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2016-12-01 22:06:15 | basketball

男子新監督、金に糸目は付けず 川淵氏から「『思い切りやれ』といわれている」/バスケ

サンケイスポーツ 12/1(木) 19:54配信

 日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長(46)は1日、男子日本代表の今後の強化方針について発表した。

 退任した長谷川健志氏(56)に代わる新しい代表監督には「五輪を経験したトップレベルのコーチを考えている」とし、現在候補を数人に絞って交渉中。先方の現在の契約もあるため、来年8月ごろまでに交渉をまとめて発表する予定だ。米NBAや米NCAAとは時期が合わないため、欧州系の人材になる可能性が高い。

 「選手にだけ“世界基準”を求めても仕方ない。それだけすごい監督です」と東野委員長。「川淵(三郎)エグゼクティブチェアマンからは『思い切りやれ』といわれているので、思い切りやります」と金に糸目は付けない考えだ。

 新監督就任までの代表合宿では、技術委員会のアドバイザーに就任したセルビア人のルカ・パビチェビッチ氏(48)が指導する。11月に就任した同氏は2011年ユニバーシアードでセルビア代表を優勝に導き、昨年までモンテネグロの代表監督を務めていた。

 国際バスケットボール連盟(FIBA)は、五輪の出場枠を前年のW杯の成績によって振り分ける、4年1サイクルの競技フォーマットを2017年から採用する。20年東京五輪出場のためには19年夏のW杯(中国)出場が必要で、日本としてもFIBAに開催国枠での出場を認めさせるために同大会の出場が求められる。

 19年W杯の予選下部大会は来年春に行われるほか、アジア・オセアニア予選は1次が来年秋から翌年春、2次が18年から19年冬にかけて、いずれもホームアンドアウェー方式で行われる。Bリーグのシーズン中であるため、短期間の代表招集→試合といった、これまでになかったやり方に慣れなければならない。

 そのため(1)どのような状況においても勝ち抜くべく、広く選手を招集し「代表選手枠」を競い合わせる(2)日本代表候補重点強化選手を選出し、今日が合宿を毎月実施する(3)眼前の勝利の追求とともに、中長期的な視点に立って、年齢を問わず選手を選出する-という原則を掲げた。

 具体的には今月や来月の合宿に候補選手50人ほどを招集。約25人ずつの2グループに分けた合宿を実施し、スキルやフィジカルパフォーマンスを重点的に強化する。また外国チームとの経験を積むため2月には10、11日に国際強化試合を実施するなど、対外試合の機会を増やす。

 ジョージ・ワシントン大の渡辺雄太(22)やゴンザガ大の八村塁(18)など海外でプレーする選手ともコミュニケーションを取り、代表合宿に参加できる方策を探る。

 「個のスキルを上げ、フィジカルを強化し、国際経験を積ませる。またBリーグを世界のトップリーグに引き上げないといけない。有望な選手を海外に送り込み、その選手としっかりコミュニケーションを取っていきたい」。東野委員長は課題を挙げた。