秋なのですが、午後は少々暑かったです。昨晩はずいぶん雨が降りました。これでひとまず安心。午前中は曇っていたのですが、昼近くになるとからりと晴れてきました。
今日は、地区のコミュニティーセンターという所に8時半に集合して敬老会の準備です。紅白の幕を壁に下げたり、椅子テーブルを並べたり、それぞれのお年寄りに持って帰ってもらう贈り物を用意したりしました。
10時近くになると、どんどんお年寄りが集まってきて、いよいよ始まりです。
地区には、75歳以上のお年寄りは1,000人以上いるそうですが、出席したのは280人です。7割以上が来られないか欠席です。私の町内では、今日は稲刈りなのでということで、来なかった人が何人もいました。75歳を越えてもコンバインに乗って刈っている人もいます。いったい何歳まで現役を続けるのでしょうか。後継者がままならないからです。
中学生も手伝いに来てくれました。この中学校の役員をしているのですが、学校全体ですすんでボランティアに参加するようにと指導しているので、効果があらわれているようです。年寄りたちの中に入って、元気な若い人たちが動く姿がみえるのはとても気持ちいいです。ちょうど、孫くらいの年頃ですね。
肖像権の問題もありますので、大きく写すのにピンぼけにさせて撮りました。
小学生も参加しました。金管バンドというのだそうです。ブラスバンドそのものですが、クラリネットとか、サックッス類、その他幾種類かの楽器が少ないようです。今は鼓笛隊の時代ではなくて、このようにかなり本格的です。私が子供の頃にこういうのがあったら良かったのですが、何せ戦後ですから無理ですね。
家に帰ったら、今の季節ですとサツマイモしかおやつは無かったですね。
それはともかく、そのあとは手品があったりよさこいソーランの踊りがあったり、抜刀術があったり、時間をオーバーしてショーがありました。なかなか良かったです。
しかし、今日集まって敬老会を行った人の大半は還暦を過ぎた人たちです。昔なら年寄りです。若い方の年寄りだから、若年寄とでも言いたいですが、その若年寄りが敬老会を行うというのですから、考えてみればおかしなことだなあと思いました。もっとも、60歳以下の人たちは仕事が忙しいでしょうから、その人たちばかりで行うのは、かなり大変なことでしょうけど。
8月下旬に蒔いた白菜は、こんなに小さく大丈夫かなと思っていたのですが、
ここまで大きくなりました。これからは間引きしたり、青虫をとったりして、よほど何かが無ければうまく育ってくれることと思います。うれしいですね。
この頃は、かなり若い人たちまで広がって家庭菜園ブームのようですが、こういうことが経験できるし、育ったものが食べられるのですから、これは快感ですね。
一日一村
朝霧や絵にかく夢の人通り
排 句
朝霧や木の下ほゝに落つ滴
朝霧や見慣れた土地も夢世界
朝霧や今日はくもりか晴れるのか
朝霧や自転車人ものろのろと
朝霧や今の日本見てるよう
朝霧は今の日本いつ晴れる
朝霧や晴れてみんなが職につけ
朝霧やポストのかけひきいやらしや
夜の雨晴れてあちこちコンバイン
洗濯ものカラカラになり雨のち晴
天高くあっちこっちにコンバイン
天高く米ドロボーのかせぎ時
一人いて過ぎゆく秋を惜しみけり
風済んで空に舞いとぶ赤とんぼ
引っ越しが済んで池は静まりぬ
蛙たちおまえら田んぼに帰りなさい
お疲れ様でした。
敬老会は、喜んでもらえる行事ですから、やるべきだと思うし、やってよかったと思いますね。
少子化社会なので自分の面倒は自分で見られるようになるしかないですね。
怖いのは、脳です。脳が劣化すると、体は丈夫でも自分のことを面倒見られません。