初日の夕ごはんは、ブレストンコート内の、ユカワタンへ。
お手拭きひとつも、素敵です。
メニューが。
と思ったら、何が何だかさっぱり、なメニューだったため、
お楽しみってことかな、ということで。
最初に登場したこちらは、食前酒かと思いきや、
白樺の樹液だそう。
白樺が雪解け水を吸い上げたものを、穴を開けて出して採取したものとのことですが、
すっきりしたお水のようなのにほのかに甘くて、
すっごくおいしい。
味がものすごい濃厚だった、信州和牛のビーフジャーキー。
ワカサギのフリットは、中がふわっふわ。
最初のシャンパンは、規定の2倍熟成したものとのことで、
濃厚。
シャルドネが50%、あとはピノノワールとかのミックス。
春らしい。
プティノワージュ、お豆腐みたいなチーズです。
生のクルミ、くるみペースト、ふきのとうで風味も色々。
暖かいものは暖かい石の上に、冷たいものは冷たい石の上に。
ヤマメのスモークとコシアブラ、
ニジマスは大根と海苔で和風に。
赤いのはビーツのスープで、噛むとぷちっとスープが出てきます。下はクラッカーで、一緒に食べるとすごい甘みで美味しい。
ソーセージは山椒と。むちむち。
黒豚のコロッケ。
ふきのとうのチョコ。
前回デザートで食べたふきのとうのチョコは、攻め過ぎ??と思った一品だったんですが、これはおいしかった。
ハーブの香りのソービニオンブラン。
感動した一品。
鯉のタルタル。
黄金のキャビア、はヤマメの卵だったかな・・・。
山芋のしゃくしゃく感と、鯉のトロッとした生魚の完食と、キャビアのプチプチが、素晴らしい合わせ。
菜の花のソースと、柚味噌、山菜と。
2年前ここで感動したのは、鮎のカルパッチョでしたが、
鯉もすごいなー、と再びの感動を味わえたのでした。
パンと食べるのは、豆腐のディップ。
太さにびっくりしたアスパラは、長野で4、5年育てられたものだそう。
アスパラってそんなに長く育てられるんだ・・・!
太いのに全く固さはなくて、さくさく。1日に15本くらいしか取れないそうです。
漢方卵と、チョウザメのベーコンと。
長野県佐久市の深山桜の生酒。
かわいらしいカトラリーが登場し、
ものすごい重そうな(重いそうです)岩が登場。
上に乗ってるのは、うるかで塩の味付けをされた稚鮎のフリット。
岩の半分は蓋になっていて、それを開けると、新玉ねぎのポタージュ。
すごく甘くて香ばしいスープに、肝の苦みのきいた鮎のリエットが。
すんごい美味しい。
岩が温められてるのにも、感動。
岩魚には、桜塩が添えられている。
下にあるのはマスタードの入ったポテト。
少しさくさくしてて食感もいい。
ここにチキンスープをかけていただきます。
ボルドーの白はソービニオンブランとセミヨンが半々。
やや癖のある強い香りで、飲むと酸味、と思うのですが、
後味はしっかりした感じに変わる。不思議。
2年前にもここで飲んで、すごく好きになった、城戸ワイナリー。
今回は赤のメルロー。
城戸の赤は酸味が強く、飲み頃が難しいそうですが、
完璧に美味しかったです。
コーヒーのような香りのすっきり味。
メインは羊。
そして子羊のソース。
黒にんにくペーストに、ごぼうパウダー、イチゴ、葉玉ねぎ。
羊の癖が苦手な私ですが、
その癖が美味しいと思った一皿で、嬉しかったです。
大根の上に乗ってるのは、ウォッシュチーズと生クリームのミックス。
柚子の香りのチーズ。
別の岩が登場。
そして今度は水が登場。
もうほんとに、全てにわくわくする。
石に乗せて食べます。
ギシギシ(という草!http://ja.wikipedia.org/wiki/ギシギシ)の球根のゼリーと、桜のムース。
そして翌日が結婚記念日だったので、
メッセージ付きで登場させてくれたデザートは、
甘酒のムース。
イチゴ、飴細工、ホワイトチョコで、
上品な甘さ。
そしてそして。
鳥小屋登場。
開けると小さなお菓子たちが。
メニューはこちら。
一番下の台の中にまで、お菓子が詰まってました。
日持ちするものは、お土産にしてもらって、後はいただいた。
帰る頃には、誰もいなくなっておりました。
本当に本当に、素晴らしいなと再び感動したし、
斬新だけどどれもきっちり美味しくて、
毎回驚きがあって楽しくて、
お酒もおいしくて、
本当に嬉しかったです。
食べ終わった後、幸せだなー、と思った。
川魚と山菜がいっぱい食べられたのも、楽しかった。
次は秋に行こうと思います。
持ち帰りにしてもらったお菓子。
あまりに感動したから、帰りにシェフブックもいただいてきた。
帰ってからパラパラ見てたら、あまりの美しさに胸がドキドキして眠れなくなりました。
食べたいものもいっぱーい!!!
これ最初に来た時に食べたなー、とか記憶が蘇るのも楽しい。
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