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医学研究関連記事の新聞紙面から切り抜き
再生医療、薬理学、生理学、神経科学、創薬

プリオンの病原性、新ビタミンが抑制――東京農工大学

2007年05月16日 | 創薬
 東京農工大学大学院の早出広司教授らは、新しいビタミンと考えられている「ピロロキノリンキノン」(PQQ)と呼ぶ物質に、牛海綿状脳症(BSE)や変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こすプリオンの病原性を抑える機能があることを発見した。研究グループは「治療や予防に応用できる可能性がある」と話している。
 プリオンは正常型と異常型の2種類がある。異常型が体内に入り込むと正常型プリオンが次々に異常型プリオンに変化してしまう。異常型プリオンはアミロイドと呼ぶ繊維となって神経細胞を侵し、脳をスポンジ状に変えてしまうとされる。


[日経産業新聞 / 2007年05月16日]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007051508150h1


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