日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

瀬戸内の島 その2

2006-10-10 | 雑記
昨日の続きです。

ずーっと佛教伽藍を見ながら階段を登ってきて、洞窟の地獄めぐりをし、巨大観音像の前に出ました。

その先に、突如として

 真っ白い丘が見えてきます。

2000年に完成した、「未来心の丘」
芸術家・杭谷一東(くえたに かずとう)氏による、大理石の環境アートです

 

 

まだ耕三寺の中ですよ。
なのに、一体どこに迷い込んだのか真っ白の異世界が広がります。

辺り一面真っ白けなので、色が飛んで写真が撮りづらい
周りが明るすぎて携帯の画面も確認できないので、カンで撮影
でも2、3枚目はけっこうイイ感じでした日本に見えないでしょう?

天辺まで登ると、ぐるりと海が見渡せます。

暑い日でしたが、大理石の石に座るとひんやりとして気持ちいい
景色もいいし、時折いい風も吹く
秋なので空も高くてキレイ
小一時間、景色を眺めてまったりと過ごしました。


さて、お寺の出口まで下りていく時、つい登ってきた時と同じ中央の階段を通りがちですが、右手の方には、こじんまりとした池や滝、水上の庵?などもあり、さらに下ると、書院「潮聲閣」があります。
故郷に隠居したお母さんに暮らしてもらうために建てた家で、とにかく細部まで贅を尽くした建物です。
かならず解説してくれる案内の人が付きます。
紫檀の廊下とか屋久杉の天井板とか花鳥の天井画とか、調度品も何もかも、目もくらむばかり。

さらに山門を出て右に行くと、収蔵品の展示をしている博物館もあります。
同じチケットで入れます。これまた意外に?重文などの立派な仏像や仏画などのお宝があったりします。
とまあ、この耕三寺、親孝行にもほどがあると驚嘆できることうけあいですよ。


耕三寺を出ると、目の前に人気のジェラートショップ「ドルチェ」があるので、そこでおやつ
瀬戸田の名産の柑橘類や、伯方の塩のジェラートが食べられます
今日は柑橘類は「レモン」「デコポン」「はるか」(だったかな)がありました。

 はるか

舌触りはさっぱりとしたシャーベット風。
酸味の少ない、やわらかい甘みで美味しかったです
楽天の通販でも人気のお店だそうですよ


そのあと、帰りの船まで1時間少々あったので、レンタサイクルを借りて「サンセットビーチ」に行ってみました。
チャリをこいで20分、引潮で砂浜が広い

 
中央に、「ひょっこりひょうたん島」が見えますよ

ゆっくりサンセットを見たいけれど、チャリの返却時間&船の時間が迫ってる
20分ほど波とたわむれ、また引き返す

ギリギリセーフで船に乗れました。
残念ながら、帰りは後ろにチャリがたくさん積まれたので、船外に座れず、残念。
でも外に立って景色を見ていたら、きれいな夕焼けが





島で「命の洗濯」(古い?)しまくった1日でした
生口島はいいですよ~
皆さんも尾道まで来ることがあったら、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする