これは魚屋北渓(ととやほっけい・安永9〜嘉永3・1780〜1850年)
の浮世絵だ。北渓は北斎の門人。
タイトルは「宝合 右三番 虎の皮」
制作年は不詳で、江戸末期とある。
遊女が鏡を覗き込んでいるが、タイトルにある虎の皮らしき打掛は見当たらない。
書き入れは
「秩父 来露薗 魚樽
百千鳥 羽をかしたる縫い模様 春の情けの糸の色在
楽聖庵
門松の 太夫は七日たちかおる あと○の衣の錦はえあり
芍薬亭
標さえ 春のはれめすこと玉の 毛織りにまさる 虎がうちかけ」
の浮世絵だ。北渓は北斎の門人。
タイトルは「宝合 右三番 虎の皮」
制作年は不詳で、江戸末期とある。
遊女が鏡を覗き込んでいるが、タイトルにある虎の皮らしき打掛は見当たらない。
書き入れは
「秩父 来露薗 魚樽
百千鳥 羽をかしたる縫い模様 春の情けの糸の色在
楽聖庵
門松の 太夫は七日たちかおる あと○の衣の錦はえあり
芍薬亭
標さえ 春のはれめすこと玉の 毛織りにまさる 虎がうちかけ」