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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

純正調

2021年01月25日 | 

で演奏できるのがヴァイオリンという楽器の特徴であり、強味だ、という話はよく聞きます、が。

 と言いますか、いきなりまーたヴァイオリンの話を書こうかと。

 というのはですね、ヴァイオリンて調弦の時からすでに「響き」を追っかけなければならない、調弦がかなり難しい楽器なんですわ。最初はもう、調弦だけで終わっちゃうくらい、難しいかもしれない。ま、これはギターなんかも同じですけど、ヴァイオリンはその辺をかなり厳密に追及する必要がある。調弦をきっちりできないと、全部の音がずれずれになっちゃうから。

 でねえ、純正調楽器だ、という誤解がありまして。これ、自分もずうっと騙されてた。ウソかい、というのはこの動画を見て分かったこと。

 ウソというのはちょっと言い過ぎでしょうけども。そもそも「純正調」の調律をやると、1オクターブの同じ音がずれちゃう。そうすると聴いてて気持ち悪いもんで、1オクターブの音はきっちり合わせるとして、余った余分な音をどこへもっていくか?について、ヴァイオリン系の楽器はかなり融通が利く、ということ、らしい。成程。曲の調性やら、音列やらから、ちょこちょこ修正をかけつつ演奏する。だから、例えば平均律だと(つまり、ピアノなら)ファシャープとソフラットは全く同じ音なんだけど、ヴァイオリンだと、フラット系は低めに取る、とかシャープ系は高め(というか明るめ?)に取る、等々の細工をしつつ響きをより良くしよう、なんてやれるらしいし、プロの方は当然そういう事を意識的あるいは無意識的にやっているわけ。

 で、この弊害というか、いつもリサイタルとかで聴くピアノ伴奏のヴァイオリンソナタって、なんかこう2つの楽器の音がしっくりこないなあと常々思ってたんですが、ピアノの平均律と、ヴァイオリンの融通効きすぎの調律が合わない場所があちこちに出てきちゃうから、響きが溶けあわない、と感じるのかもしれない。バッハの無伴奏だと、他の楽器なんか気にしなくていいから、とにかく和音をきちんと合わせる、一番響く音を探して、となるわけで、この場合、チューナーで音を調べる意味がかなり減ってしまう。チューナーは平均律を示しちゃうから。

 けど、そんなこと言ったって平均律すら分からんのだから、という事で、最初の頃はチューナー使ってたんですけど、結局めんどくさくなってやめてしまった。それよりかピアノアプリで調べたほうが速いんじゃないの?となって。で、それも段々面倒になる、頃に、ようやく和音がそれなりに合ってきたようなんです。

 まあね、ヴァイオリンを始めた頃にいきなり調律がどうこうとか高級な話を持ち出されても、おそらくはちんぷんかんぷんだったんじゃないかな。こうなると、むしろ、響きがどうのとか追及するよりか、平均律でいいからさっさと音とって演奏しやすくする工夫をした方がいいんじゃないかと。

 例えばフレットヴァイオリン。最近はこういうのがある。邪道というなかれ、音程取りにレッスンが終始するくらいなら、こういう楽器を使って、そこそこ正確な音程を最初から捕まえて耳をつくってった方が、却って早道じゃないかと。便利な道具は即使うのが吉。


今年のまとめ

2020年12月31日 | 

 とりあえずは、1月にホースメッセをやれてよかった~~~~、って感じですか。その後の社会情勢はまあ、なるほど「疫病」とはこういうものか、という典型みたいになってしまったから。ただ、仕事としては、別段特に変化なし。馬について、更に考察が深まった、というのはあります。

 抗真菌薬(テルビナフィン)を1年以上飲ませて、蹄病はやっとこさ落ち付いてきたのだが、しかし、薬をいつ投与中止にするのか、を悩んでました。やめたら即再発しそうで。けど、一生飲ます訳にいかないし。

 どーしよー、と思ってた時にみつけたのが、これ。「活性誘導水」というもの。なんかアヤシそうでしたけど。

 試しに飲ませてみたら、おそらく大当たり。やはり草食獣は、腸内細菌叢に尽きるんですね。それがいい感じに安定してくれることで、動物自身も安定する。勿論、食餌等々も重要なんですけど。この水は、ウサギにも必要に応じて出そうと検討中。

 あとは、行政というより、メディアに腹立つことが多かった。コロナウイルス感染症については、結局感染しても症状に差があり過ぎる、のが食い止められない大きな原因。インフル等だと、まずたいてい感染寝込む、ここで止まるケースが多いと思う。のに、感染普通だったり、感染お陀仏だったり、とにかくバラバラ、こうなると、政策だけでどうにかするのは不可能でしょう。解決に「正解」はない。朝令暮改も当たり前、に対して一々ブウブウ言うマスゴミには本気で腹が立っている。

 思うんだけど、男どもって、とにかくケチ付けて、自分の優位性を保ちたがる所があるでしょ、特に行政に対しては、なまじ「批判するべき」みたいな「批判中毒」に陥ってる奴が多そう。どーだまいったかあ!とやってドヤ顔という。こういう連中が集まってるのが新聞社なんでしょうかね。

 今、毎日新聞に2つばかり記者の体験談が連載されてるんだけど、そのマッチョ思考にうんざりしてるのね。1つはヒマラヤに登った話、も一つは腎臓移植を受けた話なんだけど、二人とも「仕事が仕事が」って二言目には書いてて、だから1つ目は「休暇が取れない」とか言ってるし、もう一つは全身がむくみまくるという、冗談事じゃない状況になってるのに、まーだ「仕事が」とか言ってる。毎日新聞社は、自分とこの社員の健康管理もまともにできないのかよ!!と上司を問い詰めたくなるんだが、それだけじゃなくて、そうも仕事がどうしたって、どうかしてんじゃないの?あんたが記事書かなくたって、誰かが書くよ、別に紙面に穴なんか開きませんて。こんなんでよくまあ「仕事の仕方を変えるがどうの」みたいな特集が組めるよなあ。自分とこをまず、どうにかしたら?と言いたくなる。毎日新聞社の産業医にも色々聞きただしたいのだが・・・・・。

 ということで、来年はオリンピックなんかやらんでください。


「こもりびと」

2020年11月26日 | 

というドラマが、Nスぺの枠で放映されましたね。重大関心を持っているテーマなので、ついつい見てしまう。松山ケンイチさんの演技がすごかったです。

 見ながら、あーあ、やっぱり親って子供には絶対に謝らないんだなあと思ってげんなりしていた。要求ばっかり。だから、歩道橋の上での武田鉄矢さん演じる父親が「生きててくれればいいから」なんてセリフも空疎にしか聞こえなくて。あんた、ホントにそう思ってんの?うそだろう?と、揺さぶりたくなってしまった。

 でね、この問題ですごくヘンだと思うのは。結局「金」の話なんでしょ、という事。ボロ屋でもなんでも借金なしの家があるなら上出来で、そこから1か月あたり生存に必要な経費はいくら?というそっち方向の「現実」がすぽっと抜け落ちてるんですよ。働いてほしいなんて言うけどさ、金が手に入ればいいわけで、その方法は「就労」とは限らない。株のトレーダーで食う(例の1ですけど)とか、なんでもいい、金が1か月生存に必要な分あればいい、じゃダメなのか?

 かつて、病院をクビになって、住宅ローンは毎月出てゆく、それにさらに借金こいて病院を自分で作ったわけですけど、退職金なんかあるわけもない、住宅ローンで目減りしてゆく金をどうやって補填するか、という時に、自分の維持に必要な経費ってどの位?が重要だったんですよね。大体1か月あたり2・3万くらいだったかな。税金は、収入がなけりゃかかりませんから。

 だから、日記なんぞよりか、家計簿を残してあげるべきだったんだよね。こういう風にやりくりしてましたという記録。または、元気なうちにFP等、金のプロに相談するとか。

 例えばティーンの子供に対して、親がため息をついちゃ、二言目には「金がない」みたいなことを言う、のもやってはならない事。具体性がないから、子供はすごく不安になってしまう。グチグチ言う相手が間違ってるっつの。通帳とかを開示して、具体的に、今現在はこうである、ふがいない親で申し訳ないが、大学行くなら国公立にしてもらえないか、とか交渉するのが筋ってもん。これを親はやりたがらないけど。不思議。

 あと、これは非常に重要なんだけど。親って「目でひっぱたく」んですよ。不機嫌面もそうなんだけど。それが子供を震え上がらせる。一番子供がおびえる事を選んでやってるフシがあるよね。その目がおっかなくて引きこもらー、っていうのは、むしろ当然じゃないでしょうか。子供を何とかしたければ、まずはアンタの不機嫌面をやめろ、と言いたくなりましたね。

 NHKのこの問題に関する話を読むと、一筋縄ではいかないことがよく分かるのだが、もっと金の話に単純化した方が糸口があるんじゃないかと感じるんですよ。家族間のもめ事にしちゃうと、解決策は、はっきり言って見つからない。


ジェンダー

2020年10月30日 | 

の話となると、大体男から嫌がられますけど。

 そうねえ、こないだ観た「ヴァイオッレット・エヴァーガーデン」について。京アニの仕事ぶりには敬意しかないが(恐るべき作画レベルで、その繊細さには圧倒されました)、お話の内容にあまり共感できなかったのは、既に人生に擦れちゃってるからでしょうか?年上の上司みたいな男に無垢な女の子が惹かれる、というか「愛してる、という言葉を下さいました」というセリフが違和感ありまくりになっちゃって・・・・。このセリフがどうやら物語のキモのようなので。人が死ぬのは悲しいに決まってるしなあ、と冷血に思っちゃう、だけじゃなく、自分の子供が死ぬって時、母親はワアワア泣いてすがるのに、父親は突っ立ってるままって変じゃね?と。男はこういう場合でも取り乱すべからず、みたいな縛りこそジェンダーそのものに感じられて、どこか旧来の縛りの中のお話っぽくなってるのが嫌だったんですね。このアニメはとっても人気があるようなので、なにか、そんな旧来の「ありがち」を打破するようなシーンがあっていいのでは、と思ったんだけど。少佐がヴァイオレットに会おうとしない、というのも腹立つなあ、あんたが彼女を戦争に駆り出したんじゃあないの?その責任について、会ってきっちり謝罪しろよ、とか思っちゃってねえ。その後書かれたヴァイオレットの手紙の内容もなあ、これは違うよ、と、お話のキモ全般に納得感が持てなくて。残念だ。。。

 最近読んだ本

は、そうしたモヤモヤ感をスカッと言語化してもらえたようで、気持ちよかったですね。個人的には「桃山商事」の仕事ってすごく面白いと感じているので、その代表の方との対談は興味深かった。男って、女からケチ付けられるのを異様に嫌がるけど、なぜ?とかねがね疑問だったのだが、成程ねえ、と腑に落ちる点も多々あり。

  男の人の説得の仕方を一々連れ合いの方に指南しなくちゃならないのが、毎度大変なんですよ。とりあえず、「説教に落ちないように」しましょう、そのためには「獣医さんが言ってたんだけど」と、こっちのせいにして話す。で、そこで「だからあなたは~~~」とか「だからこうやってよ」とか追加しない、体言止めして下さい、付け加えるなら「そう言われてちょっとショックだった」とか、ご自分の感想のみに留めるように、おそらくそうすれば、男の方もバカじゃないから、ご自分でそれなりに考えるでしょうから、という方法なんですけど。というか、なんでここまで気を使ってやらにゃならんのだ???

 結局、対等な話し合いができない、フラットな関係性がおっかないってことなのか?アホらしいです。 


8050問題

2020年10月16日 | 

ってありますよね。色々考えてて、成程な、と思う事。

 8050ていうのは親が80代で子が50代、自分と同世代なのは子供側。自分的にはよくまあ引きこもらーにならなかったなあ、というか、今もほぼ仕事を除けば引きこもらーでしてね、なにがいかんのか、と思ってますけどね。

 我々が10代の頃って遠藤みたいな暴力教師は津々浦々にいたと思うんですよ。親が子供を殺すこともしょっちゅうだった。ちいさ~~~い記事にしかならなかったけど。「折檻」という言葉で済まされてたよね。校門で子供を押し潰した教師もいたなあ。これに対しても、「子供が悪い」論が幅を利かせてたし。

 当時ガキはうじゃうじゃいて、ぞんざいに扱ってOKだったわけで。あと、8050なんて言われるまでに問題がこじれているのは、結局、親側が心底子供世代のしんどさを理解することができない、という事にあるんじゃないかと。その一番の理由はやっぱ「戦争」。親側の子供時代は戦争だったわけで、当時は大変だったんだ、子供世代は恵まれてるじゃないか、というのにどうしても囚われちゃうところがあるんだろう。我々の世代のしんどさっていうのは、むしろ、そういう「お前らはいいよね」を根拠に、恵まれてんだから言うこと聞け、という大人側の理不尽圧力の結果じゃないかね。我々の頃からだもの、過食・拒食・依存症が出始めたのは。みんな優しいから、それに、子供が親を殺すと5倍くらいの大騒ぎになってたから、上の世代にたてつけない、ので、自分に向いちゃったってこと。理不尽だけど。

 まあそんなわけで、8050問題は解決しっこないと感じるんですね。親がさっさとくたばればよかったんでしょうけどさ。遠藤だって、信じられないが、まーだ長生きしてるんだもん、やんなる。


遠藤良宏

2020年10月15日 | 

の話を読み聞き(なんかしたくなかったのに)するたび、40年も前のことなのに、やられた事って鮮明に思い出せるもんだ、というのは、嫌なもんです。

 本当にあれはなんだったんだろう?と思い返すわけですが。

 そもそも、所沢に引っ越してから、いい思い出ってばザリガニ取りくらいなんですよ。取れた田んぼも次々埋め立てられて住宅地になっちゃうし(で、埋め立てられた後に建った住宅は、地盤不良のせいで床が傾くんだそうな。埋められたザリガニの呪いだ。田んぼだったなんて、見た目全然分からないもんね、新築時は所沢は地盤調査した方がいい)。

 とかく不機嫌、というのが教師・保護者・子供の基本だったんじゃないかな。今となれば、理由は大体分かる。北小学校というとこに通っていたのだが、そこの校歌に集約されてるかもね、問題が。

 要は「ニュータウン」か。違和感ありまくりの校歌。これ、ニュータウンの歌であって、校歌と呼べる代物じゃない。のに、未だ使われている違和感。自分は「団地の子」じゃなかったから(戸建て人間だった)、なんかこう疎外感があったような気がするんだけども。ニュータウン(というか、公団住宅ね)の当時の大人どもの意識は「横並び&妬み嫉み」って奴。そりゃそうで、収入がほぼ同じような人たちが入居したから。どちらかというと中の下。だから、今となっては大笑いだが、やれあっちはテレビだ、こっちは洗濯機だっていうのを噂にしては足を引っ張り合う、てな話を教師が小学生にしてましたね。話してどうなるというのだ。そんなもん、大人同士で解決しろよと思うのだが。一方、収入以外はなんら共通点がない連中が集まってた、ともいえる。

 ただ、子供という生き物は、放り込まれてる環境でも状況でも、とにかく適応して生き延びようとする。問題意識なんか持つわけもない。暴力やいじめは小学生の頃からはびこっていた。それを解決する策もその気もないのは教師も保護者も同じだった。共通ルール的なものが存在しないのがニュータウンの特徴ですもんね。そういう場所は、ガッコが荒れるんだって。だから、「六むし」の遊び程度で毎度殴り合いのケンカが勃発する。大人同士のイライラが子供に伝染してたんじゃないかな。

 その集大成が中学で起きたってことみたいだったんですけど。遠藤を筆頭に、体育教官が幅を利かせてて、気に食わないと暴力を振るう。殴る蹴るが日常的に起きてて、更に言うと、女子生徒に対して、性的な嫌がらせをする教師もいた。ガッコの無法地帯ぶりは凄まじくて、しかし、事あるごとに「内申書」をちらつかせては生徒を押し込めてたな。部活動を長時間やらせて生徒をガッコに縛り付けることもやってた。暴力振るいまくって生徒を追い込めば成績は伸びる、で、陸上部が全国1位なんてやってたわけ。それが自慢だったようですけどね。そりゃ生徒の手柄であんたの手柄じゃないっての。そんな事も分からん連中ばかりというのは、奴の講演とやらの内容でよく分かる。偉そうに。聴く側がヘイコラしてるのが見え見えなんですよ。

 だもんだから、告発者が出て、ワイドショーで取り上げられても、その実績とやらが大好きな保護者がガッコ&教師を支持したってこと。何やられてもいいわけだ。

 今ならわかる。もうね、社会全体がそれを肯定する「おじさん文化」にどっぷりだったってこと。更には、子供も洗脳した。当時はやってたマンガといえば「巨人の星」だの「エースをねらえ」だの。大人の道具に成り下がって、自分の頭で考えず、罵詈雑言に耐えてせっせせっせとやれば出世できます、みたいな価値観の刷り込みを図ってたんでしょ。暴力礼賛者を増産・複製し続けてたってこと。こういう人間はしかし、昭和の会社組織ではかなり重宝。そんなのが未だにずるずる続いちゃってるってわけ。

 今でも、自分にはこの辺の刷り込みが事あるごとに顔を出してきて、まともな価値感がどこにあるのか、苦労させられることが多い。自分の思考を信用できない。当時の所沢向陽中学校卒業生は、知らず知らずのうちにDV加害や被害を繰り返してるのではないか、と心配している。それが当たり前みたいな思考を刷り込まれてるから。目の前で繰り広げられる無意味な暴力が及ぼす影響ってこれほどに恐ろしい。

 ということで、所沢には絶対住みたくないわいと思うんだけど。いやなのは、将来、老人施設に入ったら、当時の卒業生どもがうじゃうじゃいて、小中学生の頃の関係性に逆戻りさせられる可能性。ジョーダンじゃないです。そんなら、どっか世界の端っこで野垂死ぬ方がマシだ。


生徒が”3度謝罪”も…暴行続けていた柔道部顧問の中学校教師が”生徒の背骨を折る”など暴行

2020年10月14日 | 

という記事を読むにつけ、柔道って怖い競技ですねえ・・・・・。体罰に使えて、傷害事件を起こせるってわけだ。つうか格闘技をできる人間が、技を暴行目的で他人に使ったら、殺人未遂クラスになるはずなんだけど。

 日本柔道連盟は何も言わないの??信じられない。だったら、柔道なんかやめちまえよ。

 こんな人間を輩出してる国がオリンピックなんて、ちゃんちゃらおかしい。

 だから遠藤もお目こぼしになるのかあ。どうしてくれよう。 


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ktv_news/nation/ktv_news-58c79a4b_6259_419d_bd1e_cd66d89c8bd5 
  

 遠藤のニュースはこんなの。東京新聞。東京新聞の記者のレベルが分かります。まあ、40年前の騒ぎなんかとっくに忘れられてるってことか。しかし、やられた側は一生忘れないものですよ。厚顔だよなあ。。。。


運動会練習中、男子児童に体罰練馬の女性教諭に罰金の略式命令

2020年10月09日 | 

の記事を読んで、改めて青梅市教育委員会に問いたい。

私喜んでたんですよ。聖火の運搬セレモニーがなくなりそうだと思って。そしたら復活しやがって。
青梅市が推薦したんだか、自薦したんだか、遠藤という元教師が聖火ランナーをやるそうですが。この男は、所沢市向陽中学校で生徒に暴力を振るいまくってたんです。そんな人物が、聖火ランナーなんか、やる資格あるんでしょうか?
自分が目撃しただけでも、こんな事が。女子生徒の頭を竹の棒で何回も殴りつける。彼女がなにか悪さをしたってわけじゃないんですよ。帽子もかぶってない。その竹の棒が割れて折れて飛んでいくまで殴ってた。その間、彼女は黙って頭を差し出してましたけど。
時効?関係ないでしょ。奴は500万位の罰金刑もらって当然のことをやってましたよ、所沢市の公立中学で。
そんな奴が、どうして聖火ランナーなのか、納得いくように説明してください。そうじゃなければ、当日、プラカード掲げてやる。聖火ランナーの資格なしって。これは、もう、本気になってますけど。今思い出してもはらわたが煮えくり返るんだよ!
 

瀬戸君

2020年10月01日 | 

の話で巷はもちきりだそうで。そうなの?週刊新潮さん。

 埼玉県民だし、毛呂山町辺りは通ってた時もあるので、あー困ったなーと思ってしまう。毛呂山町の道沿いあちこちに「祝世界選手権優勝」なんて札がかかってたっけねえ・・・・。

 うーん、なんというか、スポーツをやってるから清廉潔白、でなくちゃ、っていう幻想を誰が言い出したんだ?とは思う。というか、とりあえず、この手の話は巷にごろごろしてるし・・・・。なぜなのか?を最近ずっと考えてて。全く同じなんだもの、パターンが。結婚するまでは浮かれてて、しかし、結婚してみたら、相手がモラハラでした、浮気野郎でした、DV野郎でした、こんなんばっかりでしょ。どういうことなんだろうか?

 これねえ、教育にそもそも問題があるんじゃないのか、と。

 日本の義務養育に抜け落ちてる、で絶対やってもらわないと困るよという内容がいくつかあるんですけど。

  1. 金の教育
  2. 契約の教育
  3. 安全の教育
  4. 性も含んだ対人・対異性コミュニケーションの方法

あたりかなあ。金&契約の知識が欠落してるもんだから、簡単に振り込め詐欺に引っかかっちゃう。副業を推進するなら、税金&経理の知識くらい教育で仕込まないと。安全は「KYT]に尽きる。「命は大切です」なんて下らない話よりか危険予知運動の講習を一日かけて習うほうが絶対ためになる。安全は整理整頓学ともリンクしますよね。汚くしてるから事故が起きるわけで。職場の「5S」だって、こんなのガッコで教えろよって話。仕事を始めてから調べたり教わったりしてガーンっていうのばかりなんすけど。いったいガッコとは何なのさ、と思うこと多くて。

 で、対人コミュニケーション。おじさんたちの浮気ってのは、基本「勘違い」ですもん。ちょっとやさㇲい~~言葉をかけられて舞い上がっちゃって浮気、ってパターンが大半じゃないかな。それに女側の自己肯定感の低さが絡まるから。

 恋愛なんていうからなんだか美しげですけど、結局は「欲」だからさ。欲がらみだとろくなことがない。けど、欲がらみだと、抑制が効かない、のもまた事実。依存症というのは、欲に脳みそが呑み込まれちゃってる状態を指してて、こんなの「意思」の力だの「道徳」だのでどうにかできるはずもなし。

 対人コミュニケーションをろくに教えもせずに、ただ意味なく共学にしちゃって今日に至る。いや、別に別学にしろというんじゃないんですよ。でもねえ、男と女は言語コミュニケーションの発達レベルが1年は違う。男の入学は1年遅らせたほうが多分いいと思うんですけどね。この辺の問題って根深くて、多分結婚しない人が増えてる(まあ、自分もそうだが)や、そもそも付き合っている人がいない人が増えてる(まあ、自分もそうだけど)、とか少子化とか、離婚率の高さとか、この辺全部に絡んでいる大問題だと思うんです。よく「経済力がない」なんていうのを結婚しない理由にもってきてるけど、そんな小手先の話じゃない筈なんですよ。なんで結婚しないんです?なんて無粋な質問に対して、一番無難な答だっつうだけの話。恐らくは「他人の異性の人間とあれこれ面倒なやり取りをして暮らすのがめんどくさい・不安・怖い・ろくなモデルがない・方法が分からない」辺りが理由じゃないかしらね。これ、かなり深刻だと思うんだ。で、一方では、手当たり次第状況になる。これも、別の意味で「コミュニケーション能力のなさ」に由来してるんだと思うのね。どうあしらったらいいのか分からん、うちに沼に落っこち、って奴だから。別に瀬戸君を擁護するわけじゃないけど。

 


総理大臣

2020年09月09日 | 

がやめる、という話に、一方では非難ごうごう、一方ではご苦労さんでした、という毎度おなじみの2極分化した感想が。

 というか、今回、就任されてから7年半位なのね。2799日なんて日単位で書くから分かりにくいんだけど。短いなあ・・・・。これで最長って、どういうことなんだろうか?

 アメリカの大統領だって、2期やれば8年、その間は落ち着いて仕事できる。各都道府県の知事さんも、余程の不祥事でも起きない限りは4年の任期中は安定した仕事環境なんですよね。総理大臣だけ、いつもいつも「世論」だの「政局」だの、訳分らん「気分」的なものに振り回されて、安定した仕事環境とは到底言えない状況下でいつも仕事しなくちゃならない。なにやっても文句言われるし。余程図太いか、逆に人の話を聞かない、という人物でないと、無理じゃないかな。で、がつっとした政策は絶対出せないし。支持率とやらにすぐ悪影響だもんね。今回のウイルス騒動でつくづく思ったんだけど、日本人て自分に都合が悪いことはとことんやりやたくないのね。えげつない連中だわ~~~。これで「権力をかさに着て」なんていう事態が起こってるとは思えないんだけど。権力なんか、ほぼなさげ。

 獣医としては、獣医という特殊技能国家資格集団が分野によっては全然足りてないのは事実で、それを仕事にしようとするかどうかはさておき、資格を取る資格がある(獣医学科で学ばないと国家試験を受験する資格は取れません)人間を増やすのが悪い、とは言えない。そうなんです、獣医学科を卒業して、獣医師の資格を取るかどうかはまた別問題。獣医関連の仕事をするかどうかだって自由ですしね。ヤブが増える分には痛くもかゆくもない、というのも本音。ホント、ヤブ獣医は多いからさあ。プロセスがおかしい、というのは分からんでもないけど、ぼーっとしてるよりかマシでしょうが。獣医師の資格ってのも一種の既得権益で(まあ、相応に努力してるから、といえばいえるが、そんなのどんなんだって努力が必要ですよ)だから増えるのはヤダ、となるのも当然ですしねえ。

 毎日新聞の日曜版に松尾さんという人(タレントなのか?よく知らないんですよ。何の仕事をしてるんだか)が「ちょっと違和感」というコラムを連載してて、そこで安倍さん等々の悪口を書きまくってて、とても評判がいい、らしい。自分は日曜からそんなん読まされてイラつきまくるんだけどさ。こないだは「江戸しぐさ」について、そもそもそんな習慣は存在してないのに、教科書なんかで教えるのはけしからん、それを推進したのは当時の文科相の下村さんじゃないか、とか悪態をついてて、笑ってしまった。

 あのね、「江戸しぐさ」が本物かどうかじゃない。そんな一種「社会常識」的な「相手の身になって行動しましょうね」というのを、あんたを含めた大の大人(特に男)が全くもってできてないから、ガッコで教えなくちゃならなくなってんだよ。

 文句言ってる、特に男連中に問いたいんだが、自分ちの運営はできてるんですかあ?ろくに会話もしてない、家を維持する仕事もしてない(手伝うのは仕事じゃありませんよ。使えない「手伝い」を仕事にしてる奴が会社にいたらクビでしょうが)全く能力がない癖に、いっちょ前にパワハラだ、モラハラだ、セクハラだ、を振り回してる男どもの多い事!!自分ちの政局運営もままなってないのに、政治なんぞできるわけないでしょ。で、そういう奴に限って文句が多いのよ。こういうアホな男どもに一種媚を売りまくってるコラム、と言えないこともない。やだやだ。

 ということで、総理大臣も知事さんみたいに任期制にするべきじゃないか、と、強く思うんですよ。


8月

2020年08月17日 | 

というと、バカの一つ覚えみたいに「戦争は悲惨だからやめましょう」というプロパガンダ(?)が流れますね。今や、戦争なんか、当時とは全く別物になってるのにね。ドローンに撃たれて殺されるってわけだ。機械なんぞにやられてたまるか、と思うけど、農薬撒くドローンをちょっと作り替えればすぐ兵器になるでしょうしね。人間よりかうんと正確に殺せると思うんだ。そうなると、トレンドがドローン操縦士の資格になったりさ。

 最近、新聞読むのもうやめようかと思い始めている。文章がどーしよーもないんだもの。まあ、毎日新聞ですけどね。紋切り型の表現、どうにかならんのでしょうか?「見据えた」だの「前を向いた」だの「目を輝かせる」だの「指摘する」だの「注文を付ける」だの・・・・・あ~~!!この帰結を読むと心底ばからしくなるのだ!!結局何が言いたいんだ、あんた!そうやって、主張をどこかに捻じ曲げようとしてるのが見え見え。やんなるよ。

 新聞小説もつまんないしなあ。サイバラの漫画も最近は毒気を抜かれてしまった感。

 戦争といえば。ばあさんがよく自慢してたのが「憲兵にたてついた」という話。実は内容がさっぱり分からなかったのだが。説明が下手だったから、あの人は。内容よりも、戦時中はそれほどに「憲兵」なる存在は恐怖の対象で、そいつに逆らってそれが通った、というのはかなり珍しい事&勇気のいることだったんだろう。というか、戦争が終わったら、その「憲兵」連中はどうなったんでしょうか?誰か調べてよ。

 戦争についてはむしろ、あちこちの雑誌にちょこちょこ書いてあった話の方が印象が強い。暮しの手帖は特集もつくってますが、もっと面白い話もあった。確か、本社に真っ黒に塗装された缶詰が送られてきて、中身を調べてほしいとの事、大学や缶詰メーカー等々の方が集まって調べてみたら、中身は大方の予想通り粉末卵で、それが缶の中にぎっちぎちに入っていて、真空状況を調べられなかった、という話とか。普通は缶詰の上にちょっと隙間があるように充填するもので、それをギッチギチに詰め込むのはかなり技術も必要のはず、どうやったのか?という話とか、そこまでして戦地に食品をちょっとでも多く届けたかったのかとか。食べられるレベルの保存状態だったことも驚異的だったそうです。
 その話に、どなたかからこんなリクエストが来たんですよ「粉末卵だったら、ぜひ飯盒の蓋で卵焼きを焼いて、その写真を載せてほしい」。確か、南方の激戦地で食べるものが全くない状況の時、アメリカ軍の落とし物に、こんな缶詰が何個もあったんだそうです。でも、爆薬かも、ということで1か月以上手を付けない、間に、どんどん仲間が餓死(戦死じゃないんだよ)してゆく。いよいよ切羽詰まって、とにかく開缶しよう、中身が食べられるものらしい、と判断するのに半日以上、で、恐る恐る飯盒の蓋で卵焼きをつくって残った人たちで食べた。その卵焼きに皆が涙を、涙を。と書いてあった。
 その方の部隊は9割がた死んで、やっと日本に引き揚げてきたら、家族は空襲で全滅していた、その後は人殺し以外なんでもやって生きてきた。という話。卵焼きの写真をその方はどんな気持ちで見入ったんだろうか。

 こういうのが戦争のリアルだと思うんですよね。

 もう一つ、よく覚えているのが、箸とネギの話。子供だったその人は、いつも腹がすいていた。ご飯は雑炊で、どんどん薄くなる。水を飲んでるのと同じですよね。空腹のあまり箸をかじるようになって、箸には鰹節みたいな味がする、と本気で思っていたそう。
 ある時、珍しくネギが食卓に出て、そのネギの根っこを庭に植えてみたら、少しづつだけども伸びてきた。そうこうしてるうちに疎開しなくちゃならなくなって。久しぶりに帰郷したとき、お父さんが「庭のネギを出してやれ」とお母さんに言ったんです。そしたらお母さんが「そのネギなら、昨日あなたがあんまり何もないのかって怒るから、切って使っちゃいましたよ。あなた、みそ汁にして食べたじゃない」って言い返した、その口調は「何もかも嫌だ」と言ってるようで。その人は翌日即疎開先に戻って、結局ネギを見に行くこともしなかった、という話。

 結局、大人のトラブルって子供だの弱いとこに行くんですよ。いつもそうだけど、戦争はその究極ってこと。


映画

2020年07月03日 | 

の感想、というか、ちょっと色々考えちゃったので。映画の題名は「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実 」。未だに漂っている「全共闘」なる連中へのヘイコラ感ってなに?ひたすらキモイんだけど。

 この映画は、かなりうまく「日本人と時代」を切り取っている。三島さんて、物書きだけじゃなくて、ボディービルだの演技だの剣道だのにはまってて「文武両道の理想的な人物」って感じにみられてたらしい。当時の新聞での、なんだっけ「いい男投票」みたいなのに、なーんと長嶋茂雄氏や石原裕次郎氏を抑えて1位になってるんだもん、すげー!!でもね、どうやらその辺て、「戦争時に徴兵されたのに、結局戦争に行くこともなく生き延びてしまった」という劣等感というか、罪悪感というか、の裏返しだったようなのね。もうねえ、罪悪感というのは、百害あって一利なしの感情なんですけども。こんなの、持つ必要性は全くないですよ。

 ちなみに、三島さんがボディービルにはまるきっかけは実は美輪明宏さん、と美輪さんご本人が以前どこかでしゃべってました。二人の関係はやばめだったようなんですが、三島さんとダンスを踊った時に肩に手をかけると肩パットばかり、冗談で「あら、三島さんどこにいるの?」って美輪さんが聞いたら怒って帰っちゃったんだって。そっからボディービルにはまったんだそうで。なんだかなあ・・・・。三島さんのボディービルのハマりっぷりは

 にたっぷり書いてあります。「筋肉仲間」ってね。三島作品てこれくらいしか読んでいないんですけど。

 一方、いわゆる「学生運動」については。60年代あたりを研究している社会学者の小熊英二氏が映画の中で語っていたことが一番腑に落ちたんです。当時、テレビが出てきて、世界で起きていることを同時中継できるようになった。世界の雰囲気とか、おそらく、いわゆる「政治活動の方法」が日本の若造に簡単に伝染しちゃったわけね。未だにやってるデモだのテロ活動だのというのは、ビジュアル効果がそこそこありますもん。で、その方法でなんか気に食わんことをやってる政府だか大人だかを蹴散らしてやれ!!てなもんでしょう。親の金で大学にやってもらってて、お前ら何やってんだよ、と自分は常識的に思うんですけどね。当時、大学に入れる奴ってそう多くなかったはず。親がなけなしの金を注ぎ込んで入れてやったんだろうにさ。生意気にもほどがある。でも、そこに社会学者の方がもう一つおっしゃっていた「東大というネームバリュー」が加わる。今でいうFラン大学だったら、「あすこのバカ学生が偉そうなこと言いやがって」程度の反応で済んでた可能性も高い。けど「トーダイ」には、今でも「へへ~~」って水戸黄門の悪役連中みたいになる人が多いでしょ。当時はもっとそうだったろう。で、訳分らん屁理屈をベラベラかまされて煙に巻かれちゃうとね、かーんたんに騙されちゃう。「頭の切れるバカ」が大量増産されてたのが、当時の東大のレベルってことなんじゃないでしょうか。で、頭の切れるバカというのは、そういう屁理屈を理解できない一般人を心底小馬鹿にする。あんたらとは人間のレベルが違うんだってことね。これは、ポルポトやオウムが大量殺戮をやった大きな理由になります。で、浅間山荘事件ともくっついていくと思う。ヤフー映画のレビューを読むと、こういう事に気が付かず、あんな下らない討論(になってなかった。学生どもが単に三島さんにマウンティングしたくて屁理屈をかまし、三島さんの話を一切聞いてないんだもん、討論じゃない。ただのマウンティング大会)が理解できない自分がダメとか感じちゃう人ばかりで仰天しましてねえ。こんなんじゃ、すぐ「偽カリスマ」に洗脳されちゃいますよ。

 自分らが子供~10代だった頃って、この全共闘崩れの奴らがガッコの教師だの予備校講師だの塾の教師だのにうじゃうじゃいて、子供に屁理屈をかましては、お前らはダメだ的なことを言い散らかしてた。そういうのに、自分はひどい目に遭わされて大迷惑をこうむったんですけどね。子供相手に「俺様王国」をつくりたがる奴の多かったことよ!!やってることは「解体!」とかいってた大学に子供を送り込む仕事なのにさ。すげー矛盾、ぜひ「総括」していただきたいもんですよ。

 ということで、オウムの事件が起きた時、全共闘の連中が、なんら発言しなかったことに、今でも呆れているんだけど。結局、自分の人生に全然責任を取れてないわけでしょ。オウムの事件は他人ごとではなかった。自分的にはね。エリート大学の連中がやらかした殺戮、ちょっと間違えれば自分も取り込まれていただろう、という確信があって。でも、犯人の持ってたのはむしろ「劣等感」だよね。そこが違う。なにをやってもどんなに頑張っても評価されない、という絶望感に苛まれてる人に、「評価しますよ~~」という餌をぶら下げて人集めをしたんだから、オウムのシステムはうまい。絶望感を仕込んだのは、しかし、当時の教師や親だ。だから、全共闘なんか、害悪以外のなにものでもない、と思ってるんだけど、未だに「あの頃はよかった」とか言ってる奴がいるから。ふざけるな。 


農水省

2020年06月11日 | 

の今回の法改正について、「可愛い可哀そう」を抜いた、反論をするとすればこうなる。

1)そもそも、農水省は、今まで放牧を推奨してたじゃないですか、という事。それは、こちらのページからもはっきりしてます。だから、そんなら、ってことで導入している農家さんも多かろうと思う。それをいきなり部分的とはいえ撤回して、しかも速攻畜舎つくってくれったって。振り回される側になってほしいと。

2)今まで豚熱にせよ、鳥インフルにせよ、きちんと感染経路というか、そもそもどういう風に感染が広がったのか、という追跡をしたことありましたっけ?初発拡散終息について、調査がきちんとできている感じがしないんですよ。あと、畜舎飼いの場合、一旦ウイルスが侵入してしまえば、大増殖しちゃう条件がむしろ揃い過ぎてて、畜舎隔離したら感染拡大が収まった、なーんて試しはない、のも事実。

 放牧だと動物が頑健だから大丈夫、という理屈は屁理屈です。ただ、どういう管理をしてるのかを、きちんと調査しないで(しかも推奨しておいて)いきなりの方針転換じゃ、反発食って当然じゃないかと思うのね。

 ウイルスを一番持ち込む可能性が高いのは、結局「人間」。以前大流行した馬インフルは、初発からあっという間に全国に広がってしまったが、あれはもう、複数の乗馬クラブだの競馬場だのを行き来している人間が広げちゃったこと間違いないんですよね。そういう業者は山ほどいて、装蹄師や獣医もそうだし、飼料業者とかクラブの客もそう。しかも、そういう人間はほぼ、衛生管理の何たるかについて無知。馬の獣医がなんも知らんのだから。

 ウイルス感染の初発は、どうも「運」みたいなんですけどね。どう飼っても危険性は同じじゃないかとも思う。

3)今現在、コロナ関連で酪農業が受けてる打撃は相当なものがある。簡単に言うと資金ショートすれすれ、そこで、更に設備投資してくれって、無茶ぶりもいいとこじゃないですか。自殺する農家さんが出ちゃいますよ。

 以前鳥インフルを出して、自殺しちゃった養鶏農家さんがいましたけど、あの時のマスコミのつるし上げときたら凄かったもんねえ。同じことを放牧農家さんにやる気なのか?と思ってさ。

 自分がいた研究室は、豚熱の検査法を開発した方が教授だったので、豚熱については、それなりに関心を常に持っている。教授の最終講義でも「ワクチンか?殺処分か?」というのがテーマになりました。原則殺処分でないとダメだ、というのが結論だったと思うけど。

 ちなみに、豚熱より更に恐ろしいアフリカ豚熱に関しては、ワクチンもできていない。従って、これが入り込んだら(今のところ日本には入っていないが)もう、殺処分&放牧全面禁止になりかねない危険性はある。本当に、危険はすぐそばにある。そんな薄氷状態で養豚をやる、というのは大変だ・・・・。

 とにかく、この件については可愛い可哀そうを論点から外して物を言うべきじゃないかと思います。自分が農水省の役人または政治家だったら、まずはとことん調べるな。ミシュラン調査員みたいに身分を隠してさ。その上で色々やります。どうも、自分で調べてない人たちが机上でこしらえた案に思えてならないんですよ。


入間市

2020年05月25日 | 

から、10万円給付手続き用の書類が届いた。「不要」に〇して返送。それほど落ちぶれてません。勿論、必要なら、バンバンもらうべきでしょうけどね。くれると言ってるんだから。子供でもいたらもらったかもしれないなあ。

 書類を見て感じたのは、うん、ちゃんとしている。分かりやすく書いてあるし、見本もちゃんとある。のに書き間違える人って、結局、その手の手続きを全然やったことがない、社会人失格者と言えるのではないですかね。

 くれくれ、くれると決まったら、今度は書類が分かりにくい、オンラインがパンクするとはなんだ、ホント、文句ばかり、うんざりだ。民度が低過ぎ。1億2千万ですよ、パンクするに決まってるじゃないですか。

 ここんとこ、政府のやることなすことメチャクチャけなされてますけど、ことウイルス関係については、日本ほどうまくいってる国はない、のだ。なにしろこの狭~~~い国土に1億2千万だ、トーキョーだけで、ニュージーランドの人口の2倍の人がうじゃうじゃ住んでる。なのに、ここまで現時点で広がりを食い止められてる。こんな国、他にないですよ。
 他の国が「嘘ついてるんじゃないか」とか八つ当たりしてますけど、うまくいってるのは間違いない。なぜなら、救急車がウロウロしてないから。周りにバッタバッタ死人が出てないから。

 今のところ、比較的うまくいっている国は島国・衛生観念がしっかりしている・水がたくさんある・家に土足で入る習慣なし・という感じだものね。韓国・台湾はおおむねそうだと思う。ニュージーランドは人口が少ないし。インドネシアは水が少なそうだから衛生を保つのが具体的に難しいんだろう。

 トーキョーについては、原則ソロ社会というのが大きいのでは、と思っている。家に帰れば一人、という人が大半で、家族の数も少ないし、交流も少ない。だから、感染が家族間で広がりにくいわけ。ひきこもらーが多そう、というのもありますかね。自分もひきこもらーですけど。もう、普段から家に居ついちゃってて。緊急事態の間はひきこもらーの皆さんは割と楽だったんじゃないかと思うのね。


 それから、医療水準の高さ。これにも日本人は甘ったれてますけどね。医療者とか公務員って個人が頑張り過ぎちゃう傾向があるんですよ。世話好きに過ぎるというか。サービスを受ける側はそれを当然と思ってるフシがあるからなあ。

 医療者に感謝というの、自分的には虫唾が走るんですがね。治すのが仕事なんだからさ。別に感謝されたくて仕事してるわけじゃありません。仕事なんだから。時々「患者さんに喜んでもらえるのが生きがい」とかいう先生がいるけど、何考えてるんだ?と思っちゃう。仕事の目的は金です。仕事の対価の金さえくれれば、それでOK。まあ、自分はボランティアとかが大嫌いだからなあ。親がやたらボランティアに励んでましたけど、結局それって「お礼を言われて、いい気分になる自分はご立派だってえばりたい」からだったみたいよ。やだやだ。

 そういえば、ここんとこ、乗馬クラブとか馬術部とかが金がない、馬を維持できない、と愚痴り始めている。新聞記事になったり、クラウドファンディングやったり。近くのクラブもやってます。釈然としないんですけどね。馬術部なら、まずはOB&OGや卒業生に話を持っていくのが筋だと思うし、乗馬クラブなら、資産状況をきちんと公開した上で、まずは会員に訴えるべきものじゃないかと。なのに、いきなり関係ない人になんとかしてくれ、って振るのは違うでしょ。どうしても、甘ったれてる、と思っちゃうんだよね。動物が可哀そうだからなんとかしてくれって甘ったれるな、となっちゃうんだな。
 特に乗馬クラブはれっきとした企業なんだから、財政状況の説明は当たり前と思うんだ。そもそも、乗馬クラブってすごく閉鎖的で、どこも会員制をとっててメンバーの囲い込みばかりやってる。それが今回は裏目に出ている、ともいえるけど。クラブの経営とか運営とかをどう考えるのか、何も考えないで他力本願じゃあ、先はないのでは?


14兆円

2020年04月18日 | 

にはひっくり返った。まさか、の坂を真っ逆さま~~か。。。。公明党め~!!あんたらはアホか??

 人一人当たり10万円やるって、乞食か、我々は、と思うんだけど。国にたかるな、とずっと思ってるんだけど、そう思わない奴が大半ってことなのか?浅ましい。やんなる。

 くれくれ、さっさとよこせ、ってなってるようだけど。書類も簡素にしろ、そういうなら、マイナンバーカードでも何でも、国の施策にもっと協力しろっての。書類を簡素にするとどうなるかというと、うまいことやって詐欺ぶっこく奴がわんさと出てくる。そうならないように書類で審査しなくちゃならない。助成金を何回か申請して理解したんだけど、国という大きな組織だと、直接相手を見て調べる、ことが実質不可能だから、その分書類で相手を見極める、んですよ。住宅ローンだって同じでしょ。住宅ローンだったら文句も言わんとせっせと実印つくくせに。

 緊急事態宣言が出たら、出てないとこまでわざわざパチやりに行く人間がいるという。10万くらい、すぐパチでスッちゃう奴山ほど、という結果で終わるんじゃ?それか、ソシャゲか、アマゾンか。あぶく銭の行き先なんか、そんなもんですよ。

 個人事業主向けの助成金についても、本日商工会から案内が来た。こういう情報をくれる商工会に入っててよかった、とは思うけど、いらんわ。

 マスコミは、やたら飲食店とかの店主の愚痴を記事にする。そもそも飲食店っていうのは、廃業率ダントツNo.1でしてね、しょっちゅうぶっつぶれてますよ。理由なんかない、強いて言えば、「全然見通しが甘い」からなんでしょうけど。だから、今回の騒ぎが原因で潰れる店なんか、結局他の理由でも潰れるわけよ。そんな自転車操業でどないする???そういうのに金やったところで、結局延命にもならない。

 こんなこと言っちゃなんですけど、商工会で青色申告&確定申告しに行くと、そもそも事業決算を全くできてない事業主が多いんで呆れるんだ。そんなんじゃ、なにかあれば即ぶっつぶれるにきまってますわね。自分とこの経営状況を経営者が分かってないんだもの。

 非常に心配しているんだけど、これからすぐ6月、集中豪雨で、まーたどっかが大災害に遭う。お次は台風か。その時使える国家の金がなくなってたら、そこから日本は瓦解するんじゃないですかね。温泉じゃあるまいし、じゃぶじゃぶ金が出てくるわけないだろが。つうか最近は温泉もいきなり枯渇しちゃうケースがよくある、みたいだけど。今年は、そういう災害が起きました、それっボランティア!ってわけにいかないんです。避難所も危ない。なんでも感染症が拡散する原因になってしまうからなあ。つまり、今年災害が起きたら、そこは5年は野ざらしってことになる。そのための金をくれくれって、まーたその時大合唱になるんでしょうか。カエルか?

 以前から、生活保護を受けてる人に対する風当たりの強さが気になってた。あれって、要は「ずるい」っていうことか。やっかみか。だから、こーいう時くらい自分らにもよこせ、となるのか?みっともない、というレベルの話じゃないな。あのさ、道路1本だって税金でできてる。恩恵はきっちり受けてる、ことに気づいてない輩が大半ってことか。こういう連中に限って、税金をなんとしても納めたくない、1円でも安くならんか、ということに血眼になってる、んだろうなー。だから、消費税なしにしろとかいう。あのー、今やってる政府の施策、キャッスレス決済で5%引きというのに参加してる店(当院も5%引き対象でございます)で買い物すりゃ、実質消費税なしとほぼ変わりませんよ。ホント、施策のどこ見てんのかね?