4月29日(土)午前、キャンプ・シュワブゲート前で「辺野古新基地建設阻止! 共謀罪廃案! 4.28屈辱の日を忘れない県民集会」が開かれた。約3000人が参加。元海兵隊員で米軍属による女性殺害事件から1年を迎えたことから、多くの人が喪に服する意味を込めて黒い服で参加し、集会の冒頭、犠牲者を追悼する黙祷が行われた。
(山城博治さんもいつものように力強いスピーチ)
午後は沖縄平和市民連絡会の総会へ。1年近いプエルトリコでの研究生活から戻られた阿部小鈴琉大教授の記念講演。2003年、住民の力で米軍基地を撤退させたピエケス島の闘いの報告が興味深かった。以前、読んだ「Days Japan」に次ぎのような伊藤千尋さんの報告がある。
「米軍撤退をもたらしたのは、市民の力だ。99年と2000年の2度にわたり、プエルトリコ本島で10万人を超す反基地デモが起きた。ピエケス島では何百人もの人々が協力し、海軍の金網を引き倒す実力行使に出た。---ブッシュ大統領は市民の動きを受けて撤退を決めた。---ブッシュがあげた条件は沖縄も同じだ。だったら沖縄の基地もなくせるはずだ。『カリブ海の沖縄』は再生した。次は沖縄の番だ。」(2010年10月号)
総会では、平和市民連絡会として早急に翁長知事に埋立承認の「撤回」を求める申し入れをすることが決まった。
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明日(30日・日)は、豊見城島ぐるみ会議の総会で、辺野古の現状とこれからの課題について講演をさせていただく。「埋立本体工事着工」と華々しく言われている内容は何か? そしてその問題点と我々の課題等についてじっくり話しをさせていただこうと思っている。
4月30日(日)午後2時~ 豊見城社会福祉協議会2F (辺野古の講演は午後3時から)