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部活考

2017-12-11 21:47:49 | 教育

部活動休養日、強豪校も積極導入 けが予防、リフレッシュに効果

12/11(月) 10:26配信

北海道新聞

「集中力、主体性が大切」

 中学や高校での部活動を巡り、札幌市教委が市立校の部活動で週2回以上休む独自基準を定め、全国でも休養日の導入が広がってきた。札幌圏では日ごろから好成績を収め、全国大会常連の座を守る私立・公立高が、けが予防やリフレッシュを狙って早くから積極的に導入している。こうした強豪校の指導者や選手は休養日をどう考えているのか、現状を探った。

 今年夏、甲子園出場をかけ南北海道大会決勝で戦った東海大札幌高と北海高は、いずれも休養日を取り入れている。

 東海大札幌は20年ほど前から、年間通じて毎週1日を休養日に。グラウンドを大学が使う月曜を原則休みとし、調整やミーティングにとどめることもあれば、各自病院や整骨院などへの通院や、軽い自主練習までとすることもある。

 2年の小林真桜(まお)さん(16)は「体を休めつつマイペースで練習でき、休養日は大事」と話す。休養日は自主練習に充てることが多いが、内容はあくまで軽め。大脇英徳監督は休養日によってけがが減ったと説明、「昔のように根性だけで練習する時代でない。オフの意味や使い方をいま一度見直したい」と話す。

 一方の北海も12月から翌年3月の間は、日曜は休み。立島達直部長は「日曜に部活動をオフにすることで、休み明けの練習に対する集中力が高まる」。両校の顧問は、ともにオフの時間確保の重要性を指摘した。

 女子100メートル障害など、本年度の全国高校総体に10人が出場した恵庭南高陸上部は、日曜は「完全休養日」とし、水曜は軽いマッサージに充てている。これとは別に週1~2回、生徒が各自で考えた練習メニューに取り組む日も設定。顧問の赤松幸広教諭は「多く練習すればいいというわけではない。限られた時間で集中して取り組むこと、生徒が主体的に考えることが大切」と強調する。