チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

辺野古と本部塩川港の軽石被害の状況 --- 防衛局は辺野古の工事を止め、所有している汚濁防止膜やフロートを県内各地の港の軽石対策に提供せよ!

2021年11月10日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋

 11月10日(水)は朝から辺野古へ。久しぶりに浜のテントに行き、軽石被害の様子を聞いた。辺野古・大浦湾でも軽石のため、一昨日から防衛局の工事は止まっている(しかし、昨日はサンゴ移植作業が行われ、今日も昼前には工事が再開されたようだ)。海上行動もこの間、休止しているとのこと。

 松田の浜に行くと、砂浜にかなりの量の軽石が打ち上げられている。

 辺野古漁港は入口部分に軽石が進入するのを防ぐためのフロートが張られている。漁も当然、ストップしているようだ。

 キャンプシュワブのメインゲート前では、30人ほどの人たちが集まっていた。愛知から来られた方が、機動隊派遣住民訴訟の名古屋高裁での逆転勝訴判決の報告をされたので、私も、傍聴した東京高裁判決(10月29日)の報告と、11月29日から始まる沖縄の住民訴訟控訴審の傍聴を呼びかけた。

 その後、本部塩川港へ。今日も作業は行われていない。

 塩川港の岸壁付近には一面にヘドロ状の細かい軽石が漂っている。これでは、エンジンの冷却水に軽石が入ってオーバーヒートするため、船は近づけない。

            (シラサギも一面の軽石に驚いている)

 すぐ近くの伊江島へのフェリーが出る本部港は一面、軽石で覆われてしまったため、フェリーも終日、運休しているという。県内各地の軽石被害はきわめて深刻だ。

 防衛局は、辺野古新基地建設工事のために、現在、フロート(連続タイプ):6,940m、汚濁防止膜:2,026mも保有している(シュワブ(R3)埋立追加工事設計図書より)。辺野古の工事を再開するのではなく、これらのフロートや汚濁防止膜を、軽石被害に悩む県内各地の港等に提供、所有する重機で軽石を撤去するべきではないか?

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