事
無料講習会へ。体調は最悪だったんだが、しょうがない。今朝は寒気で目が覚めたくらいだったんだが。
 ISOの予備知識は殆どなかった。以前バイトしてたHOYAクリスタルがISO何とかを取得したって誇らしげに喋っててて、なんだろそれ、と思ってたくらい。ので、とりあえず、状況検分というわけね。
 行ってみて、これはなかなかよかったわい、と思う。ISOとは、要はグローバリゼーションの雄といっていいんだろう、製品規格とか、企業経営とか、なんでも世界統一基準を定めて、それに合格すると世界に通用するんだよー、ということらしい。製品規格ならともかく、企業経営法なんかでISOを取る意味は?と思ったが、結局まあ、当たり前のことをきちんと制度化するための第3者的システムと考えればいいんじゃないかな。日本ではやたら環境対応のISOが有名になっちゃってるけど。
 で、ISOの取得=差別化とか、「かっこいいでしょ」という時代は既に過ぎ去った、という。今は「更新」することに意義あり、取得は第1歩に過ぎない、それから、そのシステムを現場に浸透させてゆくプロセスが大切なんだって。当然じゃないかと思うんだが。
 尤も、複数の人間がかかわる企業体では、そういう仕組みを最初から理解して動かす、というのは極めて難しい。だから、こういう仕組みを利用して、外部からの圧力でもって「そんなもんかなあ」と思ってもらう、ということだね。なるほど、そういう風にこの仕組みを利用するわけか。個人企業では取得に意味があるとは思えないが(金がかかりすぎ!!)でも、考え方は取り入れる価値あり、だろうな。
 それにしても、こういう経営の話、あっしは経験で無理やり自分に仕込んできたが、最初から講義で聞くって、いい事か、悪い事か、どっちだろー?いい事だと思いたいが、ちと癪に障る。
コメント
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