風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

柚子取りの後

2007-02-11 | 風の山から
今回はユズの後かたづけが有ったので一泊してくる。母も元気だし出来なくはないけど、此処にいて心配するより行って自分でした方が安心する。高く伸びすぎた枝を切りつめて、その枝をクリ畑に放り込んであったので、草が生える前に別の場所に移動。昔は焼いていたけど、山火事も恐いし、畑の隅に集めておくことにした。父が植えてくれた栗の木も随分大きくなった。

谷の向こうに廻って、ユキモチソウが沢山咲く道に行ってみたが、まだユキモチソウの気配も感じられない。









風の山は梅が満開。これは食用にする梅の木。










子供の頃から有る「あおしめ」だと祖父が教えてくれた。9日撮影なので雨にまだ濡れていた。








これは淡いピンク、名前は聞いてない。アオシメより少し小さい実をつける。










  

時間があったので、林の中に入ってみる。フデリンドウだと思う。蕾をつけていた。小さな花なので気をつけて歩かないと踏んでしまう。図鑑には陽当たりの良い場所に生えると書かれているが、此処は木が育って木漏れ日程度の場所で、コクランが良く育つ場所。

分布は沖縄を除く全国で、花期は4.5月。前年の夏にタネがこぼれ秋に発芽して冬も徐々に成長して、春に花が咲き晩春に結実する結実後タネが地面にこぼれて親株は枯れると書かれている。前からこの場所に細々と生き続けている。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (金星)
2007-02-11 07:13:38
見事な石垣ですね。
段々畑をみると昔の人はすごいなぁと思いますね。
自然と一緒に暮らしていると元気でいられると思います。
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おはよう~ (まーにゃ)
2007-02-11 07:58:20
もうお出掛けでしょうか?
夜中に投稿して、寝不足は何処かで解消しないと堪えますよ。
親孝行は自分の中で暖かい灯りになって残る物、お励み下さい羨ましく感じます。ユキモチ又見せてくださいな。
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おはようございます ()
2007-02-11 10:18:24
>金星さん、段々畑を見ると、天まで耕すと言う言葉の意味を実感します。機械などない時代に、山肌を切り開き石を積み重ね水漏れのしない田んぼにする。開墾するのも大変だったろうと思いますが、その田んぼを耕作するのも大変でした。細長い石垣の草むしり、長い畦を塗っていく(水田にした田んぼの土を鍬ですくい上げて畦を固めていくのです)何から何まで人手のいる作業でした。この2月で82歳になった母です。私は82歳まであんなに元気でいられるかなと思うほど元気です。

ちなみに石垣のことを私たちは『ぐろ』と言っています。

>まーにゃさん、昨日は実家からの帰り車の中で1時間ほど寝ていました。今朝は8時頃までゆっくり寝て、趣味の園芸を見ながら朝食。終わった頃のんびり洗濯を干して気ままにやっています。
孝行と言うほどではないですが、出来ることはしておかないと悔いばかりが残ってもと思っています。
風の山も随分季節が早まった感じでしたので、ユキモチソウもあっという間に顔を出すかも知れません。又見て下さいね。
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山の道 (aigen)
2007-02-11 18:15:03
暖かいと言いながらも、草花はまだ、その時期を待っているのかも知れませんね。
今日、清滝寺に登った帰りに小さな山道に足を踏み入れてみました。畑がきれいに使われているところは良かったのですが、途中から笹竹が覆い被さるようになってしまい、不安のまま進みましたが、再び整備されたところに出てホットしました。
笹竹に覆われたところも石垣をついた畑になっており、蜜柑が植えられています。しかし、世話をされなくなって久しいのか、笹竹が蜜柑を追い越して伸びていました。
そんなに山奥ではないのに、荒れてしまうのは早いものですね。
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こんばんは ()
2007-02-11 22:33:54
>aigenさん、耕さなくなった田畑はあっという間に山になってしまいます。
実家も何も植えずに、放置した田んぼが有りますが、カヤやイタドリ、ヤブマオが覆い茂っています。昨日その田んぼを通って、ユキモチソウの道に出たのですが、ヤブマオもイタドリも私より遥か高く伸び、まるで林のように立ちふさがりいい加減引き返そうかと思いながら踏み分けて行きましたが、今頃なのに草の種がびっしりとジーンズにくっついて、それもネバネバしているので取るのに苦労しました。荒れるのは早いですね。
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梅が満開ですね! (ジョルジュ)
2007-02-12 09:06:04
いかに暖冬といえども ’我が家の梅’はまだまだ。
近所の紅梅は 早くも見ごろを迎えていましたが。
樹も一本一本 性格が違うので 咲く時期も異なりますね。
昔々の高校生の頃 近所の梅が見ごろだったので
友達と水戸の偕楽園に 梅の花見に行ったことがありましたが
県南の温暖な実家の辺りと 水戸の辺りでは 気温も違い、
花が咲いた樹は ところどころしかなかったことを 今でもよく思い出します。

梅の実を実らせる花、と思うと 愛しさがつのりますね。

トゲトゲの柚子の枝の片付け、お疲れさまでした。
怪我はなかったでしょうか?
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山の風景 (つらつら)
2007-02-12 09:58:21
風さんの山を見ていると子供の頃に友人宅の山の畑で
遊んだ記憶がよみがえってきます。
土筆を取ったり野苺食べたり木の枝をお尻に敷いて
坂を滑り降りたりお転婆してました。
田舎も過疎化して子供の姿が少なくなり寂しい限りです。
遊び場だった川の土手も草焼きをする人がいなくなり
背丈くらいの草が覆い茂ってしまいがっかりします。
昔の面影は消えてしまいつつありますね。

「あおしめ」初めて聞く名前ですが白い花がきれいです。

昨日はお疲れのところ、お遊びに付き合って頂いて
有難うございました。
皆さんぱっと息が合うのでびっくりしてます。

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梅の花 (ぱぷりこ)
2007-02-12 10:15:45
自然の空気を吸って咲いた花や、その梅の実は
何だかこちらのとは一味も二味も違うような気がしてしまいます。

私は近くの公園の梅を見に行くのですが、
こちらは、早い物が咲いてる程度です。

林の中から見つけてもらった「フデリンドウ」は
風さんのブログで全国版になり嬉しいでしょうね(笑)
そしてお母様も風さんの帰省に喜んでおられるのでしょう。
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フデリンドウ (arfa)
2007-02-12 10:49:07
気をつけないと踏んでしまう・・・風さんらしい 優しいコメントに にっこりです。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2007-02-12 17:54:36
あおしめって言うんですか。私にとっては梅はまだ紅と白の二種類です。フデリンドウはこんな葉なんですね。花が無いとまだまだわからないですね。
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