4月も5月もあっという間に過ぎました。まもなく6月に突入、1年も半年が経とうとしています。
信じられない!
1月の初め頃足を骨折して、いまだにリハビリを続けていて、ようやく歩くのに支障がなくなってきましたが、まだ15分以上歩くと痛みがあるし、美術館とか行きたいところにもなかなか気軽には行けません。
GWの終わりに3連休がとれ(土日祝関係ない仕事をしています)、3日続けて出かけたら(映画、買い物、映画)、足の痛みが酷くなって、3週間ほど経ってやっと痛みが落ち着いてきました。
もっと早く回復すると思っていたのに、半年近く経ってこの状態。年齢のせいで回復力が落ちているのだろうな。凹みます。
あと、ブログの引っ越しもしないとな。いただいたコメントが残せるので、はてなになりそうです。
今PCは使ってなくて、スマホ一本でやってるんだけど、スマホだけでうまく移行できるのだろうか。
ちょっと心配。
4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1726
ナイス数:99営繕かるかや怪異譚 (愛蔵版コミックス)
★4 好きな小説が漫画化してた。
《営繕屋・尾端は、家に起きる怪異を、祓ったり鎮めたりするのではなく、修繕や手直しで解決する。開かずの間の襖が開いてしまう家、屋根裏に何かいる家、雨の日に喪服を着た女が歩く路地、娘だけが痩せこけた老爺を見る家、祠を壊したら何かが徘徊するようになった庭、突然シャッターが降り閉じ込められる車庫》
絵も綺麗だし原作に忠実。建築士に設計図(巻末に掲載)を作ってもらって作画したという力の入れようで、満足度の高いコミカライズ。
尾端がイメージより若すぎる気がするけど(原作の装画から連想して蟲師のギンコみたいなイメージだった^^;)、だんだん馴染んだ。続きも漫画化して欲しいな。
読了日:04月03日 著者:加藤 和恵
違国日記 全11巻セット
★4 《少女小説家の高代槙生は、事故死した姉夫婦の葬式で遺児の朝が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした》
人見知りで理屈っぽく、同じ空間に人がいることに耐えられない槙生に共感。朝は対照的に人懐こく寂しがり。中学卒業間際から高校を卒業するまでの多感な3年間、両親が自分を愛していたのか、自分は何者なのか、将来何がしたいか、様々なことに揺らぐ朝の問いに対し、槙生は“自分の主観”として考えを伝えはするが、決して安易な耳触りのいい言葉は与えない。 朝に限らず、槙生は「違う人間だから、感じ方も違う」と一線を引く。朝にはまだ理解できなくて、時に衝突することも。高圧的に“普通”の価値観を押し付ける姉を嫌っていた槙生は、無自覚に姉とよく似た言動をすることがある朝と向き合うのは、しんどかっただろうな。朝も、欲しい言葉を貰えないのは寂しかっただろう。砂漠に水を与えられることはなく、常に乾きを覚えていた。槙生の言葉は、その場限りの一瞬の喉の潤いではなく、水のない砂漠を生き抜く強さに通じるものかもしれない。
読了日:04月10日 著者:ヤマシタ トモコ
合コンに行ったら女がいなかった話(9) (ガンガンコミックスONLINE)
★4 記録漏れのため最新刊で登録。《大学生の常盤、萩、浅葱は、同級生の蘇芳さんに誘われて合コンへ。そこで待っていたのは、イケメン3人組?!》
周りがザワつくほど人目を引くイケメン達の正体は、男装バーで働く女子(蘇芳、藤、琥珀)。仲良くなった6人はイベントを楽しんだりと賑やかな日々を過ごす。王子様系イケメンキャラの蘇芳さんは常盤君に片想い。わりとグイグイ行くけど常盤君はかなり鈍感。クール系イケメンキャラで腐女子の藤さんはワンコ系の浅葱君とまるで主従関係。俺様キャラを無理して演じる琥珀ちゃんに萩君は夢中に。 →三者三様の関係性やボケツッコミのノリが面白い。まだ蘇芳さんと萩君以外は無自覚で、カップルが成立したら終わっちゃうような気もする。
読了日:04月15日 著者:蒼川なな
猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続
★3.5 語り手の話3話はどれも面白かった。猫の話は泣いた。河童も健気。山犬の山桃はかっこ可愛い。妖の生き物に癒された/三島屋では伊一郎の恋愛騒動に振り回されていて、正直イライラした。切れ者の好男子として描かれてきた伊一郎が、美人だけどそれほど魅力的とは思えない娘(会えない間に別の男に浮気して妊娠まで!)と恋に落ち、すったもんだした挙句、 恋敵に刺されて生死の境を彷徨う。なんとも俗っぽい。そんなキャラ?その兄の命を助けるため、謎の男と寿命の取引をしてしまう富次郎という展開に仰天した。どうなるんだこれ。
《猫だらけの屋敷で暮らした祖母おぶんは、猫に話しかけられ、猫の刻や猫神様について聞く。仲の良かったシマっことの絆、つらい別れ『猫の刻参り』/村を盗賊の襲撃から守った土地のヌシの河童、三平太様の話『甲羅の伊達』/村の火災から逃れた先で迷い込んだ御殿(迷い家)で、包丁人として過ごした母娘の話『百本包丁』/富次郎の話ー命の取引き》
読了日:04月22日 著者:宮部 みゆきかわいすぎる人よ! 3 (ハルタコミックス)
★3.5 メイちゃんは2年生に進級。子供時代はあっという間、という言葉にしんみりするおじさん。/誕生日プレゼントに男3人(イケメン)が悩みまくるの可愛い/新しい担任の先生は新任の真面目で優しそうな女性。おじさんのイケメンっぷりにのぼせてるけど、恋愛に発展することはない…よね?/母の日にモヤモヤするメイちゃん。おじさんも母の日にはトラウマが…。息子だけ可愛がる母親、わりといる。立派な毒親。真っ直ぐ育ったお姉さんは凄い。いい母の日になって良かった/ メイちゃんと仲のいい伊藤君に嫉妬する葉山君。でも伊藤君もめっちゃ良いやつだった/メイちゃんと仲良くなりたい瀬川さん。さやかちゃんがいい仕事するなぁ。みんな良い子だ。/カフェバーの流星や編集者の青木さんもどんどん仲良くなってる。みんなでサプライズパーティーしたりして、楽しそう。メイちゃん愛されてるなぁ。
読了日:04月27日 著者:綿野 マイコ
見るからに怪しい二人 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
★3.5 今回も面白かった。長髪君のお姉ちゃんの出番が多かったなぁ。当たる占い師(良心的)でおっとりした天然でおっちょこちょいで厳つい旦那さんがいるって、情報量多すぎ笑/短髪君が苦労性で応援したくなる。長髪君が昼前に起きてたった2時間バイトしてダラダラ過ごして20時過ぎには寝落ちしてる一方、短髪君は早起きして妹の面倒見て家事してバイトで深夜まで働いて1日3回職質を受けていた。なんだか不憫…。いかつい見た目になった理由もええっ?!って感じ。まあ今が楽しそうだからいいんだけど。もう少し良い思いをしてほしいな。
読了日:04月29日 著者:鬼澤 馬勇本なら売るほど 2 (ハルタコミックス)
★4 古本屋「十月堂」と本を介して繋がる人々のドラマ。たまたま通りかかって入った店が「いい店」だった時、いい本に出会えた時の浮き立つ気分と、それを語り合える人との出会い。店主と中野さんの同志としての語らいが良かった。/「読み終わるまで絶対に死ねないくらい、長くて面白い本をください」と言う初見の客。『カダラの豚』全3巻を購入し、最終巻だけを「必ず取りに来るから預かって」と置いていく。なんとなく察しはついたけど、担当医の先生も絡んで、重いテーマながら明るく終わった/→不良在庫となっていた通称『諸橋大漢和』13巻セットをめぐる話。欲しい人の所に迎えられて良かった。運命だねぇ/行き詰まりを感じていた漫画家・人見は古本屋で手に取った『一九三四年冬−乱歩』の世界観に導かれるようにふらりと「丘の上ホテル」へ投宿。突発的な非日常感を感じる行動、リフレッシュにいいのかもな。私は緊張して満喫できる気がしないけど笑 【鷹の目を持つ男/生ける人々の輪舞曲/本の海の漂流者/丘の上ホテル(前・後編)/雲隠】
読了日:04月30日 著者:児島 青
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