天ぷらのはやし。
松茸の時期に伺おうと企んでおりました。
ぴかぴかの台所のぴかぴかの油。
お通しは海老の頭のかりっかり揚げ。
これを堪能している間に目の前でぴちぴちの活き海老が剥かれていきます。
おろしたっぷりの天つゆも到着して準備万端。
最初はほくほくの銀杏。
ぷちっ、ほくほくでいい香りで、はー、美味しい。
で、剥かれたばかりの活き海老、レアで。
毎回感動。
外はふわっと火が通って甘くて、中はぷつっ、とぷりぷり。
ため息つきながらにっこにこで食べてしまう。
海老は全部で3匹、レア、合間にウェルダン、締めにまたレアで出してくれて、堪能。
シークワサーの優しい酸味のもずく。
前回はよもぎ麩でしたが、今回は紫芋で。
もちもち。
稚鮎。
ふわっとした甘みと肝の苦味が絶妙。
で、まさに感動ものの、松茸一本揚げ。
軽く手を添えて、口で裂いて食べると教わる。
裂いた瞬間にぶわっと香りが広がって、なんだこの幸せは。
味も濃い。
香り松茸味しめじかと思ってましたが、こうすると味もぎゅーっと閉じ込められるのかとただただ感動しながらはふはふと食べました。
で、感動冷めやらぬ中、次は大きな鮎が。
ぷりっぷりの穴子。
尻尾の方と、
頭の方を、
喧嘩しないように半分こしてくださいとのこと。
半分はお塩で食べて、
半分はつゆに漬けて、それをごはんに乗せて穴子天丼に。
最高です。
栗を渋皮ごと揚げたもの。
渋皮がぱりっと軽くて。
中はほくほく。
ごはん二膳目は、特製の豆腐ふりかけで。
はー、今回も美味しくて幸せ。
もうおてんぷらはここでだけ食べられればいいと思っております。
衣装はおばあちゃんの小紋に、アンティークの花帯。
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