日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

地震? ■Twitter,5/30

2015-05-31 | Twitter
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4月に読んだ本(前半)

2015-05-17 | 本と漫画の話

4月は図書館で時間があって絵本を何冊か読んだので、数はそこそこ行きました。
おススメは、『島いぬ』と『オレときいろ』(後半に記録) です。


 2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2204ページ
ナイス数:318ナイス

島いぬ え!? 私って犬だったの?島いぬ え!? 私って犬だったの?
★4 瀬戸内海しまなみ海道にある伯方島の一家のもとにやってきた、ジャックラッセルテリアの女の子アロ。アロと子供達の島暮らしを収めた写真集。海や山、自然たっぷりの島でのびのびと躍動する犬と子供達の笑顔が眩しい。お父さんが撮っているから、みんな自然な最高の笑顔。後半はお友達犬や弟分も登場し、犬同士のショットなどもこれまたかわいい。こんな暮らし方も素敵だなと憧れてしまう。こんな風に子供時代に戻って、海や山で日が暮れるまで遊び回れたらなぁ。
読了日:4月3日 著者:阿部高嗣
 
孤食ロボット 2 (ヤングジャンプコミックス)
孤食ロボット 2 (ヤングジャンプコミックス)
★3.5 一人暮らしのご主人の食事をサポートする小さなかわいい(と言ってもキャラクターは色々)アンドロイドとの交流。アンドロイドとのやりとりを通じて、ご主人の人生に色々変化が。新しい組み合わせの話と、再登場の人達も。希巳さんとそのロボット君は、初回のキャラだから思い入れもあるし、希巳さんが男前だから、ちょくちょく出てくれて嬉しい。出てくる自炊ご飯が美味しそうでお腹空いちゃうなぁ。パスタの乳化は知らなかった。やってみたいけど、読んだ限りでは難易度高いのだろうか。
読了日:4月6日 著者:岩岡ヒサエ
  
くるねこ 15
くるねこ 15
★3.5 新入り2匹のビジュアルが成長途中で変化して、もっさりしちゃったけど、写真では美猫さんじゃないですか!キャラクターのイメージなんだろうけど、もう少し可愛く描いてあげてよー(笑)。愚連隊は相変わらずの様子で微笑ましい。お引越し編では、胡てつ君と似た性格の子がいたから、心配だったの分かるなぁ。男の子だからか、極限越えると猛獣化するところは違うけど。心配が杞憂に終わって良かった。良かったね胡てつ君。
読了日:4月6日 著者:くるねこ大和
 
光の旅 かげの旅 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
光の旅 かげの旅 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
★3.5 切り絵のような白黒の世界、明け方家を出て街へのドライブ。日が暮れ始めたら家路へつき、夜には帰宅。最後のページで本をひっくり返すと、白黒の世界が逆転し、往路と帰路で違った景色が見える。本の仕掛けは最初から見えているので、大人の目だと「ひっくり返すとこうなるんだろうな」とある程度分かってしまうけど、それでも実際逆さまに見ると新鮮で、なかなか楽しかった。
読了日:4月13日 著者:アン・ジョナス
 
子連れ同心 (IKKI COMIX)
子連れ同心 (IKKI COMIX)
★4 『さらい屋五葉』に出てきた同心・伊織の幼少期の話。伊織(幼名巳太郎)はへの字口で、逆にお父さん・伊織はいつもVの字口(笑)。その他のパーツはそっくり。八木様の先代(義父)も登場し、基本笑顔の父伊織に「ヘラヘラするな!」と怒っている(でもいい人)。大きな事件が起きるでもなく、江戸の四季の風物詩とともに、父子の暮らしが描かれている。このゆるい感じが良かった。
読了日:4月13日 著者:オノナツメ
 
おかしな猫がご案内 お江戸はニャンとこうだった
おかしな猫がご案内 お江戸はニャンとこうだった
★3 現代に生き辛さを感じている主人公や周囲の人が、タイムトラベルのツアコン(猫)の猫田の人違いで、江戸時代に送られる。当時の暮らしを垣間見て、大変なのは今も昔も一緒、と気付く。
仕事や恋愛に関する章が多かったのは、自分で選択して生きていかなければならない現代と、生まれでほぼ決まってしまうことが多い江戸時代の対比がしやすいからかな。確かに、職業選択や自由恋愛が当たり前の現代だと窮屈でしんどい、いっそ周囲が勝手にお膳立てしてくれる昔の方が気が楽、というのはちょっと気持ちが分かる。
江戸時代でも、家業や決められた相手が嫌で逃げる人はいたし、自分で選んで自分に責任とれる人は今が、与えられたものを受け入れる事に抵抗がない人は昔が楽かもしれない。
それはそうと、江戸時代好きだし作者さんも好きだけど、こういう本より、やっぱり県民性漫画の方が好きです(笑)。

読了日:4月13日 著者:もぐら
 
鬼灯の冷徹(16) (モーニング KC)
鬼灯の冷徹(16) (モーニング KC)
★4 《アイスが食べたい八大地獄の面々と、カレーが食べたい八寒地獄の春一、マキの魔女っ娘役作りのために本物の魔女召還、白澤の壊滅的ファッションセンス、新年会あれこれ、ザ・ムツゴロウさん初江王、地獄の鳥達、座敷童子に笑顔を、辛子さんに取材、リリスとベルゼブブを秋葉原に案内》
白澤の服はもっと見たい、弄りたい。初江庁は動物好きのパラダイス。鬼灯も何かと理由をつけて通ってそう(笑)。チベットスナギツネは思わず検索して吹いた(爆)。努力家のルリオさん、何気に家来3匹の中で一番好き。

読了日:4月13日 著者:江口夏実 





 →後半へ続く

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4月に読んだ本(後半)

2015-05-17 | 本と漫画の話

後半です。『オレときいろ』おススメ!


オレときいろオレときいろ
★4 図書館の新着本で発見。黄色い天道虫を見つけた青い猫、捕まえようとしたら…。
色彩が大爆発、黄色の大洪水!!やんちゃそうな猫が黄色に翻弄される。もうハチャメチャで何が何やら、という感じなんだけど、そこは猫だから、何が起きてもなんとなく飄々として全く焦ってない風に見えるところも面白い。ダイナミックで、見ようによってはぐちゃぐちゃに見えるミロコマチコさんの絵だけど、不思議と魅了される。途中ヘトヘトになった猫など何とも可愛いくて、終始ニヤニヤと楽しんで読んだ。
読了日:4月13日 著者:ミロコマチコ
 
ルリユールおじさん
ルリユールおじさん
★3.5 有名な絵本だけど、表紙とタイトルのイメージで、何となく「ルリユールおじさん」が死んでしまうようなウェットな話なんだろうと思って敬遠していた。最近どうやらそれは勘違いで製本職人の話らしいと知り、やっと読んだ。
大事な図鑑がボロボロになってしまったソフィーは、「ルリユールのところに行ってごらん」と言われ、職人のおじさんに修復してもらう。「ルリユール」は名前じゃなくて、製本職人の事だったのか。おじさんの手仕事の描写には引き込まれた。でもソフィーの奔放さが気になってちょっと気が散った。
読了日:4月13日 著者:いせひでこ
 
ルッキオとフリフリ おおきなスイカ (講談社の創作絵本)
ルッキオとフリフリ おおきなスイカ (講談社の創作絵本)
★3.5 《大きなお屋敷に“就職”して赤いマグロのお刺身を食べるのが夢な、ルッキオとフリフリ。現実はボロ家で常にお腹を空かせている。ある日庭に大きなスイカがなり、これを売ってマグロを買おうと張り切る二匹だが…》
結果オーライで良かったけど、何だか悲愴感が拭えなくて気の毒…。リアルな猫の描写自体は好きだけど、ファンタジーなのに現実感を漂わせてしまうので、この絵面なら、もっと思い切り非現実的に振り切れた話か、ほのぼのとハッピーな話にしてほしかったな…。
読了日:4月13日 著者:庄野ナホコ
 
くるくるかわるねこのひげ
くるくるかわるねこのひげ
★3.5 《ヒゲが伸びて動いて何でもできちゃう不思議な猫。女の子と仲良しになるけど、ある日捕まってサーカスへ…》
ヒゲがどんどんいろんなものに変化するビジュアルを楽しむ、ポップでシュールな絵本。
読了日:4月13日 著者:ビルシャルメッツ
 
たいくつなトラ (ランドセルブックス)
たいくつなトラ (ランドセルブックス)
★3.5 《おもちゃ屋のショーウィンドウに飾られた大きなぬいぐるみのトラ。退屈を持て余していると、小さな子猫が「おじさんみたいなトラになりたい」と弟子入り志願。からかい半分、いろんな「修行」をさせるうち、子猫の事が気になりだして…》
文章多めで、絵本と児童書の中間といった感じ。捨て猫らしい子猫の様子が、可愛いやら心配やらで、トラと同じように感情移入。挿絵がかわいいけど、ちょっと中途半端に漫画っぽいところもあって、個人的にはもう少し現実的な描写が良かったな。
読了日:4月13日 著者:しまむらゆうこ
 
MOE (モエ) 2015年 03月号 [特集:エドワード・ゴーリー]
MOE (モエ) 2015年 03月号 [特集:エドワード・ゴーリー]
★4 ゴーリー特集。ミステリマガジンの特集と比べると、カラー図版やイラストたっぷりで内容も平易。両方読むと、ゴーリーを大分理解できた気になる。もっとどんどん邦訳版が出ないかなぁ。
MOEは久しぶりに読んだけど、その他のページもなかなか面白かった。偶然にも?猫絵本のミニ特集もあったし。手づくり作家さん紹介ページで見つけた、ビーズの「道路にいるセミ(セミファイナル)」には不意打ちで笑ってしまった。他の作品も「それをビーズアクセサリーにするかw」というようなものばかりで、味なセンスです(笑)。
読了日:4月14日 著者:
 
3こわい話 (小学生までに読んでおきたい文学)
3こわい話 (小学生までに読んでおきたい文学)
★3.5 「小学生までに」という括りに侮っていたけど、硬い文章だし(注釈はページ下にたくさん入っている)、結末は想像に委ねられるような渋めの話が多かった。ジワジワと不安感や恐怖が襲ってくる、『女主人』『園芸上手』『爪』『なにかが起こった』あたりが好み。『牡丹燈記』は、知ってる怪談『牡丹灯籠』とは結末が違っていて、元はこんな話なのかと新鮮だった。
【収録リスト】夏目漱石『蛇』、A・ダーレス『淋しい場所』、有島武郎『溺れかけた兄妹』、コストラーニ『水浴』、小松左京『沼』、E・テイラー『蠅取紙』、R・ダール『女主人』、R・クロフト=クック『園芸上手』、アイリッシュ『爪』、三島由紀夫『復讐』、瞿宗吉『牡丹燈記』、ポー『スフィンクス』、ブッツァーティ『なにかが起こった』、ブラックウッド『スミスの滅亡』
読了日:4月20日 著者:
 
カープ坊やフェイスボディバッグBOOK
カープ坊やフェイスボディバッグBOOK
★3.5 付録につられて思わず買ってしまった。ボディバッグは、付録にありがちなナイロン?生地だけど(エコバッグみたいな)、背中に当たる方にはクッションも入ってフカッとしてるし、デザインは可愛いので、応援に行く時は使えそう。冊子は本当にペラペラで清々しいほどに内容ないので(バッグの説明、グッズと応援席の紹介、試合日程、以上。ファンなら周知の情報がほんの数ページ)、バッグを買ったと考えましょう(笑)。
読了日:4月24日 著者:
 
鬼灯の冷徹(17) (モーニング KC)
鬼灯の冷徹(17) (モーニング KC)
★4 《鬼の体色からの色談義、狸トラウマ克服なるか芥子の寺修行、似髻虫に尻ピンチのシロ、浄玻璃鏡と鏡の神秘、職務怠慢・懸衣翁、西洋ホラーハウス見学再び、八寒の氷細工祭、唐瓜と茄子の裁判実習、精進落としと供物あれこれ》
お香さんの男子全員を黙らせるおパンツ発言素敵です。似髻虫にやられたシロには、ちょっと「ほら見たことか」と思ってしまった。ほんともっと懲りた方がいいよ(笑)。懸衣翁は本当にクズだと思います。婚姻届まで持ち出して仕事させようとする鬼灯はまさに仕事の鬼。そういえば白澤の出番ゼロだったな。
読了日:4月26日 著者:江口夏実
 
アラスカ・ワンダホー!  (コミックエッセイの森)
アラスカ・ワンダホー! (コミックエッセイの森)
★3.5 高2から4年間、父の転勤でアラスカに一家4人で住んだ著者のコミックエッセイ。当時著者は学生なので、学校生活についても色々描かれていたところが興味深かった。生徒主導のイベントにクラブ活動、よく映画などで見るプロムのパーティや卒業式など、学生生活も満喫しつつ、家族とあちこち観光に出掛けたり、街のイベントにも参加してみたり、なかなか内容が多岐に渡っていて面白かった。
読了日:4月28日 著者:世鳥アスカ
 
鬼談 (幽BOOKS)
鬼談 (幽BOOKS)
★4 短編集。『○談』シリーズで一番好きかも。他のシリーズは、幻想味が強くて、それこそ幻惑されたり目眩を起こしそうな、ふらふらグラグラと不安定な場所で立っているかのような感覚だったけど、今回は比較的現実感があるというか、シンプルな怪談ぽくて、情景が浮かびやすい感じのものが多かった。とは言え、どれも何が起きたのかハッキリとは分からないままだから、その点不安感は残りそうなものなのに、意外にも読後感は良かった印象。『鬼縁』が特に好き。
読了日:4月28日 著者:京極夏彦

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文庫化 ■Twitter,5/9

2015-05-10 | Twitter

単行本を積んで後回しにしてしまってる間に、文庫本が出ることを知る。地味にショック。早く読めよ、って話なんだけども。 →bookmeter.com/post/13/122882… #bookmeter


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