バラ

実生から育てたノイバラが見事に咲いた。良い香りがして通るたび幸せだった。悲しいかな狭い庭なので、奔放に伸びるノイバラを自由にしておくわけにもいかず、花が終わるのを待ちかねて短く刈りこんだ。
伸びすぎたモミジも一緒に刈りこんでいたら、この辺りでは見かけない通りかかった方と目が合ったので挨拶したら、うなずいて行ったと思ったら、引き返してきて『その切ったの頂けないでしょうか」とおしゃる。いいですよと、いいような枝と、咲き始めていたバイカウツギも数本切って差し上げた。
豪華さもない素材だけど、飾ろうと思われた心素敵だなと、どこの方かも知らないけど嬉しくなった朝でした。


４月２８日撮影


須磨のバラも、負けじと咲いてはくれたが、野生児（ノイバラ）には負ける？これも地植えにしてやればもう少し元気になれるかもしれないと思案中。
この花も良い香りがして、咲いたことを知らせてくれる。

ゴールデンウィークも、特別なことはなく終わり、もう５月も半分が過ぎた。
それなりに、日々用事はあり実家にも二度も帰ったが、植物散策する間もなく、草の中で子どもの頃からずっと季節には咲いていたシャクヤクを慌てて撮影。
家の裏に咲いていたモチツツジは、高枝ばさみで取って持ち帰り、彼女の花車に飾る。（撮影は暗いので外でする）
子どもの頃は普通にあったモチツツジ、風の山でも少なくなってきた気がする。木に埋もれるからだろうか。

７０年も同じ場所で、植え替えもしないまま咲き続けるなんてアンタはえらい！とほめてやりたい。明日また帰る予定なので、花柄を摘んでやろうか。

丁度１４日は牧野植物園で、日本の野生バラの分類学セミナーがあった。
久しぶりの牧野植物園だったが、園内をゆっくり見て回ることは出来なかったので、昨日また出かけてくる。一人でゆっくり見て回り撮影をして帰ってきた。
すっかりさぼり癖がついてしまった。
野生バラの話は次回に・・
相変わらず高知県は、新型コロナウィルス感染者が多く、今日だったか１０万人当たりの感染者が全国１１位だとNHKニュースで紹介されていた。東京よりも上位だった。