<新刊情報>
書名:ベルリン・フィル~栄光と苦闘の150年史~
著者:芝崎祐典
発行:中央公論新社
巨匠フルトヴェングラーや帝王カラヤンが歴代指揮者に名を連ね、世界最高峰のオーケストラと称されるベルリン・フィルハーモニー。1882年に創設され、ナチ政権下で地位を確立。敗戦後はソ連・アメリカに「利用」されつつも、幅広い柔軟な音楽性を築き、数々の名演を生んできた。なぜ世界中の人々を魅了し、権力中枢をも惹きつけたのか。150年の「裏面」ドイツ史に耳をすまし、社会にとって音楽とは何かを問う。
著者:芝崎祐典
発行:中央公論新社
巨匠フルトヴェングラーや帝王カラヤンが歴代指揮者に名を連ね、世界最高峰のオーケストラと称されるベルリン・フィルハーモニー。1882年に創設され、ナチ政権下で地位を確立。敗戦後はソ連・アメリカに「利用」されつつも、幅広い柔軟な音楽性を築き、数々の名演を生んできた。なぜ世界中の人々を魅了し、権力中枢をも惹きつけたのか。150年の「裏面」ドイツ史に耳をすまし、社会にとって音楽とは何かを問う。
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書名:オーケストラがもっと楽しくなる! クラシック音楽の基礎教養
著者:長岡 英
発行:アルテスパブリッシング
音楽の常識は、時代とともに変化する!交響曲やオーケストラの成り立ち、作曲家や楽器のトリビアなど、西洋音楽史のトピックをわかりやすいコラムで解説。歴史の流れや時代背景、曲の構造や由来がわかると、もっと音楽が楽しくなる。オーケストラ・ファンに贈る、知って楽しい「クラシックの基礎教養」案内。交響曲は演奏会の開幕ベル代わりだった!演奏会で交響曲やオーケストラが中心になったのはいつから?古代ギリシアまで遡るオーケストラの語源は?ドレミの元となった中世のグレゴリオ聖歌とは?楽譜の祖先であるネウマ譜、楽器の仕組みに由来するバロック・ピッチ、弦楽器で使われたヴィブラートの変遷──オーケストラ誕生までの長い音楽史を読みやすいコラムで解説。
著者:長岡 英
発行:アルテスパブリッシング
音楽の常識は、時代とともに変化する!交響曲やオーケストラの成り立ち、作曲家や楽器のトリビアなど、西洋音楽史のトピックをわかりやすいコラムで解説。歴史の流れや時代背景、曲の構造や由来がわかると、もっと音楽が楽しくなる。オーケストラ・ファンに贈る、知って楽しい「クラシックの基礎教養」案内。交響曲は演奏会の開幕ベル代わりだった!演奏会で交響曲やオーケストラが中心になったのはいつから?古代ギリシアまで遡るオーケストラの語源は?ドレミの元となった中世のグレゴリオ聖歌とは?楽譜の祖先であるネウマ譜、楽器の仕組みに由来するバロック・ピッチ、弦楽器で使われたヴィブラートの変遷──オーケストラ誕生までの長い音楽史を読みやすいコラムで解説。
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書名:ベートーヴェン捏造~名プロデューサーは嘘をつく~
著者:かげはら 史帆
発行:河出書房新社(河出文庫)
著者:かげはら 史帆
発行:河出書房新社(河出文庫)
音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」。宮部みゆき氏絶賛の衝撃的歴史ノンフィクション、待望の文庫化。現代に語り継がれるベートーヴェン像は、秘書により捏造されていた!? 「会話帳改竄事件」の真相に迫る、衝撃的な歴史ノンフィクション。「会話帳」とは、聴力を失ったベートーヴェンが周囲の人とコミュニケーションを取るために用いた筆談用ノートのこと。100年以上にもわたり多くの人々を騙し続けた「犯人」の名は、アントン・フェリックス・シンドラー。音楽家でもあり、誰よりもベートーヴェンの近くで忠誠を誓い、尽くした人物である。なぜ、何のために彼は改竄に手を染めたのか? 音楽史上最大のスキャンダルの「犯人」・シンドラーの目を通して、19世紀の音楽業界を辿る。音楽ファンもミステリーファンも絶賛した名作がついに文庫化。
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書名:黒澤明の音楽~鈴木静一、服部正、早坂文雄、伊福部昭、佐藤勝とその響き~
著者:小林淳
発行:作品社
映画黄金期に燦然と輝く作品群の、卓越した音楽技法を詳解。登場人物を引き立たせるライトモチーフ、実験的なコントラプンクト……『姿三四郎』から『赤ひげ』までの23作品にちりばめられた仕掛けが、映画音楽評論の第一人者によって説き明かされる。ファン必携の力作。「黒澤のなかには映画音楽への抑えられない想いがあった。もっと機能的に、もっと貪欲に、もっと有効に使いこなしたい、という欲望である。(中略)早坂が夭折したのち、黒澤は彼の弟子にあたる佐藤勝と引き続き映画における音楽の在り方、あるべき姿、目指すべき形、映画音楽がどれほど観客の情動を刺激するものか、これらを追求していく。――」(「はじめに」より)
著者:小林淳
発行:作品社
映画黄金期に燦然と輝く作品群の、卓越した音楽技法を詳解。登場人物を引き立たせるライトモチーフ、実験的なコントラプンクト……『姿三四郎』から『赤ひげ』までの23作品にちりばめられた仕掛けが、映画音楽評論の第一人者によって説き明かされる。ファン必携の力作。「黒澤のなかには映画音楽への抑えられない想いがあった。もっと機能的に、もっと貪欲に、もっと有効に使いこなしたい、という欲望である。(中略)早坂が夭折したのち、黒澤は彼の弟子にあたる佐藤勝と引き続き映画における音楽の在り方、あるべき姿、目指すべき形、映画音楽がどれほど観客の情動を刺激するものか、これらを追求していく。――」(「はじめに」より)