チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

許すな! 防衛局は知事選の後に本格的な工事を予定!---最初の埋立は中仕切護岸工事

2014年10月07日 | 沖縄日記・辺野古

 沖縄防衛局のホームページを見て驚いた。年内に発注予定の辺野古新基地建設関連の大規模工事が目白押しなのだ。知事選の後も、結果にかかわらず工事をすすめるという防衛局の強引な姿勢を示している。

           (沖縄防衛局のホームページ)

 現在、発注された工事と年内に発注予定の工事は以下のとおりだ。

 まず、10月末に開札される中仕切護岸工事は大浦湾に設置されるもので、11月上旬には業者が決まる。埋立のための進入路や埋立区域の仕切り等に使われるものだ。この工事が辺野古の海に土砂・岩石等を投入する最初の工事となる。知事選までに埋立工事が始まったことを見せつけ、県民のあきらめを誘うために工事を強行するか、知事選中は県民を刺激することを避けるのか、まだ分からない。

 下の図が、まもなく発注される中仕切護岸工事の位置と構造だ。

 

 驚くのは、年内に本格的な埋立のための工事が次々と発注されることだ。中仕切岸壁工事、傾斜堤護岸工事、ケーソン新設工事、汚濁防止膜工事---。それぞれが何十億円もの工事費となる大規模工事。知事選の結果にかかわらず、埋立は強行するぞという挑発をしているのだ。 許すわけにいかない。

 

すでに発注された工事

  工事名

  受注業者

 工事内容

 契約金額

 工期

 シュワブ(H26)仮設工事

 大成建設

 いっさい非公開(新聞報道では、海上ブイ・フロート、浮き桟橋、山形鉄板、作業ヤード等) 

 59.6億円

 H26.6.17 ~H27.3.31

 *現在、入札手続中の工事(工事名は全て冒頭に「シュワブ(H26)」がつく)

  工事名

  工事内容

 工事費

  工期

 開札予定日  (契約日) 

 中仕切護岸新設工事(1工区)

 N-1護岸 L=130m (捨石~被覆ブロック)

 3億円以上6億円未満

 H29.3.31

 H26.10.29

 中仕切護岸新設工事(2工区)

 N-2護岸 L=250m (捨石~被覆ブロック)

 3億円以上6億円未満

 H29.3.31

 H26.10.29

 陸上仮設ヤード整備工事1工区)

 造成工事、舗装工事、法面工事

 1億円以上3億円未満

 H27.8.31

 H26.10.22

 陸上仮設ヤード整備工事(2工区)

造 成工事、舗装工事、法面工事

 1億円以上3億円未満

 H27.8.31

 H26.10.22

 既設建物解体工事  (その1)

 受注             秋建設

 契約額101,844,000円    

 H27.3.31

 契約                H26.9.24

 既設建物解体工事  (その2)

 受注            辺野古木炭創業(企)             

 契約額12,361,631円

 H27.3.31

 契約                H26.9.24

 既設建物解体工事  (その3)

 受注            辺野古木炭創業(企)

 契約額8,272,800円

 H27.3.31

 契約                H26.9.24

 *今後、年内に発注予定の工事(工事名は全て冒頭に「シュワブ(H26)」がつく)

  工事名

  工事内容

 工事費

  工期

 公告時期 

 二重締切護岸新設工事

 

 

 30億円以上

 24ケ月

 10月~12月

 中仕切岸壁新設工事

 

 

 30億円以上

 24ケ月

 10月~12月

 傾斜堤護岸新設工事

 

 10億円以上20億円未満

 24ケ月

 10月~12月

 ケーソン新設工事   (1工区)

 

 

 30億円以上

 30ケ月

1 0月~12月

 ケーソン新設工事    (2工区)

 

 10億円以上30億円未満

 30ケ月

 10月~12月

 汚濁防止膜等工事

 

 10億円以上30億円未満

 24ケ月

 10月~12月

 

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