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★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇遠山、ゼッキ、群響のモーツアルト:ピアノ協奏曲第9/23番

2008-05-29 11:51:20 | 協奏曲(ピアノ)

モーツアルト:ピアノ協奏第9番/第23番

ピアノ:遠山慶子
カルロ・ゼッキ指揮/群馬交響楽団

CD:カメラータ・トウキョウ 32CM-3

 出逢いとは不思議なものである。いい出逢いもあれば悪い出逢いもある。今回のCD、遠山、ゼッキ、群響の出逢いは最高の出逢いといえる。遠山のゆっくりとした、心の中からモーツアルトが溢れんばかりの情緒たっぷりの弾きっぷり。生前のクララ・ハスキルとも親交があったという遠山に、ハスキルが乗り移ったような感すらある名演だ。カルロ・ゼッキの指揮は、モーツアルトの心の内面を吐露するような優雅な指揮しきぶりに惚れ惚れする。そしてこのCDで最高の演奏を聴かせるのが群馬交響楽団、群響である。日本のオーケストラがこんなにうまくモーツアルトを演奏するのを聴いたことがないし、果してこれからも出てくるのか分からないほどの絶妙の演奏を聴かせる。ライナーノートで富永壮彦氏は「『あれほんとに群響?』と井坂綋氏に電話すると『ああ、やっぱりそう思った?ウィーン・フィルの人にテープを聴かせたら、ウィーン・フィルよりうまいと言われましたよ』」という話を載せているほどの出来栄えだ。

 この録音が行われたのが今から20年以上の前だ。最近のコンサートや海外のコンクールで優勝した演奏を聴くと、ちょっと首を傾げたくなることがある。たしかに最近の日本人の演奏は技術的には優れているのだろう。でも、ほんとに、心の奥底から演奏しているのか疑問に思えることもしばしばだ。エネルギッシュに熱演をしさえあれば、ことたりるといった感じがする。このCDはそのまったく逆で、静かに、ゆっくりと、モーツアルトが作曲した心情を探り出し、それを共感をもって表現をしている。最近、海外の著名なコンクールで優勝した若い日本の演奏家たちがマスコミで絶賛され、紹介されている。でも、よくそれらの演奏を聴いてほしい。コンクールというのは、技術やコンクール独特の雰囲気に合った演奏家が勝つのであって、心は採点されない。最近の若い日本人は、昔の日本人のようにものおじしないし、自己主張が強いから、コンクールでは有利だ。これをもって、日本人のクラシック音楽のレベルが上がったかというと、はなはだ疑問だ。私は逆に下がっていると思う。その原因の一つは厳しい音楽評論家が少なくなったことがある。昔の音楽評論家はよく勉強をし、厳しい評論活動を展開していた。今の音楽評論家の多くは海外のコンクールで入賞した演奏家だけを褒め、そうでない人を無視する。リスナーも同じだ。これでは日本のクラシック音楽界のお先は真っ暗だ。

 このCDで演奏している群響は世界的に見れば無名な存在だろう。日本国内でも怪しいものだ。しかしである。このCDの群響はウィーンフィルに匹敵する演奏を聴かせる。その原因は何か。モーツアルトへの共感とクラシック音楽へ愛情ではなかったのか。当時の群響のメンバー一人一人に敬意を表したい。(蔵 志津久)

 

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◇クラシック音楽◇ギーゼキングのグリーク:ピアノ協奏曲

2008-05-03 08:28:38 | 協奏曲(ピアノ)

グリーク:ピアノ協奏曲/叙情小曲集

演奏:ピアノ=ワルター・ギーゼキング   
    ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団

CD:伊PALLADIO PD4178  
 
 ギーゼキングは存命中“新即物主義の旗手”ともてはやされていた。当時のピアニストの多くは、感性の赴くまま、情感をいかに演奏に盛り込むかに重点が置かれていた。ところがギーゼキングは違う。楽譜に忠実に演奏し、作曲者が言いたい所を、脚色を最小限に抑え、聴衆に訴えていく。このためギーゼキングのCDを聴くと、いつも背筋をまっすぐ伸ばした姿勢が感じられ、爽やかな演奏となっている。

 これだけだったらギーゼキングはただのピアニストで終わっていただろう。ギーゼキングが真に凄いのは、楽譜に忠実な演奏の上に、そこはかとした情念の世界を築き上げていることだ。互いに矛盾する命題を、いとも簡単に一つの演奏の中に包み込んでしまう。

 数あるグリークのピアノ協奏曲のCDの中で、このギーゼキングの弾くCDはトップに挙げてもいいほどの出来栄えだ。カラヤンの伴奏もこれに彩を添える。グリークをはじめ北欧の音楽は爽やかさとか透明感が求められる。ギーゼキングのピアニズムはこの要求にぴったりと当て嵌まる。このCDを聴くと北欧の森とか海を思い浮かんで来る。空気が澄んでいる様子が伝わってくる。カラヤンの指揮のせいもあるだろうが、ギーゼキングが新即物主義の枠から飛び出して、思い切って情念のたけを発散した感じがする。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽CD◇東洋の奇蹟・田中希代子のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番他

2008-01-08 20:33:06 | 協奏曲(ピアノ)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番/ショパン:ピアノ協奏曲第1番 他

ピアノ:田中希代子

CD:キングレコード KICC576

 私のクラシック音楽リスナー経歴は、ラジオから流れるクラシック音楽を聴くことからスタートした。当時のラジオは真空管式で、当初並4ラジオ、その後スーパーヘテロダインになり多少音質は向上したが、雑音が入り、音も強くなったり弱くなったりと今では全く考えられない悪いものであった。しかし、そのラジオから聴こえるクラシック音楽は、何ものにも変えがたい素晴らしいものであった。

 そしてそんな時ピアノ音楽の多くが田中希代子が弾く曲であった。田中希代子の弾くモーツアルトやショパンの曲でクラシック音楽の持つ奥深さを知ったといっても過言でないほどだ。そう、田中希代子はその当時のスーパースターのピアニストであったわけである。 田中希代子(1932年―1996年)は36歳で膠原病のため手が動かなくなってしまった。これはピアニストにとっては、画家が目が見えなくなったと同じことだ。64歳まで生きたわけではあるが、後半生は演奏はしておらず、若い人は名前を聞いても知らないかもしれない。

 しかし、その経歴は日本のクラシック音楽界が決して忘れることはできないものである。1952年(昭和27年)にジュネーヴ国際コンクールで最高位受賞(あのイングリット・ヘブラーと1位なしの2位を分け合う)、翌1952年(昭和28年)ロン=ティボー国際コンクールで4位入賞、さらに1955年(昭和30年)にはショパン国際ピアノコンクールで10位と日本人として初入賞を果たした。つまり、4年間で3つの国際コンクールに入賞するという離れ業をやってのけたのである。当時“東洋の奇蹟”と称されたほどである。

 今でこそ毎年のように日本人が国際コンクールに入賞したニュースが聞かれるが、戦後の混乱期に日本人として初めて国際コンクールに入賞したパイオニアである。田中希代子がジュネーヴ国際コンクールで入賞した6年前の1949年(昭和24年)には、湯川秀樹博士がノーベル物理学賞を受賞し、敗戦で自信を失っていた日本人に誇りと勇気をもたらし、その後の日本の復興に大きく貢献したことはご存知のとおり。田中希代子も全く同じことが言える。物理学界が湯川秀樹を永久に忘れないのと同じに、日本のクラシック音楽界が永遠に忘れてはならないのが天才ピアニスト・田中希代子だ。

 このCD2枚には、ショパン国際コンクールでのライヴ録音によるショパンのピアノ協奏曲、NHK定期演奏会でのベートーベンのピアノ協奏曲第5番のライブ録音、さらにキングレコード・スタジオにおけるモーツアルトのピアノソナタ第11番などが収められている。ベートーヴェンのピアノ協奏曲を聴くとその凛とした演奏姿勢には脱帽させられる。今こんな毅然としたベートベンを弾けるピアニストはいるのか。モーツアルトのピアノソナタを聴くと鮮やかなテクニックを見事に聴くことができる。こんなに流れるように正確で、しかも情感を持った演奏はめったに聴けるものではない。 (蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇岡田佳子のモーツアルト:ピアノ協奏曲第12/27番

2007-12-18 22:03:37 | 協奏曲(ピアノ)

モーツアルト:ピアノ協奏曲第12番/第27番

演奏:ピアノ=岡田佳子/マレック・セヴェン指揮ワルシャワ室内管弦楽団

CD:PONY CANYON.INC PCCL-00048

 岡田佳子というピアニストは、一般にはあまり名前は知られていないが、デビュー当初は“クララハスキルの再来”として大いに注目を集めたピアニストだ。このことは彼女がCDに録音した演奏を聴くとよく分かる。ゆっくりとしたテンポで、並みのピアニストであれば、間延びした演奏にしか聴こえないところだが、彼女は違う。歌心があり、ゆっくりとしたテンポの中に、流れるようなリズム感が湧き立っている。これがクララハスキルの再来と賞賛された所以であろう。

 少なくとも、こういうタイプのピアニストは日本には見当たらない。大げさに言えば岡田佳子の前にも後ろにも、あのような天分を持ったピアニストはいない。ゆっくりとしたピアニズムで、音楽と対話するように、聴くものを引き付けることができる稀有の存在だ。ある意味では東洋的な感覚なのかも知れない。少なくとも私にとってはかけがえのないピアニストの一人である。岡田佳子というピアニストをわが国の楽壇が再度評価してくれることを願うばかりだ。(蔵 志津久) 

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◇クラシック音楽◇ギレリスのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

2007-08-14 20:32:58 | 協奏曲(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/ピアノソナタ

演奏:ピアノ=エミール・ギレリス
   指揮=エフゲニー・ムラビンスキー/レニングラードフィルハモニー管弦楽団

CD:Russian Disc RD CD 11 170

 このCDは1971年3月にモスクアで行われた実況録音盤である。ギレリスのピアノは情緒に流されることなく、ぴんと筋が通った演奏である。同時に柔らかな雰囲気も十分に醸し出すことができ、やはり超一流のピアニストであったことを裏付けるCDとなっている。録音は最近のCDと比べると聴き劣りはするが、30年以上前のライブ録音にしては良く録れている。ムラビンスキーの指揮はいつもと変わらず威風堂々としている。ギレリス、ムラビンスキー、レニングラードフィルは旧ソ連最高の組み合わせといえよう。(蔵 志津久)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%82%B9
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◇クラシック音楽◇バレンボイムのモーツアルト:ピアノ協奏曲全曲

2007-07-31 21:53:31 | 協奏曲(ピアノ)
モーツアルト:ピアノ協奏曲(全曲)

演奏:ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)イギリス室内管弦楽団

CD:東芝EMI TOCE 6137-46

 ダニエル・バレンボイムは最近は指揮者として有名であるが、もともとはピアニスト出身である。アシュケナージと何か同じような道を歩んでいるようだ。このCDはバレンボイムがピアニストとして華々しい活躍をしている時期に発売されたもの。バレンボイムのピアノは実にまろやかに、歌うように曲が流れる。モーツアルトを聴くにはバレンボイムのようにぎすぎすしたところがなく、ほどよいテンポで演奏されるのが最上だ。そしてバレンボイムのピアノは落としどころをよく押さえている。こんなピアニストにはめったにお目にかかれない。(蔵 志津久)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%83%A0
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◇クラシック音楽◇カペルのハチャトリアン:ピアノ協奏曲

2007-06-19 20:55:18 | 協奏曲(ピアノ)
ハチャトリアン:ピアノ協奏曲(クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団)他

ピアノ:ウィリアム・カペル

CD:BMGビクター BVCC5202

 ウィリアム・カペルはわずか31歳で航空機事故で没した米国の天才ピアニスト。よく“才気走る”という言葉が使われるが、カペルはこの言葉にぴったりのピアニストであった。特にこのCDのハチャトリアンやプロコフィエフのピアノ協奏曲を弾かせたら、現在に至るまでカペルの右に出るものはおそらくいない。確信に満ちたタッチ、そして心の底から音楽が溢れてきて、こぼれだすとでも言ったらいいのであろうか。リストのメフィスト・ワルツ第1番もこのCDに収められているが、タイトルには「夭折した鬼才、カペルの貴重な名演、待望のCD化。“メフィスト・ワルツ”は録音史上に残る極めつけの名演。」と書かれているが、実際に聴いてみるとこのことが決して誇張でないことが分かる。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇クララ・ハスキル モーツアルトピアノ協奏曲集

2007-03-19 21:17:45 | 協奏曲(ピアノ)
モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番/第13番

ピアノ:クララ・ハスキル

演奏:フェレンツ・フリッチャイ指揮/リアス交響楽団
   ルドルフ・パウムガルトナー指揮/ルツェルン・フェスティバル管弦楽団

CD:独グラモフォン 437 676-2

 クララ・ハスキルはモーツアルトを弾くために生まれてきたようなピアニストである。よく“天上の音楽”といったようなことが言われるが、このCDのクララ・ハスキルを聴くと、正に“天上の音楽”そのものといったことを思い浮かべてしまう。陰影のある、それでいてあまり深刻ぶらない弾きかたとでもいえようか。油絵の世界というより水彩画の世界により近い感じがする。いつの間にか、現実にはありえないような、空想の世界へと聴衆を導いてしまう、稀有ななピアニストであった。フリッチャイ、パウムガルトナーの両指揮者も、ハスキルの特徴を最大限に引き出している。(蔵 志津久)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB

 
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◇クラシック音楽◇アルトゥール・シュナーベル プレイズ モーツアルト

2007-03-04 18:19:32 | 協奏曲(ピアノ)
①モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番 K.466
②その他

ピアノ:アルトゥール・シュナーベル

演奏:ジョージ・セル指揮/Philharmonic Symphony Orch.

CD:米国Music & Arts CD750

 シュナーベルというとすぐベートーベンのピアノソナタを思い出してしまう。そのわけは、顔付きを見るとベートーベンがいかにも相応しいからなのと、ベートーベンのピアノソナタ全集の草分け的存在であったからで、特別な理由はない。ピアニストはどんな曲でも弾く。事実このCDを聴くとシュナーベルはモーツアルトの演奏でも超一流であることが分かる。実に繊細なモーツアルトを弾いている。今ここまでナイーブにモーツアルトを弾けるピアニストはいるだろうか。今のピアニストの多くは技巧を追求のあまり、心で弾くことを忘れてしまっているようだ。いずれにせよこのCD(ライブ録音)は音はいいとは言えないが、今でもモーツアルトのピアノ協奏曲の演奏では1、2を争う名盤であることは間違いあるまい。(蔵 志津久)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB
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◇クラシック音楽◇サンソン・フランソワ:ピアノ協奏曲名曲集

2007-03-03 21:52:23 | 協奏曲(ピアノ)
①ショパン:ピアノ協奏曲第1番/第2番
②シューマン:ピアノ協奏曲
③プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番/第5番
④バッハ:トッカータ・アダージョ・フーガ他
⑤その他

ピアノ:サンソン・フランソワ

CD:仏EMI=CZS 7 629512

 サンソン・フランソワは私の最も好きなピアニストであったし、今でもそうだ。例えば十八番のショパンの演奏は、他のピアニストの多くが手先のテクニックで弾いているの感があるのに対して、フランソワは心からショパンに共感して演奏する。あたかも今その曲が書かれたように・・・。つまり、既存概念にとらわれないのがフランソワの特徴だ。あんなに生命力に富んだショパンは聴いたことがない。フランソワの前の世代にはコルトーという巨匠ピアニストがいたが、現在に至るまでフランソワに比肩するピアニストは今だいないと確信している。ショパン以外にも、フランソワの弾いたベートーベンのピアノソナタは今聴いても新鮮だ。バッハも陰影のあるスケールの大きい解釈が素晴らしい。(蔵 志津久)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF
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