<コンサート情報>
~次期ボストン響音楽監督に就任が決定したアンドリス・ネルソンス指揮バーミンガム市交響楽団 演奏会~
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第1幕への前奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第5番
指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:バーミンガム市交響楽団
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
会場:東京芸術劇場
日時:2013年11月21日 (木) 午後7時
指揮のアンドリス・ネルソンスは、ラトヴィア出身。2008年にバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任。これまでに北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(~09年)、ラトヴィア国立歌劇場の音楽監督(03年~07年)を務めた。2010年夏には「ローエングリン」の音楽監督として、初めてバイロイト音楽祭に出演した。2014年からボストン交響楽団第15代音楽監督に就任することが決まっている。
バーミンガム市交響楽団(CBSO)は、1920年に創設された。バーミンガム市のシンフォニー・ホールを本拠地とし、毎年130ほどのコンサートを、バーミンガム、イギリス全土、そして世界各地で行っている。サー・エドワード・エルガーが1920年11月に最初のコンサートを指揮した。エイドリアン・ボールト、アンジェイ・パヌフニク、ルイ・フレモーらの指揮・監督のもとでその評価を徐々に高め、サー・サイモン・ラトルの18年にわたる指導のもとで真に世界有数のオーケストラとなった。
ヴァイオリンのヒラリー・ハーンは、アメリカ・ヴァージニア州レキシントン出身。カーティス音楽院入学の翌91年にオーケストラ・デビュー、14歳の時、ハンガリーでフィッシャー指揮/ブダペスト祝祭管と共演して国際的なデビューを飾る。以後ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、南北アメリカなど世界各地でリサイタルを行い、多数の著名オーケストラと共演。アメリカで4回に亘って東日本大震災の慈善コンサートを企画し、震災の復興支援を行った。