ボルトの速さはヤムイモのおかげ? 滋養強壮作用があるとされるヤムイモの一種に、脂肪の代謝を良くして運動機能を高める効果があるとする研究結果を、大津市の医薬品企業タカラバイオが4日までに発表した。
北京五輪の陸上短距離で3つの世界新記録を打ち立てたジャマイカのウサイン・ボルト選手も、普段からヤムイモを食べているという。
同社が研究したのはジャマイカのヤムイモと異なる種類だが、似た成分は含まれており、同社は「ボルト選手の驚異的な速さの秘密に関係しているかも」と話している。
同社は、沖縄などで育つヤムイモの一種トゲドコロに着目。少し混ぜた餌をマウスに与え、週1回の水泳運動を2カ月続けると、普通の餌を食べたマウスより水泳時間が10-20%長く続くようになった。体脂肪の量も減少。肝臓を調べると、脂肪を燃やしてエネルギーに変える酵素をつくる遺伝子の活性が高まっていた。
同社によると、トゲドコロはアジア原産で粘りや甘みが強いのが特徴で、国内生産量が年数トンという希少品種。
[共同通信47NEWS 2008年09月04日]
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090401000101.html
北京五輪の陸上短距離で3つの世界新記録を打ち立てたジャマイカのウサイン・ボルト選手も、普段からヤムイモを食べているという。
同社が研究したのはジャマイカのヤムイモと異なる種類だが、似た成分は含まれており、同社は「ボルト選手の驚異的な速さの秘密に関係しているかも」と話している。
同社は、沖縄などで育つヤムイモの一種トゲドコロに着目。少し混ぜた餌をマウスに与え、週1回の水泳運動を2カ月続けると、普通の餌を食べたマウスより水泳時間が10-20%長く続くようになった。体脂肪の量も減少。肝臓を調べると、脂肪を燃やしてエネルギーに変える酵素をつくる遺伝子の活性が高まっていた。
同社によると、トゲドコロはアジア原産で粘りや甘みが強いのが特徴で、国内生産量が年数トンという希少品種。
[共同通信47NEWS 2008年09月04日]
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090401000101.html