大浦湾の軟弱地盤は、昨年、明かになった規模をはるかに超える深刻な問題となってきた。
まず、地盤改良を要する範囲が、従来の海面から70m下までに留まらず、なんと海面から90m下までに拡がっていることが判明した。そのことについては新聞等でも報道されてきたが、今まで出されていなかった防衛局の元資料を掲載する。
下の図が、ケーソン護岸に沿った海底地層の断面図である。昨年まではB26地点とB28地点の土質柱状図が公表され、水深30mの海底に深さ40mの軟弱地盤層があることが分かっていた。ところが、今回、追加調査によるB27地点の土質柱状図によれば、水深30mの海底に深さ60mもの軟弱地盤が拡がっていたのである。海面から90mの深さまでの地盤改良が必要となる。
(上図は、防衛局の元資料に私が加筆したもの)
2月25日には、またFoe/Japan等の主催で防衛省交渉が予定されています(調整中。会場・参議院議員会館 B109)。
午後2:00~3:30 防衛省交渉第1部(工事の現状や軟弱地盤問題)
午後3:30~4:10 防衛省交渉第2部(サンゴや生態系の問題)
午後4:30~6:30 院内集会(県民投票の結果報告と防衛省交渉のまとめ等)
防衛省交渉の第1部は私が担当し、第2部は、安部真理子さん、大久保奈弥さんらが担当されます。なお、交渉後の院内集会では元山仁士郎さんがインターネット中継で報告されます。
今週いっぱいは、防衛省への質問事項の作成に追われます。