風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

最東端の町へ(高知県)

2017-05-12 | 植物散策
5月10日外来植物調査で、高知駅7時03分の列車で、待ち合わせ駅で合流一路東を目指す。心配したお天気も何とかなりそうな気配。室戸グループとの待ち合わせ場所は、室戸市の農海産物を沢山売っている。前回は(4月13日)まだはしりで値段も高く、酸味も強かったが(高くてもちょっと食べてみたいと食いしん坊の私は買っては見たが、酸っぱいのは苦手だし無理やり仲間に食べて貰う(汗)10日はビワが所狭しと並べられ、値段も半額以下になっていて、味も上等だった。
本来ビワは、種ばかり大きくそんなに美味しいとも思わなかったが、10日のビワで少し認識を変えた。話はそれたが、この間は野根(のね)だったので、今回は海辺の町というか、サーフィンで有名な生見(いくみ)海岸の方に行く。検索で調べてみると高知市から車で140分。トップ写真甲浦(かんのうら)駅からバスで10分と書かれている。波の様子も
リアルタイムで見られる?


砂浜には、沢山の植物がみられるが、外来植物はそれほど多くないというか、前回採取していると、採らないので数が集まりにくい。いくつ採取しなければという決まりはないが、こんな遠くまで来たからには、少しでも多く採取したいし、ヒット植物というか少々珍しいようなのも見つけたいよね。(外来植物がどのぐらいの範囲に分布しているかで、特別珍しいものを見つけるわけでもなさそうですが)


↑メリケントキンソウ。仲間が芝生に手をついたら何かに刺されたと思うほど痛かったらしいが、メリケントキンソの果実のとげが鋭く、素足などで歩くとケガをしそう。写真ではわかりにくいが、花は黄色で肉眼でははっきりしないくらい小さい。昔の植物図鑑には載ってないので(県植物誌にも載ってない)検索で調べてみたら。特定外来種ではないけど、危険なので、増やさないために靴底などについた種を持ち運ばないようにと書かれている所もある。キク科 原産地 南アメリカ

↑離れた場所(車で移動)で見つけた『シマトキンソウ』これにはとげはありません。同じく南アメリカ原産だそうです。

↑↓甲浦港かっては、室戸汽船や、大阪高知特急フェリーなどが寄港していた時代もあったけど、今はひっそりと地元の漁船が数艘?泊めてあるぐらいでした。


↑アカミタンポポの綿毛と、立派なネジバナ←→ツボミオオバコ(オオバコ科オオバコ属 北アメリカ原産)
アカミタンポポも、ツボミオオバコもまだ風の山には見当たらない。

↑アカミタンポポ →比較のために庭の散りかけたタンポポの種を撮影してきました。昨日まできれいな綿毛だったのに・・・
最初、アカミタンポポと言われても、赤いのかどうかようわからなかったけど、比べたら赤いですよね。
アカミタンポポ ヨーロッパ原産で日本全土に帰化していると、県の植物誌に書かれている。

東洋町も人影もあまり見られなかった。どなたかが植えてあったろうショウブ❓アヤメ?荒れた田んぼで、カヤにも負けず花咲かせていたが、近づけず遠くからの撮影。

そんな中で、トンボを何匹か見た。耕作放棄の田んぼなら、農薬を使わないのでトンボには良い環境なのかもしれないと思いながら撮影。
ハラビロトンボ❓昆虫に詳しいHru君に笑われるぐらいの知識もない。

10日遅く帰り、町内の集金出来てなかった2軒を訪ね、やっと全部集金が終わり、翌日の不燃物当番も無事終えてやっと一息。
不燃物当番の話書きたいけど、長くなるので次回に。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2017-05-13 16:52:56
外来植物調査はお疲れ様でした。周りを見れば外来植物ばかりのような気もします。早くもオオキンケイギクが咲き始めました。
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 (多摩NTの住人さんへ)
2017-05-13 21:26:30
こんにちは。
本当に外来植物多いですよね。

10日も、国道沿いに一面オオキンケイギクが咲いている場所を、2か所ぐらい見かけました。

河川敷きや、道端で見かけたら、各土木事務所に相談してくださいとの、プリントを貰っていますが、室戸の方に、あなたたちの領域だからと任せてあります。

ダメだからと簡単に引き抜いて、捨てるわけにもいかないようです。
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お疲れ様 (karina)
2017-05-13 21:42:59
風さん こんばんは~♪

ずいぶん遠くまで観察に行きゆねえ。
私はまだ一つも調査をしていない。
こんな書き込みを見ると焦ってくる。
ぼちぼち重い腰をあげないかん。
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風さん (ohisama)
2017-05-14 09:51:54
車で2時間強、長い道のりでしたね。
甲浦駅も趣がありますね、風雨にさらされたような屋根が貫禄があります。
白いタンポポも驚くのに赤味タンポポというンもあるのですね。
海辺の景色もよいですね。
ノハナショウブのようにも見えるけど、網目模様があればあやめかな。
こんなところで紫色の群生が見られるとほっとしますね。きれいです。
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 (karinaさんへ)
2017-05-14 12:36:49
karinaさんこんにちは♪

ここは私たちの、調査地じゃないけんど、室戸グループは人数がおらんき、なかまにしゆうがです。

遠くからやって、今度は室戸になった。
中芸地区も手伝うてもらいゆうがです。
明日は奈半利の予定です。
外来植物の多い場所というのは、あんまり珍しい花やら綺麗な風景の所にはいかんき、karinaさん達にはもの足らんろうと思うぜ。
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 (ohisamaさんへ)
2017-05-14 12:49:19
結構遠いけんど、海岸線は風景がえいし、ゆっくりいければ、尚えいけんど、目的地に向けてまっしぐらです。

ハクウンボクの写真、アップしようと我が家のも写してあるき、近日中に記事にするきね。

甲浦駅は、私が乗って帰る黒潮鉄道がつながっていくはずやったがです。
計画したときは、阿佐・あさ(阿波と土佐)線になっていたのですが、いつの間にか立ち消え?この甲浦駅もやがてつながると、作ったと思いますが、徳島県側からの列車の最終駅になっています。

田舎には勿体ないとか言われる、道路や線路ですが、そういうことやきいかんと思う私です

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Unknown (kiki)
2017-05-17 18:46:46
四国に行った時 室戸の方にも行きたかったんですが、行けませんでした。
甲浦港は湾になっているんですか・
昔は大きな船など出入りしてたんでしょうね。
外来植物の調査員として、いろんな植物を調べているんですね。
最近は外来植物が多くなっていますね。
ここ寒くなったりして、暖房をつけているんですよ。
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 (kikiさんへ)
2017-05-18 08:23:58
kikiさん、おはようございます。
そうですよね。高知は東西に距離があり、交通の便もあまりよくなく、室戸岬まで足を延ばすとなれば、もう1日欲しくなりますね。

西の足摺岬も素晴らしいですが、馴染みの室戸阿南海岸はいいなあと思う私です。

大阪からのフェリーそしてこの港から足摺岬までの船もあったようです。

調査員というほどのものではなく、ボランティアで参加しています。
それにしても、子どもの頃山奥ではほとんど見なかった外来植物が、この近所の植え込みの中必ず何か外来植物があるという感じです。

寒いです。ホットカーペットまだ片付けてはないですが、スイッチ入れようかどうか迷います(笑)
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